レナード衛藤のブログ

Facebookやインスタが多くなりましたが、書き留めておきたいことはブログですね。

春に向かってぼやけ!

2012-02-29 01:06:00 | わくわく創作編
言葉を介する音楽や芝居などは、自分の日常とどれだけ関連付けられるかによって入り込み方が変わってくる。

でも、太鼓や踊りは言葉がなくても、いろいろな感情が湧き、イメージが湧いてくる。

良くも悪くも・・・(痛)

どちらも言葉が誕生する以前にあったであろう感情表現(と思う)。

抽象的ゆえ、唯一、言葉になっている曲名からイメージを汲み取ろうと試みる。

ま、ありきたりだけれど、言葉にできない思いがあるから叩きまくって、踊りまくるのだ。

その原初的な太鼓とタップで新しい関係を模索する「ブレンドラムスの挑戦Ⅲ」

しかも、太鼓が伴奏になることもなければ、タップもバックダンサーではない。

リズムで「ひとつ」になろうとしている。

あは、無謀(笑)

自分が理想に思う関係をどう描けるか。

これから暖かくなるにつれて、ぼやきますよ~(笑)

4月20日(金)京都アルティ「ブレンドラムスの挑戦Ⅲ」

Workshop 番外編(デカイ音) 

2012-02-26 01:06:00 | 太鼓
学生時代、デカイ音を浴びに銭湯のような感覚で武道館へ通っていた私(笑)

デカイ音と言うのは、ま、デカイ音だ(笑)

もうひとつ、似た解釈の言葉で「鳴る音」ってのがある。

これは、楽器のボディ全体が良く響いて音が発せられている状態。音楽性と技術が伴う。

で、和太鼓。人類史上最大のデカイ生音を出す道具なり(笑)

WSでも言ったけれど、叩き手が単にデカイ音を発しているだけならば、それは音楽<運動になっちゃう(汗)

そこに大きく感じさせる音楽性があるかどうか。

例えば、静寂で突然鳴り響く携帯の着メロ。あれって物理的な音量は大きくなくても、けたたましいっ!と感じる。

つまり、デカイ(と感じる)音はプロセスによって作り出される。

それを踏まえて曲を作ると、太鼓はまさに最強の道具になる。

ということで、デカイ音!の取り扱いはとっても難しいのだ。

Workshop 番外編(響き)

2012-02-25 01:40:00 | 太鼓
やらねばならぬことが「ドドン!」と音を立ててやってきたんで、ちょいと間が空きました(汗)

さて、4月の京都は久しぶりに太鼓アンサンブルにフォーカスを当てようと思っています。

ワークショップでも言ったけれど、太鼓演奏の多くが「一糸乱れず系超ユニゾン」。

もちろん、それはそれで太鼓の魅力の一つなんだけれど、あくま~でも要素のひとつ。

また、よく太鼓の響きが云々と言われるわりには、その響きが重なり合う「響き」に着目していないのはどうよ!?

太鼓の響きの基本は、皮が厚く低い方が打面。皮が薄めで高い方が裏面。

もちろん、太鼓や皮の特性もありますが・・・。

鼓童在籍時、ピッチが分かるように太鼓に番号をつけていた。

「1号と2号は響きが合わないから、1号と3号とでテーマを叩こう。で、2号は外して、4号でソロ!」なんてね。

メロディ楽器のハーモニーとは違うけれど、それぞれの太鼓が持っている響きをつかんでおくと、全員で叩く「ドン!」が全然変わってくる。

京都は4人。ダイナミクスレンジも大編成とは違う。

次回は、そこら(デカイ音!?)について書いてみます。

Workshop 番外編

2012-02-20 00:24:00 | 太鼓
鼻炎な~れ(爆)と闘いながらワークショップを終えて、まさに創作に入っている時だけにいろいろと感じることがあった。

すでに過去のWSでも言っていたことだけれど、太鼓には2つの練習がある。

音に向き合う練習と人前で演奏するための練習。

音に向き合う練習とは、まさに良い音とリズムの追及。

人前で演奏するための練習とは、演奏すること自体でそこそこ受ける太鼓演奏の在り方と立ち振る舞いや所作の追及。

これは、ビジュアル系でない限り(笑)あまり定義されることがないことかもしれない。

でも、この2つは意識的に分けて行われるべきで、残念ながら、かなりの叩き手が一緒くたにして、日々汗をかいて、やった!感に満たされている。

例えば、リズムにアクセントをつけるには「力」でアクセントをつけるのではなく、同じ力で叩く場所やバチが皮に当たる角度(=バチ先が皮に当たる面積)を変えることでアクセント(音色、響き)を変えることができる。

もし、絵的(=劇的)なアクセントをつけたいのであれば、腕の振りや表情といった要素に工夫が必要になるわけだけれど、それらはそれぞれが所属する太鼓グループの美意識によって判断が異なる(と、皮肉っぽく言ってみる・笑)

受け取り方によっては、いろいろな解釈が生まれてしまうかもしれないけれど、叩くというシンプルな行為はとても奥深いものがあり、先のWSでも魑魅魍魎とした人間像が垣間見えてきたものだ。

明日はこういったことも含め、叩きまくり、蹴りまくり、踏みまくる「ブレンドラムス」の新たな挑戦について書いてみたいと思う。

とにもかくにも、4/20@京都のメールオーダーは受け付け開始してるし(笑)

おやすみ~。

bien(笑)

2012-02-17 22:05:00 | つぶやき
花粉症でもなく、インフルでもなく、熱は全然ないし、乾燥による鼻炎との診断。

胡蝶蘭とともに、乾燥でかなり粘膜がやられていたようだ。

但し、アレルギー性である可能性が高いので、花粉症予備軍か・・・。

明日は東京ワークショップ。

密閉したスタジオでぎっしりの参加者に多大な迷惑を鰍ッるところだった(汗)

参加者にはインフルで急遽キャンセルが出たようだし、油断は禁物。

皆様も体調管理は万全に。