週に1度くらいは、好きな英文についての記事を書いていきたいな、と思っています。とはいえ英文を読んでそれをきちんと理解することは、生粋の日本人である私にはそんなに簡単なことではありませんけど^^; それでも英文読解は私の趣味の一つですので、時間のある限り、苦しんだり楽しんだりしながら、これからも英語と付き合っていきたいな、なんで思っています^^
・・・去年の1月20日に大統領に就任したオバマ氏、あと10日あまりで就任一周年を迎えることになりますね。米国経済が凋落の一途にあった去年の1月に国のトップに立った彼ですが、なかなか国の運営に苦労している様子が日々の報道から伝わってきます。本当に1年間ごくろうさま、と言いたい気分です。まあそれはさておき、今日は念願のオバマ大統領の就任演説について、時間の許す限り読んでいきたいと思います。。。
http://www.cnn.com/2009/POLITICS/01/20/obama.politics/index.html#cnnSTCVideo
(↑よろしかったら、こちらの実際のオバマ氏の演説を見ながら、文を追ってみてください^^)
My fellow citizens:
I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you have bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors. I thank President Bush for his service to our nation, as well as the generosity and cooperation he has shown throughout this transition.
親愛なる国民のみなさん、私は今日ここに立ち、目の前にあるなすべき仕事に対して謙虚な気持ちとなり、あなた方が与えてくれた信頼に対して感謝の気持ちとなり、先人たちが払ってくれた犠牲に対して思いを馳せています。そしてブッシュ大統領の我が国に対する献身に感謝します・・・まさに彼が、この政権移行に際して絶えず示してくれた寛大さと協力に対して感謝することと同様に。
Forty-four Americans have now taken the presidential oath. The words have been spoken during rising tides of prosperity and the still waters of peace. Yet, every so often, the oath is taken amidst gathering clouds and raging storms. At these moments, America has carried on not simply because of the skill or vision of those in high office, but because We the People have remained faithful to the ideals of our forebearers, and true to our founding documents.
これまで44人のアメリカ人が、大統領の宣誓を行いました。宣誓の言葉は国の繁栄による上げ潮の時期や、静かな水面のように平和だった時期に行われたこともありました。しかし、暗雲がたちこめ、激しい嵐のような厳しい時代のさなかに行われたこともしばしばでした。このような厳しい時代にあってもアメリカが苦難に耐えてきたのは、単に政府の高官たちによる技術や先見の明があったからだけではなく、私たち国民が先人たち理念に対して忠実な気持ちを保っていたからであり、アメリカ建設の文書に対して忠実であったからです。
So it has been. So it must be with this generation of Americans.
That we are in the midst of crisis is now well understood. Our nation is at war, against a far-reaching network of violence and hatred. Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some, but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age. Homes have been lost; jobs shed; businesses shuttered. Our health care is too costly; our schools fail too many; and each day brings further evidence that the ways we use energy strengthen our adversaries and threaten our planet.
These are the indicators of crisis, subject to data and statistics. Less measurable but no less profound is a sapping of confidence across our land -- a nagging fear that America's decline is inevitable, and that the next generation must lower its sights.
これまでそのようでありましたから、これからのアメリカ人もそうでなくてはなりません。私たちが危機のさなかにいるということは、今日ではよく理解されています。我が国は暴力と憎悪の連鎖の網を相手に戦っているのですから。私たちの経済もとても弱くなっております。これは一部の強欲で無責任な人たちによる結果というだけではなく、私たち全体が新しい時代に対しての難しい選択と準備を怠ってきたことの結果でもあるのです。家は失われ、仕事は減り、企業は倒産しています。私たちの医療費はとても高額になり、学校は多くの多くの人たちに役に立たなくなっています。私たちのエネルギーの使い方が敵に力を与え、私たちの地球に脅威を与えているということのさらなる証拠が、日々出てきています。
これらは資料や統計に基づく危機の指標です。測定可能でないものや、それに劣らず深刻なことは、国全体を覆う自信の喪失です。アメリカの衰退が避けられないことや、次の世代が目標を下げざるを得なくなるといった、消えようのない不安です。
・・・とりあえず今日はこの辺で。今回もまた、私のぎこちない訳文で大変恐縮ではありますが、私訳を参考に、オバマ氏が全体として何を言いたいのか、ということを、少しでもつかんでいただければいいな、という気持ちで書きました^^ 就任演説はまだまだ続きがありますので、今後とも時間を見つけて綴っていきたいと思っております^^
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・・・去年の1月20日に大統領に就任したオバマ氏、あと10日あまりで就任一周年を迎えることになりますね。米国経済が凋落の一途にあった去年の1月に国のトップに立った彼ですが、なかなか国の運営に苦労している様子が日々の報道から伝わってきます。本当に1年間ごくろうさま、と言いたい気分です。まあそれはさておき、今日は念願のオバマ大統領の就任演説について、時間の許す限り読んでいきたいと思います。。。
http://www.cnn.com/2009/POLITICS/01/20/obama.politics/index.html#cnnSTCVideo
(↑よろしかったら、こちらの実際のオバマ氏の演説を見ながら、文を追ってみてください^^)
My fellow citizens:
I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you have bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors. I thank President Bush for his service to our nation, as well as the generosity and cooperation he has shown throughout this transition.
親愛なる国民のみなさん、私は今日ここに立ち、目の前にあるなすべき仕事に対して謙虚な気持ちとなり、あなた方が与えてくれた信頼に対して感謝の気持ちとなり、先人たちが払ってくれた犠牲に対して思いを馳せています。そしてブッシュ大統領の我が国に対する献身に感謝します・・・まさに彼が、この政権移行に際して絶えず示してくれた寛大さと協力に対して感謝することと同様に。
Forty-four Americans have now taken the presidential oath. The words have been spoken during rising tides of prosperity and the still waters of peace. Yet, every so often, the oath is taken amidst gathering clouds and raging storms. At these moments, America has carried on not simply because of the skill or vision of those in high office, but because We the People have remained faithful to the ideals of our forebearers, and true to our founding documents.
これまで44人のアメリカ人が、大統領の宣誓を行いました。宣誓の言葉は国の繁栄による上げ潮の時期や、静かな水面のように平和だった時期に行われたこともありました。しかし、暗雲がたちこめ、激しい嵐のような厳しい時代のさなかに行われたこともしばしばでした。このような厳しい時代にあってもアメリカが苦難に耐えてきたのは、単に政府の高官たちによる技術や先見の明があったからだけではなく、私たち国民が先人たち理念に対して忠実な気持ちを保っていたからであり、アメリカ建設の文書に対して忠実であったからです。
So it has been. So it must be with this generation of Americans.
That we are in the midst of crisis is now well understood. Our nation is at war, against a far-reaching network of violence and hatred. Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some, but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age. Homes have been lost; jobs shed; businesses shuttered. Our health care is too costly; our schools fail too many; and each day brings further evidence that the ways we use energy strengthen our adversaries and threaten our planet.
These are the indicators of crisis, subject to data and statistics. Less measurable but no less profound is a sapping of confidence across our land -- a nagging fear that America's decline is inevitable, and that the next generation must lower its sights.
これまでそのようでありましたから、これからのアメリカ人もそうでなくてはなりません。私たちが危機のさなかにいるということは、今日ではよく理解されています。我が国は暴力と憎悪の連鎖の網を相手に戦っているのですから。私たちの経済もとても弱くなっております。これは一部の強欲で無責任な人たちによる結果というだけではなく、私たち全体が新しい時代に対しての難しい選択と準備を怠ってきたことの結果でもあるのです。家は失われ、仕事は減り、企業は倒産しています。私たちの医療費はとても高額になり、学校は多くの多くの人たちに役に立たなくなっています。私たちのエネルギーの使い方が敵に力を与え、私たちの地球に脅威を与えているということのさらなる証拠が、日々出てきています。
これらは資料や統計に基づく危機の指標です。測定可能でないものや、それに劣らず深刻なことは、国全体を覆う自信の喪失です。アメリカの衰退が避けられないことや、次の世代が目標を下げざるを得なくなるといった、消えようのない不安です。
・・・とりあえず今日はこの辺で。今回もまた、私のぎこちない訳文で大変恐縮ではありますが、私訳を参考に、オバマ氏が全体として何を言いたいのか、ということを、少しでもつかんでいただければいいな、という気持ちで書きました^^ 就任演説はまだまだ続きがありますので、今後とも時間を見つけて綴っていきたいと思っております^^
