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やるぞ!30代で貯金1000万円!30歳からの「お金の」哲学

2009年1月現在貯金額100万円である自分が、さらに貯金をふやそうと日々孤立奮闘するさまを記録する(予定の)日記です。

女性とのつきあい方がよくわからないウブな男のひとりごと

2010-09-03 22:53:46 | 恋愛秘話
・・・明日仕事のあと、何人かの女の子と飲みに行くことになりました。はぁぁぁ、憂鬱だ・・・。

・・・男同士の飲み会のほうが全然気が楽ですよね。。。仕事の愚痴や下ネタなんかで簡単に盛り上がれるから。でもそこに女性がいるとなると、なかなか愚痴や下ネタを話すわけにもいきませんし。話題を慎重に選ばなくてはならないし、それに先方の話を、たとえ自分がわからなくてもじっくりと聞く必要もあります。

正直、女性との生の会話、わりとニガテです^^; 若い女性を前にして、政治や経済や哲学やクルマの話なんかしてごらんなさい。あっという間にドン引きされること、うけあいです。その場の空気がシラけること、うけあいです。・・・かといって女性が興味のありそうな話題といえば、流行のファッション、あるいはテレビドラマ、あるいはスポーツネタなどですけれど、どれもこれもわたくし、からっきしダメです^^; 

・・・今の時点で考えられる、盛り上がりそうなネタ、何があるかな。。。旅行、音楽、お笑い、このあたりなら私でもなんとかできるかな・・・そうだ、話のタネに、旅行した時の写真なんか持って行ってみようかな・・・それも日本じゃなくて若いころ行きまくった外国旅行の写真なんかどうでしょう。。。こういう小ネタがあれば、なんとか話をつなげることができるかも。。。

・・・さて、未だに女性が不得手なワタクシですが、若いころはもっとひどくて。。。20歳くらいのころ、個人的に恋愛の師匠とあがめていたのは、渡辺淳一という作家でした。『反常識講座』という本が家にあって読んでみると、曰く、恋愛をするにはプライドを捨てて軽薄になって女性に声をかけまくれ、とか、フラれることを気にするな、などといった、ほんとうかいな? という内容でした。しかしまあ好きになったなら好きになったことを言葉で伝えないと相手には伝わらない、というような文章には、今思うと当たり前なんですけれども、当時は心を動かされたものです。

・・・私は根がアホなものですから、とりあえず渡辺淳一先生が『反常識講座』の中でおっしゃっていたことを、何も考えずにそのまま実行してみたのです。大学ともなれば男も女もたくさんいるわけで、しかも私が所属していたのが人文学部というところです。男ばかりの理工系と違って、むしろ女性の数のほうが多い学部です。なのでニガテとはいいながらも女性と知り合う機会はわりとありました。そのような新しく知り合った女性たちに対して、ためしに、かたっぱしから「好きです。つきあってください」と言い続けてみたわけです。

・・・反応は、100%玉砕でしたけれど。。。まあ当たり前といえばこれまた当たり前なのかも。そんなことを言われた女性にしてみたら、どうして顔見知り程度でしかないこんな男にそんなことを言われなきゃならないの? 超キモイ! と思うのが当然でしょうね^^; 今思い出しても顔から炎が吹き出しそうなほど恥ずかしい経験なのですけれどね^^; これこそバカのひとつ覚えの好例でしょう^^; しかしまぁ、渡辺先生の言葉通りに行動してみたことで、なんか自分にクソ度胸がついたような変な気持ちになりましたけれども^^; 女性に対して物怖じをしない気持ちというものがほんの少しながら身についたような気が・・・^^; とはいえ、女性との接点があまりない生活を何年も続けていると、再び女性というものがよくわからなくなって、また最初のニガテな私に戻ってしまっているような、今はそんな感じでございます^^; ともあれ、昔のようなムチャはちょっとできませんけれど・・・^^;

・・・まっ、とりあえず明日は、憂鬱な気持ちをグッと心にしまって、とりあえず場を楽しくすることにしてみよっと(^-^)

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友達でいましょう・・・

2010-05-04 22:39:56 | 恋愛秘話
ありゃりゃ(汗)

昨日は泥酔しながら終電に乗ってケータイでブログ書いていたのですが^^;

ケータイ絵文字はブログ本文に反映されないみたいですね^^;

いつものメールのノリで投稿するのはマズイみたいです^^;

コメント欄だと絵文字反映されるのになぜ?

まぁいいや。。。

メールといえば、元カノからのメールで面白いのがあったので、紹介しちゃいましょう。。。以下のメールは、私があんまり熱心に彼女に対して返事を出さないことに対する、彼女の怒りのこもったメールです^^; このメールが来る背景には、元カノのメールに対して私がそっけない返事をしたことで、私に言いがかりをつけてきたことがありまして、それに対して私が「なんだかいやにつっかかってくるけどどうしたの」とメールしたのに対する返事が以下のメールです。

突っ掛かってる訳ぢゃないけど、普通に話しとかしてもあまり本音を話してない気がするから

する事になったきっかけは年賀状からで
くるなんて思わなかったから、感激したけど
だからって私が何か話しを振らなきゃそれに対して学校の先生みたいな回答しか来なくてもっとフランクにしたりしたかっただけです。それがいつも構えてるみたいな感じがするから・・・


・・・女性のカンというのはとても鋭いようです。。。私が本音で話していないことが彼女には見抜かれていたようです。おまけに「学校の先生みたいな回答しか来なくて」というところが、グサッと来ました 彼女は単に私とフランクに話がしたいだけ、言うなれば友達になりたいだけ、ということだったようです。そこを私がまた交際を迫られるんじゃないか、と身構えていただけみたいです^^; 

私ももっと気軽にすればよかったみたい。。。普通に友達になれれば、彼女としては満足だったんですね。。。反省。。。(^-^;)

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恋愛に興味はないが、結婚には興味がある。

2010-04-27 21:40:08 | 恋愛秘話
私が将来もっとも恐れていることは、時代の変化のスピードについてゆけずに、この社会でただ一人、ぽつんと取り残されてしまうことでしょう。。。

たとえば職場に、50代半ば、勤続30年以上のベテラン社員がいるのですが、ベテランなのにご高齢のゆえか、仕事をさくさくと進めることができないし、第一パソコンを扱うことができない。私どもアラサー世代ですと、わりと若いころからテレビゲームやケータイなどの小型の機械になじんでおります。なのでパソコンを扱うことに関してはそんなに苦労は感じていません。私どもの世代にとっては、パソコンなんて日常の必須のアイテムと言ってもいいでしょう。(とはいっても私は周囲の同年代の同僚と比べるとパソコンいじりが苦手なのですが^^;)

・・・現在50歳以上になる先輩たちだって、20年くらい前は今の私と同年齢だったわけで、当時は彼らも中堅の社員であり、当時の世の中のはやりだった道具は使いこなせていたはず。彼らがたやすく扱えるモノを、彼らのさらに年配者が苦労していたのを見て、こんな簡単なこともできないのかと、嘲笑っていたのでしょう。

だとすれば、私が50代の社員の不器用さを陰で嘲笑っているのと同様、今から20年後にはおそらく私自身が年下の後輩から嘲笑われることになる可能性が大きいわけで。。。それはおそらくしんどいことでしょう。別に年下の人間たちに媚を売るつもりはまったくないけれど、さりとて進化し続ける社会情勢の中で、若い人たちの柔らかな頭脳の助けを借りなくてはいけなくなる状況もおそらく出てくるはず。。。もし今から20年後、あるいは30年後、私の助けとなってくれるような歳の若い人間が私の周囲にいなくなるとすると、それは私が仕事をするにあたっても、あるいはプライベートな日常生活を送るにあたっても、生きることそれ自体がやがては困難をきたすことになるのでは、、、といったような切迫感を最近感じるようになってきました。

・・・私自身が恋愛に対してはあまり興味が持てないながらも、いずれは結婚はしなくてはいけないだろうな、と漠然と考えるのは、上記のような将来の自分の生活に対する、そこはかとない不安感が背景にあります。めまぐるしく変化していく時代の中で自分の生活を守っていくためには、そのめまぐるしい変化に対応できるような若い人間の存在が私の身近に必要となってくるであろうから。そう考えると、自分の子供が存在してくれることが一番いいのではないか、と思います。であるなら、子供を作ることそれ自体が、将来の自分の生活を保障するために、今から生命保険をかけるようなものではないでしょうか。。。

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男女の間の、埋められない深き溝

2010-04-02 22:22:57 | 恋愛秘話
1月4日に話題にした元カノと、今でもメールのやりとりをしています。といっても、毎日のことではなく、せいぜい週に1回か2回くらいのものですけれど。

・・・彼女からはしょっちゅうメールが来るものの、私としてはあまり積極的に返事を出しておりません。返事をするのは彼女からのメール3通のうちの1通くらいでしょうか。・・・だって興味を持てない人間からのメールをもらっても、返事を出そうというモチベーションってあんまり湧かないですよね? 彼女からは彼女自身の仕事の話とか、周囲のたわいもない出来事とかを、よく私に送ってくるわけです。でもまぁ、こうして彼女が私にメールを送ってくるということは、彼女は今でも私に関心があるということなのかもしれません。でも、私にはもう終わったことなのです。。。例えば3月の末からの彼女のメールは以下のようなものでした。

いつも私の話しばかりですが川瀬さんはどんな感じですか?毎日の生活の中で・・・
彼女とかは?車とか乗ってますか?休みは何をしたりしてますか?元気ですか?


・・・このようなメールを見ると、とてもせつなくなりますね。彼女はきっと、私とヨリを戻したいから、こういうメールを送ってくるのかな、と思っていますけど、、けれども、仮にそうだとしても、彼女の願いがかなうことはおそらくないです。とはいえ、無視したりするとまた彼女のことを傷つけてしまいそうだから、とりあえずの返事として以下のようなメールを送りました。

いつも送ってくれて心配してくれてありがとうでも今のところ恋愛には興味が持てなくて病気かなぁ

・・・というわけで、今の私には恋愛を求めていないわけなのです。なんでかなぁ、と過去の恋愛を思い出してみるに、それはきっと、恋愛という行為に対して「楽しい」というよりも「めんどくさい」という思い出のほうが強く記憶に残っているせいなのでしょうね。。。

たとえば彼女が仕事のことで悩んでいることを私に話すとします。私は彼女の悩みをじっくり理解しようとします。そしてその悩みを解決するにはどうすればいいかを考えます。ここまではよい。けれど、その考えたことを彼女に言うことは、どうやら間違った行為だったみたいです。私が彼女に解決のためのアドバイスをしようものなら、とたんに彼女は逆ギレして、急に機嫌が悪くなるのです。あれっ、何か俺、悪いことを言ったかな・・・? 決まって私の頭の中で、はてなマークがものすごい勢いでぐるぐる回り始めるのでした。

・・・後になって気がついたことですが、彼女が私に求めていたことは、ただ彼女の言うことや、彼女が置かれている立場を共感してもらうことなのであって、彼女は自分の悩みを解決してもらうことなど、別に望んではいなかった、という重大な事実でした。

女性は自分が抱えている問題を、解決してもらおうとは思っていない、というのははたして世の女性たちが普遍的に抱いている心情なのでしょうか。。。むろん断言はできませんけれども、もしかしたら、そうなのかもしれない、ということを、あらためて認識させられたメッセージを、今回、ブログを通じて知り合った女性の方から頂くことができました。感謝の念で溢れると共に、自分自身の男としての至らなさを、再び実感することになりました。。。

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恋愛は口に苦し

2010-02-22 23:27:23 | 恋愛秘話
・・・恋愛は麻薬である、という趣旨の記事を昨日書きました。しかし本当にそう言い切れるかと言うことをいろいろ考えていくと、昨日の「恋愛=麻薬説」をさらに発展させることができるかもしれないな、という点に思い当りました。

たとえば仕事で接する同僚たちのことや、友人と遊んでいるときに彼らを観察していて思うことがあります。それは、恋愛や結婚を経験している人たちは、そうでない人たちに比べて、人間としての魅力に満ち溢れているな、ということを感じることです。もちろん必ずしもそうでないケースもあるのですが、全体的にはそういう傾向があるように感じられるんですよね。

このことから推察するに、恋愛を経験することによるメリットとして、自分以外の人間のことをより深く知ることができることにより、人間性に磨きをかけることができる、ということが言えましょう。もちろん、恋愛でなくても、親友と一緒に遊んだり、ダベったりしている中でも、ある程度相手の人となりはわかります。けれども恋愛関係となると、場合によっては親友という関係よりも密接な関係を保つことになるわけです。デートを頻繁に行うなかで、数多くの会話をし、多くの共同作業をし、人によっては同棲するなどして、生活および寝食を共にすることもあります。こうして人は、自分以外の人間が、いったいどのような行動をし、何を考えているのか、などといった、人間という存在の深いところまで、知ることができるようになるのです。もちろん、もともとは赤の他人である以上、100%完全に相手のことを知るということは不可能ではありますが。

たとえ一度でもこういった他者との関係を経験することで、自分自身の人間性に、深さと奥行きがプラスされ、他人の心の痛みとか、揺れ動く心の襞(ひだ)というものを理解し、周囲の人間そのものに対して、寛容な気持ちを持つことができるようになれる、ということが大きなメリットと言うことができるのではないでしょうか。

というわけで今日の結論。恋愛と麻薬の異なる点は、麻薬が単に人間の体を蝕むだけのものであるのに対して、恋愛は人間の精神の成長を促す面があるということです。恋愛とかけて、麻薬ととく、そのこころは、どちらも「依存性」があるから。しかしながら、それは良薬、つまり良質の麻薬である。切れたときに激しい禁断症状が訪れるのは確かであるが、しかしそれがもたらす禁断症状は、今後の自分を成長させるための、避けては通れない痛みなのです。「良薬は口に苦し」とは、昔の人はうまいことを云ったものですな。。。

・・・ここからは私の経験談になりますので、興味のない方は読み飛ばしちゃってください^^ ・・・私にとっては、恋愛を経験したこともまた、哲学に対するひとつの覚醒的な出来事でもありました。すなわち、初めての恋愛の破綻がきっかけとなって、哲学における「主格問題」という難問の存在が実感として理解できた、という経験があります。私は大学生のときに初めて女性との交際を経験したのですが、その交際を経験する以前までは、「主観」とか「客観」という言葉が存在することだけは知識として知ってはいたのですが、それらの言葉が意味しているものが、どうしても理解できませんでした。

つまりひらたく言えば、自分の考えていることは常に正しい、というドグマ(独断)にとらわれていたのですね。私が正しいと考えていることは、正しいに決まっているのだ、なぜなら私が正しいと考えているから。といったトートロジー(同語反復)的な独断を、少しも疑うことができませんでした。このようでありましたから、他人との意見が対立するなどして、自分の考えがほかの人の考えと一致しない、という事実が存在することが、どうしても理解できませんでした。

今にして思えば、恋愛以前の私の精神状態こそ、幼児的な「全能感」に満たされた幼稚な精神構造であったのだ、と反省することができておりますけれども、当時は自分が幼稚であるとは思えず、ただ単に「他人はみんな馬鹿なのである」という思想にとらわれた、あまりにも思い上がった人間であったのでした。この私の幼稚さを打ち破ったきっかけこそ、恋愛でした。だって、女性にしてみたら、彼氏が「俺は常に正しく、他人はみんな馬鹿である」などと幼稚な考えを持っていたらどう思います? そんな人とは一緒の空間にいることさえ、嫌になりますよね? 実際私の初めての恋愛経験は、正直なところ、ろくに会話が成立することもなく(そもそも当時の私は、女性と何を話してよいのやら、まったくわからなかった。)、わずか数週間でその関係は終わりを告げることになりました。

生まれて初めての恋愛経験が、わけのわからぬままに終わったことが、当時の私はすごく苦しかったのですけれども、何日か苦しみ続けたあとの私に、ある天啓のような思想が突然私の脳裏に閃いてきました。

私が正しいと思っていることが、他人にとってもそうであるとは限らない。
いやむしろ、私が考えていることは、そもそも他人にはまるで興味がないことなのかもしれない。
私が見ている世界のありさまと、他人が見ている世界のありさまは、一致していないのかもしれない。
いやむしろ、私が見ている世界のありさまは、もしかすると他人が見ている世界のありさまと比べて、著しく「ずれて」いるのかもしれない。

・・・激しい恋愛の禁断症状に悩んだあとの私は、今度は自我の禁断症状に激しく悩まされることになります。これまでの人生の中で、自明のものであると信じて疑わなかった自分のアイデンティティが瓦解してしまったことによる苦しみ。ちょうど20歳のころに始まったこの禁断症状は、その後4~5年間もの長きにわたって、私を苦しめ続けることになるのでした・・・。

やっべぇ、また、いつのまにかこんなに長ったらしくなっちまぃました(^-^;) というわけで今日はこの辺でお開きぃ♪

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恋愛は阿片である

2010-02-21 23:50:17 | 恋愛秘話
ああ、おなかがゆるいなぁ・・・

実はわたくし、飲み会の次の日には、きまって腹が下痢気味になってしまうのです(^-^;) そんなに大量に飲むわけでもないんですけど。。。まあ平日はほとんど飲まないから、私の胃袋がアルコールに慣れていないためだと思っておりますが。。。これが8月頃の真夏日の仕事のあとに飲むビールだったら最高にうまいですけど、反対に冬になるとビールなんてまったく飲みたくなくなります。焼酎や日本酒の熱燗などにも特に興味を惹かれませんし。それに、酒を飲んだ日に書いたブログは、きまって文章が支離滅裂になってしまいますので! これもまた、酒をあまり飲みたくない大きな原因なのでした。

マルクスは「宗教はアヘンである」と言いました。これはつまり、日々の生活や労働に追われ、苦悩に満ちた人生を歩むことを余儀なくされていたヨーロッパのプロレタリアートにとっては、宗教(おもにキリスト教でしょうね)とは日々の生活の厳しさや苦しさを少しでもやわらげるための、その場しのぎの気休めにしかすぎないものだ、ということを云いたかったのでしょう。

今日は、このマルクスの言葉をもじって「恋愛とはアヘンである」と言ってみたいと思います。もちろんこれは、私自身の、さして多くもない恋愛経験を経たうえでの、あくまでも個人的な実感なのですけれど。。。

人は恋愛すると、どうしても相手に依存してしまう傾向がありますよね。つまり恋人ができると、人は自分の行動や思考がどうしても相手の行動や言動に左右されがちになるってことです。大好きな彼(彼女)のために私は勉強や仕事をがんばる! とか、彼(彼女)の喜ぶ顔が見たいから帰りにケーキや洋服を買ってあげようかな、とか。そうして相手に喜んでもらうことが自分の快感となるわけです。そのうえ、相手と肉体的に愛し合うこと、これまた人生における最大の快楽、と言ってもよいでしょぅ。このように、ふつう人々は恋人を持つようになると、精神的にも肉体的にも幸福感や恍惚感でいっぱいになります。以前と比べると、周囲の人々がみないい人に思えて来たり、あるいは毎日通る景色まで輝いて見えてきたり。まるでこの世の春が来た、とでも言わんばかりに。

・・・そのようにして精神的にも肉体的にも密接な関係を持った恋人たちが、めでたくゴールインして夫婦になれれば、とりあえずは一段落つきます。でも現実には関係が破綻してしまう恋人たちも少なからずいるわけですよね。恋人を失うことの喪失感、それは交際期間内の幸福感や恍惚感が大きければ大きいほど、それに比例して心の喪失感も大きく、また深くなるのではないでしょうか。自分は今まで恋人のために勉強や仕事をやってきたし、恋人を喜ばせるためにお金も使ったし、知恵も絞ってきた。しかし別れた今となってわかったのは、これまで相手を想ってやってきた行動が、結局すべて無意味なことだったのだ! もう私は絶望しかない。生きる根拠が消え失せてしまったのだから。。。

・・・それはまるで、アヘンを使用することで大きな恍惚感を得ていたアヘン中毒者が、アヘンが切れることによる副作用により、アヘンを使用する以前よりももっと深い苦しみに襲われてしまっているかのような。。。

アヘンとはつまり麻薬です。人間の苦しみを一時的に忘れさせるが、しかし苦しみを除去するための根本的な解決にはなりえないもの。マルクスにとっては、宗教こそが、人間社会の構造的な宿痾を見えなくさせる原因だった。私にとっては、恋愛こそが、自分を見失わせるアヘンのように思えてなりません。。。「恋は盲目」なんて、昔の人はうまいことを言ったものですね。。。

・・・こんなことを言うと、もしかしたら善良な読者の方々をドン引きさせてしまうかもしれませんね。いやはや、まあ、これは一人の独身男のタワゴトだ、と受け取ってくだされば幸いに存じます。。。(^-^;)

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婚活と離活

2010-01-14 00:01:23 | 恋愛秘話
結婚したい人たちが「婚活」をするようになった、と言われるようになってから久しいですが、最近では「婚活」と同様の文脈で「離活」という言葉も使われるようになってきたのだそうです。本日の毎日新聞夕刊の特集「下がる離婚ハードル アラフォーで顕著」と題して、離婚活動を行う男女の話が取り上げられていました。

実例として、35歳の男性公務員が、知り合いの紹介で知り合った同年代の女性と3カ月の交際期間を経て入籍したものの、結婚式での新郎の母親とのトラブルを境に男性に暴力をふるうようになったり、出産を控えて実家に戻ったまま音信不通になってしまったり・・・。この男性公務員は、早くもこの女性と離婚したい、と思うようになり、結婚相談所ならぬ、離婚相談所なる場所を訪ねるようになったのだそうです・・・・・。この男性、今となっては「もう少し交際期間を長くして相手の性格を理解してから結婚すべきだったのだろうか」と思い悩んでいるようです・・・。

・・・ある離婚カウンセラーの話によると、35歳~44歳のいわゆるアラフォー世代の離婚が増加しているそうです。おもに交際期間も1カ月から半年ほどの短い間で結婚する人たちの結婚生活もまた、1カ月から半年ほどの短い期間で終わってしまうことが多いということを、このカウンセラーは実感しているそうです。

思うにそれは、35歳を過ぎて独身であることに危機を感じるようになった男女が、そろそろ結婚しなくちゃ、とばかりに焦って「婚活」を行うものだから、じっくり相手の人となりを吟味することなく、入籍してしまうという背景があるのでしょうね。。。これは私の感想ですけれども。

・・・自分の過去の恋愛経験などを思い出してみますに、自分との相性が何から何まで合う女性なんていなかったような気がしますけれどね^^; だから、当時の彼女と勢いで結婚しようと思えばできたのかもしれません・・・歴史に「if」はありませんけど。。。 しかしまあ、今のところは、結婚にあまり積極的になれない自分がいるわけで・・・例えば結婚すると自分のやりたいことが思う存分できなくなるのではないか、とか、相手を養っていけるだけの経済力が自分にはまだまだ足りないのではないか、とか、ろくでもないことをウダウダ考えてしまうわけです・・・。どっちみち、いくら少ない脳味噌で考えてみたところで、実際に結婚を経験しなくては、結婚の真実なんてわかりっこないわけなんですけど。。。

私が最近よくお邪魔させていただいている、elinor-marianne様のブログの記事に、恋愛と結婚の差についての、ためになる考察が書かれております。私のブログなんぞよりも、よほどタメになる記事が満載ですので、ぜひぜひ訪れてみて下さいませ^^

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バイク乗りの彼女

2010-01-04 00:53:17 | 恋愛秘話
(昔の相棒、ヤマハXJR)

元カノは、バイク乗りでした。

彼女とは当時のバイト先で知り合いました。そのころ私はヤマハのXJR400というバイクで毎日アルバイトに通っておりましたが、彼女は同じくヤマハのビラーゴというバイクで同様に通っておりました。彼女は私よりもだいぶ年上でしたが、私よりも後にバイト採用になったこともあり、仕事内容をいろいろ彼女に教えていました。そうこうしているうちにバイク好きという共通の関心もあって、次第に惹かれるようになっていき、私からの告白で、交際することになりました。

最初の1年程度、車やバイクでのデートを続けておりましたが、しかし2年目に入って、だんだん彼女の生活態度のさまざまな部分で、生理的に受け付けられないところが目につくようになっていきました。金銭感覚のルーズさや、バイト先での仕事や人間関係に対する愚痴や、情緒不安定さから睡眠薬を毎日服用していることなど。。。終盤には、二人っきりで過ごしていることにだんだん嫌気がさしてきてしまって、結局ケンカ別れのような形で、私たちの関係は、2年の時を待たずして、破綻することになりました・・・。

・・・本日仕事から帰ったら、数年前に別れたあの彼女からの年賀状が届いているではありませんか! しかも彼女の乗っているバイクが当時のビラーゴではなく、ハーレーダビッドソンに変わっていました^^; いやぁ、懐かしいなぁ、と思って数年ぶりに電話でちょっと話をしました。数年前の彼女に対する私の無礼な態度や言葉を詫びるとともに、彼女の近況報告などをいろいろ聞きました。まあ別れてからも彼女のことは気にはしていたので、久しぶりに電話で話ができたのはよかったことでしたけど。。。

・・・ここで私はちょいと悩むのです。電話口で彼女が現在のメールアドレスを教えてくれたのですが、私としては、今となっては彼女との交際を望んではいないのです。でも、メアドを教えてくれた手前、なんらかのメールを送るべきか。それとも、下手にメールを送ることで、もしかしたら彼女は私との復縁を期待させてしまうかもしれない、だから送らないほうがよいか。はて、どうしたらよいでしょう?? エリマリ様、ならびに読者様の方々、もしよかったら、何かアドバイスをお願いしますm(_ _)m

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精神的草食系男子

2009-05-07 22:21:42 | 恋愛秘話

昨日に引き続き、今夜も夜7時半からNHK総合で興味深い番組が放送されていたので見ました。テーマは「未婚社会」。結婚に対して消極的な若者が増えている現代の日本社会について、さまざまな角度から分析されていました。最近はやりの「草食系男子」の話から始まり、なぜ若い男性が恋愛や結婚に対して積極的でないのか、という問題から、結婚するにはお金が必要か否かといった現実的な問題、さらにはフランスのような結婚という形式にこだわらない新たな男女関係の問題など、興味を持って見ておりました。

今でこそ恋愛結婚なるものがもてはやされている時代ですが、もともと日本社会においては恋愛の延長上としての結婚はきわめて数少ないケースであったそうです。かつては成人してしばらくすると、親や親戚や会社の上司などによる「そろそろ結婚でもしたらどうだ」といった圧力によって見合いを行い、それによって結婚というものが成立していたというケースが大半を占めていたとのことです。それがここ20~30年くらいの間に、見合い結婚よりも恋愛結婚のほうが圧倒的に割合が多くなっていったというデータが番組内で示されていました。ということはつまり、以前であれば恋愛の経験なんてほとんどなくても、一定の年齢を過ぎると、周囲の近しい人間からの紹介などによって結婚することができていたのに、時代が変わり、そのような仲人的?なことをする人間が減ってきたことによって、自然に「恋愛イコール結婚」という流れになってきたのかな、と。そしてそれに伴い、恋愛をしない=結婚できない、という図式が出来上がってきているようです。  

番組内のスタジオには独身の男女と既婚の男女がそれぞれ20名くらい集められて、結婚に対する是非を討論していました。独身の方々が現在独身である理由は多種多様であり、それぞれとても興味ある事情でした。対して既婚者の方々も、結婚することのメリットをそれぞれに話していて、これまた興味を引かれるお話ばかり。中でも興味深かったのは、ある40歳くらいの既婚男性の話でした。

「結婚は良いものだと思います。もちろん妻と大きなケンカをすることはありますよ。しかし、ケンカをしても安易に離れることができないから、妻と納得いくまで4時間でも5時間でも話をし続けることがあります。このことがお互いを知る上でとてもいいことだと思います。もし結婚という枠組みがなく、お互いに嫌になったらすぐに別れることができる環境だとしたら、自分はすぐに逃げてしまって、相手を深く知ること、そして互いに成長すること、これらができなくなってしまうでしょう。その意味で結婚は優れた制度だと思います」

・・・この言葉、心にとてもグッと来ました。というのは、私自身の結婚観、というか、異性との交際に対する思いは、だいぶ臆病なものだからです。表面上では「結婚かぁ・・・なんかあこがれちゃうなぁ」などといった薄っぺらな希望を持っている私ですが、一方でこれまでの経験から、特定の異性との間で、自分と相手が精神面の深いところにおいて感情の交流をするということに対する、えも言われぬ不安を感じてしまうのです。今まで数人の異性と交際してきた経験がありますが、きっかけはほんとに些細なことです。学生時代に一人暮らしをしている時にむしょうにさみしい思いをした、というのが原因であったこともありますし、あるいは、女性に対して非常に失礼な言い方になってしまうことをあらかじめお詫びいたしますが、単に性欲の充足を得るため、といった、不謹慎極まりない動機がきっかけで交際が始まったケースもございます。当時の私はあまりにも若くて、異性と交際するということが、相手方の心の非常に奥深くの繊細な部分にも触れてしまうことがある、ということがわからなくて、それこそ相手の全人格を自分自身の中に受け入れ、そのことに対して重い責任を負わなければならない、ということにも気付くことができず、私の軽薄な態度によって相手にどうしようもなく大きな傷を負わせてしまったこともございます。自分と相手が精神の深い部分でのつながりを持つという重い責任に私は耐えることができるのか、というような不安を感じてしまうこともまた事実です・・・。  

普段から、よく職場の同僚などと「彼女欲しいな~」とか「今度合コンしよう!」などと軽薄なおしゃべりをしています。しかしながら、心の奥底では異性に対して非常に臆病になっている自分の存在を否定することは、今のところ難しいのです。。。こんな私こそ、まさに「精神的草食系男子」とでも呼ばれるべきなのかもしれませんね・・・。 これを克服するためには、私はどうすればよいのでしょう。。。。。・・・・・とりあえず渡辺淳一の『欲情の作法』でも買って読んでみようかしら・・・・・・。

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