昨日の休日は母校のM看護学校へ行きました。
仲良くしてもらっていた後輩のみなさんに
自分が使っていた国家試験対策の問題集などをもらっていただこうと
思って・・・
母校に入った瞬間、
「落ち着くなあ~」と思いました。

大変な3年間であったけど・・
もどりたい・・って思いました。
だって、学生生活楽しかったですもの・・
後輩の皆さんに、
「いつから勉強したらいいですか~?」って聞かれましたが・・
本当にエンジンがかかったのは、
3年生の実習が終わった12月からだったとは言えず・・
とにかく問題慣れしておくことと、
解剖を抑えておく事をアドバイスしてみました・・(笑)
それからしばらく図書室を利用させていただきました。
脳外科看護の本を何冊か目を通していると、
一緒に働いたこともあって、
現在、母校の教務に入られたK先生がお声をかけてくれ、
病院での教育について話がさきました。
実は今年入った新人の中では、
「このような教育の仕方であるなら別にこの病院でなくても
近所の病院でもよかった・・」という意見がでています。
現在の3年間の看護教育の中では、技術面に関しては
そう手厚い教育を受けませんでした。
それは決して母校の責任ではなく
そのような教育カリキュラムになっているのだと思います。
だから卒後の各就職先での教育は、
さぞ充実しているのだろうと・・・
確かにかなり洗練された教育システムを組まれています。
しかしながら、技術面に関しての教育については
若干、病棟間で違いがあるようです。
即実践を通しての教育をされる病棟・・
あるいは、先輩がしばらくついて細かな指導が入る病棟・・
一概にどちらがいいとはいえません。
ただ、そのものの見方によって各病棟での教育方法の
利点欠点・・
意見がが二分されているような気がします。
私自身も現在の病棟の教育方法に迷いが生じています。
確かに、先輩方にいつお聞きしても丁寧に指導してくださいます。
でも、ひとりで患者様の援助に入っているときは
かなり不安です。
しかし、その不安が自分を奮い立たせ、知識を身につけようと
いう気にさせてくれているのかも知れません。
本当の教育とは自分の力で自分のものにしていくものであるのかも
しれませんね。
私が、その不安について語っていると、K先生が、
「そこまで、不安に思っていろんなことを考えてくれている
ことがうれしいです。今は、そこまで感じてくれる子が
少ないですよ~」
と、言ってくださいました。
各病院、いろんな新人教育がありますが、
どれがいいのかは、本当に一長一短・・
ただ、新人はやはり不安が大きいです・・
その不安を受けてとめてくださる教育であればうれしいです。
「自信をもってがんばってやってみなよ!
何かあっても、横についてしっかり見ていてあげるよ!!」
っていう先輩がそばについてくださるだけで、
新人は、安心して大きく成長していくと思うのですが・・
「えっ?まだ一人でできないの?」
って言われれば・・
つぶれていきます・・(笑)
ある意味、愛のムチですが・・
いろんな教育方法・・
本当に、解釈の仕方によりますね・・
難しいです・・・