GNC日記

色んな萌えに浸りつつだらだら日を送る無気力な適当日記なり。モンハンはWiiの3とPSPの3rd。アクジェネコミュ開設!

WinXPの標準フォントをMac OS Xに入れてみた

2010-03-10 23:42:31 | Weblog
Windows XPの標準的な日本語フォントをMac OS Xにインストールしてみた。

何でそんな事を試したのかとゆーと、時々出現する「Win標準フォントの使用を指定」する設計さんや業者さんがいるから。
そん時は古いWin機に入っているIllustrator 9.0を使って、そこで入力してアウトライン化してMacに移して大きさや色を調整して制作。

んでも、これはめっちゃ面倒臭いのでやってられん。
っつーこって、やってみた。


やり方は、別に特殊ではなく。
ただこぴぺするだけ。




先ずは「マイコンピュータ」からXPのOSの入っているローカルディスクを開いて、




「WINDOWS」フォルダを開く。





ほいで、「Fonts」フォルダを開く。





んで、メイリオとかMS PゴシックとかHG Pゴシックとか選択をしてUSBメモリやらSDHCやらにコピーする。
ドラッグするだけではコピーにはならないので、Altキーを押してカーソルを「+」にしておく事。
そーゆーリムーバブルメディアが無い人はzip圧縮でもしてメールで飛ばしてMacで受信して解答すりゃいんじゃね?

zip圧縮は、取り敢えずこのFontsフォルダから別の場所(デスクトップなり、適当な新規フォルダなり)にフォントをコピーして、右クリックして「送る(N)」で「圧縮(zip形式)フォルダ」を選択すべし。





コピーした状態がこれでつ。
フォントファイル名は英語で、拡張子はTTCとTTFの2種類。





TTFは「True Type Font(トゥルータイプフォント)」の略。

「フォント」とは世界に何千種類もある文字のデザインの事で、「書体」という場合もあるのですが、書体というのとフォントというのではニュアンスが違います。
「書体」は「ゴシック体」「明朝体」「楷書体」「行書体」「草書体」「POP体」などなど、デザインの大まかな系統の事を指すのです。
んで、ゴシック体といっても実際のフォントは「Osaka(Mac標準)」「MSゴシック(Win標準)」「新ゴ(モリサワ製)」「ヒラギノ 角ゴ(大日本スクリーン製造製)」「小塚ゴシック(Adobe製)」「平成角ゴシック体(ワープロ・パソコンの標準用に財団法人 日本規格協会 文字フォント開発・普及センターが各フォントベンダー参加のコンペを開催して1位採用した、日本タイプライター株式会社製の角ゴシック)」などあります。

んで、パソコン用によく使われるのが
「TrueType」「OpenType」「CID」「OCF」等の種類があるフォント用のデータファイル形式です。
「TrueType」は安価なパッケージ(数十種類や数百種類のフォントをCD-ROMに詰め込んで販売)やらフリーやら。
「OpenType」はAdobeとMicrosoftが共同開発して、Appleが後に賛同した新世代フォント規格で、この3社が共同で関わったという事で想像出来る通り、Mac・Win・各種デザイン用ソフトで互換性が(以下延々とフォント基礎知識が続く


話を戻して、TTCは複数のフォントを1ファイルにまとめたもので「TrueType Collection」の略。
Mac OS 9.xの旧ユーザーなら「スーツケース」で理解出来る筈。


さて、これをMac OS Xに移す。
会社のG4ではPantherで試したのですが、ここからは自宅のiMacでSnow Leopard。
まあ、全く変わりはないんですが。





Mac OS Xでフォントは2つ場所があります。
1.OSの入ったHDD直下の「ライブラリ」
2.各ログインユーザの「ユーザ」の中の「ライブラリ」

2.は複数の人でMacをログインして使い分ける時、それぞれ用に独立させる為。
全員共通で使うならHDD直下のライブラリに入れるべし。





で、「ライブラリ」の中の「Fonts」へ移す。





「情報を見る」で確認すると「Windows TrueType font collection」となっていて、キチンとFont Bookで認識してます。
フォントファイルをダブルクリックしてプレビューを出して「インストール」をいちいちしてたら時間がかかるので、ドラッグ・ドロップ「Fonts」フォルダへコピーすればいいのです。





この様にFont Bookでも正常認識。問題無し。





メイリオは標準(Regular)や太い(Bold)のも大丈夫。





最後に、Adobe Illustrator CS3でフォントを使ってみた。
OS Xになったらこんな事も出来るんだねぇ。

これって常識的な事なのかどーかは知りませぬが、新発見だった。個人的に。
つか、使う頻度はめっちゃ低いんだけど、仕事だから仕方ないね。指定されたら。
てゆーか、デザイナーや設計とかがMS書体をわざわざ使用するなよ・・・www
お願いですから、普通に新ゴMやヒラギノ角ゴW6を使わせて下さい。

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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2012-06-27 19:56:22
>「書体」は「ゴシック体」「明朝体」「楷書体」「行書体」「草書体」「POP体」などなど、デザインの大まかな系統の事を指すのです。

大まかな系統を指す…そんなことないです。
場合によっては、ファミリー全体を指すこともありますが、
基本的には、ウエイトも含めて、一種類のフォントを指します。

たとえば
「タイトルの書体はゴシック系でお願いします」とか
「本文組書体はリュウミンミディアム、大見出しの書体はゴシックMB101のボールド…」
といった言い方をします。
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