8月11日(木)晴れ
お気に入りの書店のひとつである横浜駅地下街の有隣堂に出かけてみたら、レジのところに「横浜ノリノリ勉強室」という有料の貸し自習室のチラシが置いてあるのを発見。へえ、こりゃおもしろそうだ、ということで、チラシに記載されていた場所に直行してみた。そこでは机と椅子と電気スタンドがワンセットずつ、壁に仕切られて配置されており、それぞれのブースの中で老若男女が思い思いにそれぞれの勉強をしていた。
受け付けのアルバイト風のにいちゃんに説明を受け、とりあえず入会金500円を即払い。利用にあたってはいろんなコースがあって、まあそこらへんの漫画喫茶に似たような料金体系ですな。例えば短い時間だけ利用するなら30分160円。あるいは4時間以上使うのならば1000円。はたまた、一日ずっと居続けるのなら2000円。また月極めで利用することもできるみたいで、そうなると一月16000円で使い放題。
初回ということで、お試し感覚でひとまず30分160円コースを利用することにした。なるほど、周囲の人びとはみな熱心に何かを勉強している。当たり前だけど、騒ぐ人もいない。しかもお茶のサービスまでついている! こりゃあいいや、ということでそのまま3時間ばかし読書に集中していた。自習室を出たときに3時間分の使用料960円を払った。ふむふむ、金はかかるけど、なかなかいい環境の自習室でしたな。。。
何もわざわざお金を払って自習室なんて使わなくても。本を読むだけなら、自分の部屋とか、あるいは近所の図書館でもいいじゃない、と思われる方もいよう。ただ自分の場合、自室にはパソコンやらゲームやらがいっぱい散らかっていて、読書をするにはあまり適した場所ではないのである(汗)。それに図書館。確かに自分には葉山図書館というお気に入りの図書館があるのだが、無料だけあって、いろんな人が出入りするし、それにこの時期になると、夏休みに入った近所の小学生のクソガキどもが涼を取るためにうじゃうじゃ図書館に集まりだしてきて、ヒソヒソ話をしていたり、ゲームをしていたりするのだ。というわけで、今となっては図書館すらも、読書に最適な場所とは到底言えなくなっているのだ。
お金がかかるということは、実はそんなに悪いことじゃない。確かに昔の自分みたいに、あちらこちらから借金をして首がまわらなくなってしまったりすれば、図書館みたいな無料の公共スペースの存在はそれだけでありがたいものである。だが幸いにも今の自分には借金がない。借金がないから、お金を払ってでも快適さを求めていろいろなことをやってみることができるのだ。
自習室や図書館など、勉強や読書をするために空間を利用する際、お金を払わなくてもいいケースと、お金を払わなくてはならないケースがあるとしよう。この二つのケースの違いは何か。公共施設か、営利企業か、という違いが最も大きな違いである。また、ここから派生して、どちらにも利用者にとってのメリットがある。営利企業が利用者からお金を頂くことで、利用者が受ける恩恵、それは、企業の側が利用者を選別してくれるということだ。図書館みたいに、誰であっても利用できるとなると、行儀の悪いクソガキどもが大挙してやってきて、うるさくなったりすることで迷惑したりするが、有料の自習室ならば、そういう迷惑を被る可能性はほぼない。だからこそ、お金を払ってフトコロを多少痛めてでも、この種の自習室の需要があるわけだ。
経済学の教科書でも、こんなことが書いてあったりするのを見かけることがあるよ。
価格とは、ものやサービスの利用を特定の人に限定するための手段のひとつである。

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お気に入りの書店のひとつである横浜駅地下街の有隣堂に出かけてみたら、レジのところに「横浜ノリノリ勉強室」という有料の貸し自習室のチラシが置いてあるのを発見。へえ、こりゃおもしろそうだ、ということで、チラシに記載されていた場所に直行してみた。そこでは机と椅子と電気スタンドがワンセットずつ、壁に仕切られて配置されており、それぞれのブースの中で老若男女が思い思いにそれぞれの勉強をしていた。
受け付けのアルバイト風のにいちゃんに説明を受け、とりあえず入会金500円を即払い。利用にあたってはいろんなコースがあって、まあそこらへんの漫画喫茶に似たような料金体系ですな。例えば短い時間だけ利用するなら30分160円。あるいは4時間以上使うのならば1000円。はたまた、一日ずっと居続けるのなら2000円。また月極めで利用することもできるみたいで、そうなると一月16000円で使い放題。
初回ということで、お試し感覚でひとまず30分160円コースを利用することにした。なるほど、周囲の人びとはみな熱心に何かを勉強している。当たり前だけど、騒ぐ人もいない。しかもお茶のサービスまでついている! こりゃあいいや、ということでそのまま3時間ばかし読書に集中していた。自習室を出たときに3時間分の使用料960円を払った。ふむふむ、金はかかるけど、なかなかいい環境の自習室でしたな。。。
何もわざわざお金を払って自習室なんて使わなくても。本を読むだけなら、自分の部屋とか、あるいは近所の図書館でもいいじゃない、と思われる方もいよう。ただ自分の場合、自室にはパソコンやらゲームやらがいっぱい散らかっていて、読書をするにはあまり適した場所ではないのである(汗)。それに図書館。確かに自分には葉山図書館というお気に入りの図書館があるのだが、無料だけあって、いろんな人が出入りするし、それにこの時期になると、夏休みに入った近所の小学生のクソガキどもが涼を取るためにうじゃうじゃ図書館に集まりだしてきて、ヒソヒソ話をしていたり、ゲームをしていたりするのだ。というわけで、今となっては図書館すらも、読書に最適な場所とは到底言えなくなっているのだ。
お金がかかるということは、実はそんなに悪いことじゃない。確かに昔の自分みたいに、あちらこちらから借金をして首がまわらなくなってしまったりすれば、図書館みたいな無料の公共スペースの存在はそれだけでありがたいものである。だが幸いにも今の自分には借金がない。借金がないから、お金を払ってでも快適さを求めていろいろなことをやってみることができるのだ。
自習室や図書館など、勉強や読書をするために空間を利用する際、お金を払わなくてもいいケースと、お金を払わなくてはならないケースがあるとしよう。この二つのケースの違いは何か。公共施設か、営利企業か、という違いが最も大きな違いである。また、ここから派生して、どちらにも利用者にとってのメリットがある。営利企業が利用者からお金を頂くことで、利用者が受ける恩恵、それは、企業の側が利用者を選別してくれるということだ。図書館みたいに、誰であっても利用できるとなると、行儀の悪いクソガキどもが大挙してやってきて、うるさくなったりすることで迷惑したりするが、有料の自習室ならば、そういう迷惑を被る可能性はほぼない。だからこそ、お金を払ってフトコロを多少痛めてでも、この種の自習室の需要があるわけだ。
経済学の教科書でも、こんなことが書いてあったりするのを見かけることがあるよ。
価格とは、ものやサービスの利用を特定の人に限定するための手段のひとつである。

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