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つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

母べえとひめゆり

2008年02月09日 | Weblog
 外は雪が止んだようですが、一面の銀世界。雪のせいで、ほの明るくなっています。

昨日今日と映画を2本も見ました。
このところ友達と一緒に見に行く回数が増えて、1昨年からすると想像もできないペースです。

昨日は「母べえ」、今日は「ひめゆり」
2本とも日本の先の世界第二次大戦前から末期の時代を扱っています。

前者は説明の必要がないくらい、知れわっ立った、山田洋次監督・吉永小百合主演の映画です。
治安維持法で検挙され獄死した帝大教授とその家族を描いたものです。
丁寧に描かれていて、古典的というか正統派の映画でした。斬新さはないけれど、あの時代の思想弾圧の非人間性が、ジワーと効いてくるボディブローのように迫ってくる映画でした。

配役で言えば家族を支える教授の弟子だった山ちゃん、とてもいい味を出していました。

後者は戦争末期に戦争にかり出された沖縄の「ひめゆり学園」の女学生さんの証言を13年にわたって収録したドキュメンタリー。キネマ旬報ドキュメンタリー1位になったそうです。
初めて知った映画でした。
彼女たちは16~19才、予告もなしにいきなり凄惨な戦場へ駆り出されたのです。
証言の一つ一つが耳を覆いたくなるよな内容でした。

監督のメッセージに「戦争は今日から戦争というふうに始まるものではなく、気がついてみたら戦争の只中にある」と。

今という時代をしっかりと掴まなくてはと改めて思わされました。




「求めない」を読む。

2008年02月07日 | Weblog
図書館に注文していた本が2ヶ月以上たってやっと来ました。

どうしてこの本を注文したのか、はっきりとは思い出さないくらいです。
きっと新聞の書評を見たのでしょう。

自分にも、周りの人にも求めすぎて
ひどく疲れを感じていた私にとって、魅力的な書評だったのだと思います。

著者は加島祥造、初めて見た名前です。
1923年生まれ。早稲田大学英文科出身、いくつかの大学で英文学を教え、フォークナー、マークツエインなどの翻訳、著作あり。
70歳?にして「老子」に出会い、「タオ ヒア・ナウ」を出版。「老子までの道 六十歳からの自己発見」などを著す。
現在伊那谷に独居とあります。

B5版のページにすべて、求めない という言葉で始まる短句や短詩が百数十載っています。

感じ入ったり、首をかしげたり・・・・
茫漠として、まるで禅問答のように思えたり。

とても説明が難しくて、伝えられそうにありません。読んで感じるしかないようです。

本能的な五欲を捨てよというのではないけれど、頭で求めるのではなく、体が求めるものにゆだねよう。

求めなければ 苦しみから解き放たれて
いろんなものが見えてくる、
そしていろんなことが変わっていく
ということが、短句の中に溢れ出ています。
心次第だということがベースだと言っていいのでしょうか。

ものがありすぎて、やることがありすぎて
そして疲れている
そんな人にとっては気持ちが楽になれる本かもしれません。

だからといって、山間に独居することは出来ないでしょうが。

私にとっては次の短句がちょうどいいようです。

求めるーーー
求めないーーー
この2色の糸を、自分の
人生の模様に織りこめれば、
ライフはいいバランスのものになる。

なんだか当たり前すぎるかな?





頑張りすぎたかな・・・

2008年02月06日 | Weblog
 午後から少し雪がちらついています。
積もりそうにはありませんが。
モノ猫は、外に出たがりますが、まだ出していません。
ストーブの前で長々と、ひっくりかえっています。

今朝は朝からとっても忙しくて。

午後はサークルで体操をしてきました。
簡単なセラバンドをつかった体操ですが、
これが続けると結構いいのです。

その後、
後期高齢者医療制度の中止を求める署名。
全くお年よりは金食い虫だから早く死んでほしいといわんばかりの制度です。
かって65歳からは医療費無料でしたのに。
お金がないの一つ覚え、
散々無駄使いをしておいて、なんと言うこと。
痛みに耐えて我慢すればよくなるといったのは、小泉さんでしたが。


さらに市会議員の給与を上げる条例が出そうなので、反対の要請行動。
さる元議員の審議委員会へのプッシュがきいたそうです。いわく、報酬が低いからいい人材が集まらない、で43万を3万円アップとか。
一方で子どもたちの給食の牛乳への補助費を1円削除。xxに実現をといいつつ
おかしくありません!

なんてここで怒ってもしかたありませんが。
上手に息抜きしなくては・・・です。



たった今、スノボーの人たち無事のニュースです

2008年02月05日 | Weblog
恐羅漢山スキー場で行方不明になっていたスノボーの7人、島根県側で無事が確認されたとのテロップが流れました。

良かった、良かった*(うるうる)*

ネコ事件の後だけに思わずテレビの前で拍手。

生存とあるけれど、大丈夫かしら。

一方愛知大の女学生は死亡、母子2人の家庭だったとか、お母さんの胸中、いかばかりかと。
これ以上の悲劇はないでしょう。

人生にはさまざまな残酷なことが起きます。
人はどうやってそこから生きる希望を見つけ出していけるのでしょうね。

退院しました。

2008年02月03日 | Weblog
わずか10センチほどの溝にはまって遭難死になるかと、心配した我が家の猫(モノといいます)。

昨夜、ひとまず退院してきました。
イオンバランスが正常化したので、ストレスがかからない自宅のほうがいいでしょうということで。
当分自宅生活です。

どうやら歩けるまで回復しています。

ご心配ありがとうございました。

ps: 肥満が一因だったかも知れず、反省しております。