水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

春のメンテナンス

2018-04-14 23:58:37 | サイクリング
寒いとスプレーのパーツクリーナーが冷たいからですかね…どうやら私は暖かくなると自転車をメンテナンスしたくなるようです。

しかもこの週末の天気予報には傘マークがあったのでサイクリングを諦めて、朝起きて曇りのうちに玄関前でどっぷり作業に没頭するべく店を広げました。

患部は後輪の駆動系です。先日ペダル廻りをグリスアップしたら、今度は後輪がカラカラ言うようになってしまった。本来はセットでやるべきなのかもしれません。

今回は車輪のギアカセットが座るスプラインベルまで外します。



10mmの六角レンチで思いっきり回したら外れました。結構不安になるぐらいのチカラを掛けました。タイヤを押さえながら回しましたが、タイヤが歪むんじゃないか?ってぐらい…そしたらちゃんと出てきた。30年の年月を経て出てきた星形の軸。



30年間駆動力を受けた割にはとても綺麗に残っています。

これ以上バラす術がなかったので、分解はここまで。各部を可能な限り綺麗にします。

ギアは1枚1枚、皿洗いのようにキュッキュッキュッと洗浄。



チェーンも洗ったので、チェーンの通り道はすべて綺麗にしないと台無しになります。変速機の細かなギアも洗浄のために取り外しました。



再組み付け前に後輪シャフトを確認。このシャフトは固定側で、このシャフトの上にボールベアリングを介して車輪が回ります。

傷やクボミが問題になりますので、入念なる目視チェックが必要。クボミがあったらボールが回りにくくなるので、車輪の回転を阻害します。

そしたらクボミがあるじゃないか。



シャフト交換が理想ですが、レイダックのような古い自転車にとっては実はこれが大変なことなのです…とりあえず寝ながら考えることにしました。

ベアリングの球を当ててみたら、このクボミには当たらないように見えたし…

洗浄と確認を終えたらグリスを塗って再組み付けに入ります。



古いチャリにピカピカの部品が組み付くのはとても気分が良い。と言うかギアぐらい新しい物を買っても良さそうだ。刃先はしっかり丸まってるし。

綺麗にしたチェーンも組み付けました。こりゃ気分良いや。



晴れ間が出た夕方に試乗です。黒くなったチェーンとはまったく違う。ジャリジャリ感が無くて、路面に直接踏力が伝わってる感じがする。まるで走ってるみたい。

やっぱちゃんとメンテナンスしなくちゃダメだな。




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