・・・男同士の飲み会のほうが全然気が楽ですよね。。。仕事の愚痴や下ネタなんかで簡単に盛り上がれるから。でもそこに女性がいるとなると、なかなか愚痴や下ネタを話すわけにもいきませんし。話題を慎重に選ばなくてはならないし、それに先方の話を、たとえ自分がわからなくてもじっくりと聞く必要もあります。
正直、女性との生の会話、わりとニガテです^^; 若い女性を前にして、政治や経済や哲学やクルマの話なんかしてごらんなさい。あっという間にドン引きされること、うけあいです。その場の空気がシラけること、うけあいです。・・・かといって女性が興味のありそうな話題といえば、流行のファッション、あるいはテレビドラマ、あるいはスポーツネタなどですけれど、どれもこれもわたくし、からっきしダメです^^;
・・・今の時点で考えられる、盛り上がりそうなネタ、何があるかな。。。旅行、音楽、お笑い、このあたりなら私でもなんとかできるかな・・・そうだ、話のタネに、旅行した時の写真なんか持って行ってみようかな・・・それも日本じゃなくて若いころ行きまくった外国旅行の写真なんかどうでしょう。。。こういう小ネタがあれば、なんとか話をつなげることができるかも。。。
・・・さて、未だに女性が不得手なワタクシですが、若いころはもっとひどくて。。。20歳くらいのころ、個人的に恋愛の師匠とあがめていたのは、渡辺淳一という作家でした。『反常識講座』という本が家にあって読んでみると、曰く、恋愛をするにはプライドを捨てて軽薄になって女性に声をかけまくれ、とか、フラれることを気にするな、などといった、ほんとうかいな? という内容でした。しかしまあ好きになったなら好きになったことを言葉で伝えないと相手には伝わらない、というような文章には、今思うと当たり前なんですけれども、当時は心を動かされたものです。
・・・私は根がアホなものですから、とりあえず渡辺淳一先生が『反常識講座』の中でおっしゃっていたことを、何も考えずにそのまま実行してみたのです。大学ともなれば男も女もたくさんいるわけで、しかも私が所属していたのが人文学部というところです。男ばかりの理工系と違って、むしろ女性の数のほうが多い学部です。なのでニガテとはいいながらも女性と知り合う機会はわりとありました。そのような新しく知り合った女性たちに対して、ためしに、かたっぱしから「好きです。つきあってください」と言い続けてみたわけです。
・・・反応は、100%玉砕でしたけれど。。。まあ当たり前といえばこれまた当たり前なのかも。そんなことを言われた女性にしてみたら、どうして顔見知り程度でしかないこんな男にそんなことを言われなきゃならないの? 超キモイ! と思うのが当然でしょうね^^; 今思い出しても顔から炎が吹き出しそうなほど恥ずかしい経験なのですけれどね^^; これこそバカのひとつ覚えの好例でしょう^^; しかしまぁ、渡辺先生の言葉通りに行動してみたことで、なんか自分にクソ度胸がついたような変な気持ちになりましたけれども^^; 女性に対して物怖じをしない気持ちというものがほんの少しながら身についたような気が・・・^^; とはいえ、女性との接点があまりない生活を何年も続けていると、再び女性というものがよくわからなくなって、また最初のニガテな私に戻ってしまっているような、今はそんな感じでございます^^; ともあれ、昔のようなムチャはちょっとできませんけれど・・・^^;
・・・まっ、とりあえず明日は、憂鬱な気持ちをグッと心にしまって、とりあえず場を楽しくすることにしてみよっと(^-^)
