*、ζ,oりωσひ`⊂りT=〃ちをめ±〃す日記*

ぼくらは万有のうちへと旅する夢を見る。ところで万有とはぼくらのうちにあるのではないだろうか。

『私の秘密の花』

2005-04-17 16:46:22 | 映画メモ
私の秘密の花』☆☆☆☆

公開:"LA FLOR DE MI SECRETO"(1996/スペイン)
監督:ペドロ・アルモドバル
製作:エステル・ガルシア
製作総指揮:アウグスティン・アルモドバル
脚本:ペドロ・アルモドバル
撮影:アフォンソ・ビアト
音楽:アルベルト・イグレシアス

主演:マリサ・パルデス、フアン・エチャノベ、カルメン・エリアス
   ロッシ・デ・パルマ、チュス・ランプレアベ、
   ホアキン・コルテス、マヌエラ・ヴァルガス 他


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マドリードに住むレオ(M.パルデス)は、周囲に内緒でアマンダ・グリスという
ベストセラー作家として活躍していた。
しかし実生活は軍人である夫とうまくいかず、彼がたまに帰宅しても
ぶつかるばかり。
寂しさや不安で取り乱す彼女を見て、心理カウンセラーの友人ベティ(C.エリアス)は
新聞編集者のアンヘル(J.エチャノベ)を紹介する。

アンヘルはレオに一目惚れし、早速執筆を依頼。
彼女の文芸批評は順調に新聞に掲載されるが、一方アマンダ・グリスとしての
執筆は不調で、出版社からは契約違反だと叱責される。

更に休暇で久しぶりに帰ってきた夫とも喧嘩別れし、絶望的な気分で
睡眠薬を飲んでしまう。
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この作品、評価は低いみたいだけど結構好きです。
なんとなく『オール・アバウト・マイ・マザー』の布石みたいな
印象を受ける作品。
前半の臓器移植の話とか。
あとフラメンコの有名な踊り手さんが役者として出演してますが
そこらへん『トーク・トゥー・ハー』に通じるものもあり。
上記2作品はあまり好きじゃないんだけど。

話としてはそんなに面白いものではないんだけど
中年女性の疎外感というか切なさがひしひし感じられます。
仕事も夫ともうまくいかず、母と妹も喧嘩ばかり。
信頼していた友人にも裏切られ・・・と散々だけど、

忠実な家政婦と不良息子が実はすごい踊り手だったりとか、
アンヘルがめっちゃいい人だったりとかw
救いはいくつかあるんです。
派手さがない分、かなり共感できるかも。

初期のアルモドバル節を引きずってる最後の作品、かな。
かなりマイナーではあるけど、彼が好きなら一見の価値は
絶対にあるはず。

しかしあのお母さんには参ります。
あんな人と一緒に住んでたら発狂するかもw
でも鈴なし牛の話は泣けます。

ところで彼の作品、オープニングのクレジットっていうの?
出演者の名前とかちょこちょこ出てくる画面が
いつもとってもおしゃれで素敵なので注目してます。
センスいいよね。

政治とか宗教とかよくわからないものたち。

2005-04-17 13:27:53 | 日記とか
@13:16⇒
今日はいい天気ですね。
外見てないので分からないけど、たぶんいい天気なのでしょう

反日デモの話題が続いてますが、あれはどーなのかな。
さっきからダライ・ラマの日本サイト見てたんだけど
(来日してたんだねー。講演行きたかったなあ。)
チベットにあれだけのことしておいて「日本は侵略戦争を認めない」って
中国もかなり強気だよねw

まあ、あたしも歴史には全く明るくない人なのでw
迂闊にものを言うことはできませんが。

中国出身の友達が何人かいるので、とても残念なことです。

@22:34⇒
今日一日何をしてたかといえば
図書館に行ったらお休みで、しかもそれが
第三日曜は休館っていう稀な日でした。
最近こういうのによく当たるのー

あとは日用品の買い物をして、少し歩いて
帰って映画を1.5本見たくらいです。
もー眠いや。

明日からまた会社。
誰か活力くだちゃい・・・