JKC訓練試験受けて来ました！

今日は徳島県までＪＫＣの公開訓練試験を受けに行ってきました。
訓練競技会、フライボール、アジリティが2日間に渡って行われる四国ブロックの大きな大会で、四国・近畿圏から本当にたくさんワンコが参加していました。

大小合わせてリンクは13面！みなさんそれぞれの真剣に取り組んでいました。


ＫＯＮＡと私が受けたのは公開訓練試験（訓練競技会とは別）のCD1とCD2。
ダブル受験なので、試験科目は以下の通りです。

＜規定科目＞
1.紐付脚足行進
　リード付きでコの字型の30mコースをついて歩く。往路は常歩、復路は速歩。
2.紐無し脚足行進
　リード無しでコの字型の30mコースをついて歩く。往路は常歩、復路は速歩。
3.停座及び招呼
　犬を横につかせて座らせ、待たせた状態で犬の10m前方で対面し、審査員の指示により犬を呼ぶ。
　犬はハンドラーの直前で一旦対面停座し、その後横につかせて座らせる。
4.伏臥（フセ）
　犬を横につかせて座らせ、審査員の指示によりフセを命じ3秒経過後再び座らせる。
5.立止（スタンド）
　4と同様に「スタンド」を命じる。
6.常歩行進中の伏臥
　犬を横につけた状態から常歩脚足行進。5ｍの地点でハンドラーは歩度を変えずに犬にフセを命じ、
　10m行進後まわれ右で犬と対面する。
　3秒経過後審査員の指示により犬の元へ戻り、横につけて終わらせる。
7.常歩行進中の停座
　6と同様に「スワレ」を命じる。

ここでビデオを・・・と言いたいとこですが、残念ながらありません
今日は一人でＫＯＮＡとＬＡＮＩを連れて行っていたので、ミニ3脚を買いセルフで撮影したのですが、帰って来てPCに落とす際に誤って写真もビデオも削除してしまいました（またやってしもーた）今日こそビデオだけの短いブログにしようと思ったのに・・・。

ビデオの代わりに見にくいですが成績表を公開します。


1、2の脚足行進で「ハナレ」と書いてありますが、これは復路の速歩で遅れたから。また7.常歩行進中の停座で大きく減点されてるのは、「スワレ」のコマンドで伏せてしまいもう一度「スワレ」と言ったからです。
その他、リードを右肩にかけたら、犬の方にナスカンを垂らすと競技会では減点です。左肩にかけ直してくださいなど、いろいろ注意されました。


＜自由選択科目＞
私とＫＯＮＡは、得意または確実な「お回り（右回り）」「だっこ」「お手」を選択しました。

こちらはこんな感じ


これは自分で採点表に書いて申告します。「右回り」の横に「？」マークがあるのは、正式には右回りは「お回り（右回り）」らしく、通じなかったからです。


＜結果＞
一応、CD1＆CD2とも合格しました

CD1は優、CD2は特良の評価でした



＜今回の振り返り＞
点数だけ見ると良さげですが、これは競技会より採点が甘いからで、実はいろいろありました。
今回は受験を決めてから時間が結構あったので、随分前に課目の内容はこなせる様になっていました。（ハンドラーの動きなど細かいところは間違ってましたが。）
ＬＡＮＩが来たこともあり集中的な練習はせず、毎日ちょこっとずつ朝のお散歩の時に練習することで精度も上げれていたし、OPDESの時よりは自信があったんです。

リンクに入る前に新しいボールを使って集中させ、ノリノリでリンクに入ったのですが、その時遠くで「パーン！」という音が・・・
ＫＯＮＡは鉄砲や花火に似た音はダメなので、遠い目になり「帰りたい、ハウスに入りたい」モードで、ものすごくテンションが下がってしまいました

音が遠かったのでパニックまでは起こさなかったのですが、言ってみれば『女友達と出かけている時に偶然旦那の浮気現場を目撃し、それ以降気になって話に身が入らない人。』
「ねぇ、ねぇコマンド聞こえてる？」みたいに反応がすごく悪かったんです。
復路で掛け足をするところや、「コイ」からのダッシュなどは特に遅れ気味だったのですが、それでも規定課目はガス抜きでなんとかテンションを上げ、遠い目をしながらも耐えて頑張ってくれました。

問題は自由課目。自由課目を始める時にまた「パーン！」という音が聞こえ、「マワレ」と言うとまわると見せかけて帰ろうとしたり、「お手」と言うと、左足を上げたまま固まってしまったり、まともにできたのはピョンっと飛び乗る「ダッコ」だけでした。ツケと言っても付いた直後、また逃げ出そうとしたり・・・。

審査員「逃げ出そうとしてるからリード付けてください。集中力がきれましたね。」
私「パーン！という音が恐くて、ハウスに帰りたいんだと思います。」
審査員「確かに今日はその音がなってますね。なるほど。」
私「ちゃんと出来なくてごめんなさい。」
審査員「気になる所はいろいろありますが、競技会ほど採点は厳しくありません。昼過ぎには結果が出ますから、後で本部で点数を確認してください。ところで、耳は寝かせる努力はしなかったのですか？」
私「え？耳？そうですね、小さい時から立ち気味で・・・。」
審査員「寝かせるマッサージ(?)とかすれば良かったですね。」
私「はぁ・・・。」

だってショーとかスタンダードとか興味ないし、今や耳が立ってるのがＫＯＮＡって感じですごく気に入ってるんだもん。
ジャックは確か「耳は垂れ耳、またはボタン耳」がスタンダードとされています。さすがJKCの人だけに気になったのでしょうね。しかも話の流れから言って、この耳が音を拾い過ぎると思われたかも。

わざわざ得意なものを選択している自由課目がボロボロだったので、CD2はダメかなと思いましたが、甘い採点に助けられました。
あ～、本番って何があるか本当に分からない。今回は音に敏感な犬にしてしまった自分の責任を痛く感じる受験でした。



ＫＯＮＡへ
今日は楽しい受験にならなくてごめんね。でも辛い中、本当によく頑張ってくれてありがとう！これからも一緒に頑張ろうね♪

ＬＡＮＩへ
今日はたくさんの人に触ってもらい、たくさんのワンちゃんと挨拶できてよかったね。お兄ちゃんの付添、ありがとう♪