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やるぞ!30代で貯金1000万円!30歳からの「お金の」哲学

2009年1月現在貯金額100万円である自分が、さらに貯金をふやそうと日々孤立奮闘するさまを記録する(予定の)日記です。

英語を愉しむ ~オバマ就任演説~ 

2010-01-10 00:07:49 | 英語
週に1度くらいは、好きな英文についての記事を書いていきたいな、と思っています。とはいえ英文を読んでそれをきちんと理解することは、生粋の日本人である私にはそんなに簡単なことではありませんけど^^; それでも英文読解は私の趣味の一つですので、時間のある限り、苦しんだり楽しんだりしながら、これからも英語と付き合っていきたいな、なんで思っています^^

・・・去年の1月20日に大統領に就任したオバマ氏、あと10日あまりで就任一周年を迎えることになりますね。米国経済が凋落の一途にあった去年の1月に国のトップに立った彼ですが、なかなか国の運営に苦労している様子が日々の報道から伝わってきます。本当に1年間ごくろうさま、と言いたい気分です。まあそれはさておき、今日は念願のオバマ大統領の就任演説について、時間の許す限り読んでいきたいと思います。。。

http://www.cnn.com/2009/POLITICS/01/20/obama.politics/index.html#cnnSTCVideo
(↑よろしかったら、こちらの実際のオバマ氏の演説を見ながら、文を追ってみてください^^)

My fellow citizens:

I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you have bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors. I thank President Bush for his service to our nation, as well as the generosity and cooperation he has shown throughout this transition.


親愛なる国民のみなさん、私は今日ここに立ち、目の前にあるなすべき仕事に対して謙虚な気持ちとなり、あなた方が与えてくれた信頼に対して感謝の気持ちとなり、先人たちが払ってくれた犠牲に対して思いを馳せています。そしてブッシュ大統領の我が国に対する献身に感謝します・・・まさに彼が、この政権移行に際して絶えず示してくれた寛大さと協力に対して感謝することと同様に。

Forty-four Americans have now taken the presidential oath. The words have been spoken during rising tides of prosperity and the still waters of peace. Yet, every so often, the oath is taken amidst gathering clouds and raging storms. At these moments, America has carried on not simply because of the skill or vision of those in high office, but because We the People have remained faithful to the ideals of our forebearers, and true to our founding documents.

これまで44人のアメリカ人が、大統領の宣誓を行いました。宣誓の言葉は国の繁栄による上げ潮の時期や、静かな水面のように平和だった時期に行われたこともありました。しかし、暗雲がたちこめ、激しい嵐のような厳しい時代のさなかに行われたこともしばしばでした。このような厳しい時代にあってもアメリカが苦難に耐えてきたのは、単に政府の高官たちによる技術や先見の明があったからだけではなく、私たち国民が先人たち理念に対して忠実な気持ちを保っていたからであり、アメリカ建設の文書に対して忠実であったからです。

So it has been. So it must be with this generation of Americans.

That we are in the midst of crisis is now well understood. Our nation is at war, against a far-reaching network of violence and hatred. Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some, but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age. Homes have been lost; jobs shed; businesses shuttered. Our health care is too costly; our schools fail too many; and each day brings further evidence that the ways we use energy strengthen our adversaries and threaten our planet.

These are the indicators of crisis, subject to data and statistics. Less measurable but no less profound is a sapping of confidence across our land -- a nagging fear that America's decline is inevitable, and that the next generation must lower its sights.


これまでそのようでありましたから、これからのアメリカ人もそうでなくてはなりません。私たちが危機のさなかにいるということは、今日ではよく理解されています。我が国は暴力と憎悪の連鎖の網を相手に戦っているのですから。私たちの経済もとても弱くなっております。これは一部の強欲で無責任な人たちによる結果というだけではなく、私たち全体が新しい時代に対しての難しい選択と準備を怠ってきたことの結果でもあるのです。家は失われ、仕事は減り、企業は倒産しています。私たちの医療費はとても高額になり、学校は多くの多くの人たちに役に立たなくなっています。私たちのエネルギーの使い方が敵に力を与え、私たちの地球に脅威を与えているということのさらなる証拠が、日々出てきています。

これらは資料や統計に基づく危機の指標です。測定可能でないものや、それに劣らず深刻なことは、国全体を覆う自信の喪失です。アメリカの衰退が避けられないことや、次の世代が目標を下げざるを得なくなるといった、消えようのない不安です。

・・・とりあえず今日はこの辺で。今回もまた、私のぎこちない訳文で大変恐縮ではありますが、私訳を参考に、オバマ氏が全体として何を言いたいのか、ということを、少しでもつかんでいただければいいな、という気持ちで書きました^^ 就任演説はまだまだ続きがありますので、今後とも時間を見つけて綴っていきたいと思っております^^

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コメント (4)
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オバマ大統領、おめでとうございます^^

2009-10-09 23:50:17 | 英語
昨夜は睡眠時間を多めに取りましたので(8時間ほど)、目覚めた時にはだいぶ熱が下がっていました。今朝は少々の頭痛と37度7分の微熱の体をひきずりながら出勤し、仕事に集中していたら、いつのまにか体調が良くなっておりました。。。というわけで今は元気を取り戻しております。普段と変わらずこのブログを訪問してくださっている方々、ならびに心配して下さった方々、本当にありがとうございました。身体の軟弱なわたくしですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。。。m(__)m うーん、何か読者の皆様のためになることが、できたらいいなあ・・・。

あ、そういえば、オバマ大統領が本日ノーベル平和賞を受賞されましたね。核兵器を保有しているアメリカの大統領が核廃絶にむけての強いメッセージを送ったことが、今回の受賞の背景だったようです。具体的には今年4月にプラハで行われた「核兵器のない世界」を目標に掲げた演説がきっかけになったようです。 どのような内容であったかと調べてみました。以下に原文の一部を引用します。私からのお礼と言っては何ですが、オバマ演説の格調高さを、ぜひ味わってみてくださいませ。。。

The existence of thousands of nuclear weapons is the most dangerous legacy of the Cold War. No nuclear war was fought between the United States and the Soviet Union, but generations lived with the knowledge that their world could be erased in a single flash of light. Cities like Prague that existed for centuries, that embodied the beauty and the talent of so much of humanity, would have ceased to exist.

何千もの核兵器の存在は、冷戦時代の最も危険な遺物です。アメリカとソ連の間で核戦争は起きませんでしたが、しかし人々はたった一つの閃光によって世界が消滅してしまうかもしれないという思いと共に生活してきました。長年にわたって存在した、人間らしい美と才能の大いなる象徴であるプラハのような都市でも一瞬でなくなってしまうかもしれない、といった。

Today, the Cold War has disappeared but thousands of those weapons have not. In a strange turn of history, the threat of global nuclear war has gone down, but the risk of a nuclear attack has gone up. More nations have acquired these weapons. Testing has continued. Black market trade in nuclear secrets and nuclear materials abound. The technology to build a bomb has spread. Terrorists are determined to buy, build or steal one. Our efforts to contain these dangers are centered on a global non-proliferation regime, but as more people and nations break the rules, we could reach the point where the center cannot hold.

現在は冷戦は終結しましたが、何千もの核兵器は現存しています。歴史の奇妙な転換の中で、世界的な核戦争の脅威は衰えていますが、核攻撃の危険性は増してきています。多くの国々が核兵器を手に入れてしまったのです。核実験は行われ続けています。核の機密や核物質の水面下での取引はありふれています。爆弾製造技術は世界に広がっています。テロリスト達はそれらを買っては作ったり、あるいは盗んだりしています。こういった危機を防止するため、世界で核を拡散させない体制を作ることを私たちの努力の中心としてはいるものの、ルールを破る国や人間が増えると、この体制を維持することが難しくなります。

Now, understand, this matters to people everywhere. One nuclear weapon exploded in one city -- be it New York or Moscow, Islamabad or Mumbai, Tokyo or Tel Aviv, Paris or Prague -- could kill hundreds of thousands of people. And no matter where it happens, there is no end to what the consequences might be -- for our global safety, our security, our society, our economy, to our ultimate survival.

今、理解して下さい。この問題は、あらゆる人間にとって重要であることを。ニューヨークであれ、モスクワであれ、イスラマバードやムンバイ、あるいは東京、テルアビブ、パリやプラハであれ、一つの核兵器が一つの都市で爆発することが、数百万の人々を死に至らしめ得るのです。そして、その爆発がとこで起こったかにかかわらず、その結果がどうなるのかを突き止めることに、際限がなくなります。世界の安定、私たちの身の安全、社会、経済がとうなるのかといったことから、最終的に私たちは生き伸びることができるのか、ということに至るまで。

Some argue that the spread of these weapons cannot be stopped, cannot be checked -- that we are destined to live in a world where more nations and more people possess the ultimate tools of destruction. Such fatalism is a deadly adversary, for if we believe that the spread of nuclear weapons is inevitable, then in some way we are admitting to ourselves that the use of nuclear weapons is inevitable.

核兵器の拡散は止められないし、抑制することもできないであろう、そして、多くの国々や人々が究極の破壊兵器を保有するようになる世界で、我々は生きることを運命づけられているのである、とする議論もあります。そのような運命論は不倶戴天の敵です。もし私たちが核兵器の拡散は避けられないものであると信じるなら、ある意味、核兵器の使用が避けられないものであることを自分自身で認めてしまっているのです。

Just as we stood for freedom in the 20th century, we must stand together for the right of people everywhere to live free from fear in the 21st century. (Applause.) And as nuclear power -- as a nuclear power, as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act. We cannot succeed in this endeavor alone, but we can lead it, we can start it.

20世紀に私たちが自由に向けて歩きだしたように、21世紀は、すべての人々が不安から解放されて生活する権利のために一緒に立ち向かわなくてはなりません。そして、核保有国、世界で唯一核兵器を使ったことのある核保有国として、アメリカには行動する道義的責任があります。私たちは一人でこの努力を成功させることはできません。しかし先頭を切って、歩き出すことはできます。

So today, I state clearly and with conviction America's commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons. (Applause.) I'm not naive. This goal will not be reached quickly -- perhaps not in my lifetime. It will take patience and persistence. But now we, too, must ignore the voices who tell us that the world cannot change. We have to insist, "Yes, we can." (Applause.)

というわけで今日、アメリカが核兵器無しで世界の平和と安全を追求すると、私は信念とともにはっきりと誓います。とはいえ私は純真無垢ではありません。この目標がたやすく達成されるとは思いません、おそらく私の生涯のうちには。目標のためには、忍耐力と不屈の精神が必要でありましょう。しかし、世界は変えられないなどという何者かの囁きは無視しなくてはなりません。「そうだ、私たちはできる!」と強く主張すべきなのです。

(訳は拙訳です。誤訳がありましたらスミマセン・・・)

Read more at: http://www.huffingtonpost.com/2009/04/05/obama-prague-speech-on-nu_n_183219.html

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