昨日、
奈良公園バスターミナル屋上で
開催されている
奈良大菊人形展を見学してきました。
会場入り口に展示されている
美しい花水鉢に目を奪われました。
花水鉢


お花にとっては、ブチッと短く切られてしまうので、可哀想なのですが、お花が水に浮かぶ姿は可愛らしく、かつ美しいですね。
次の展示は菊人形
額田王

説明の掲示板には、
歌も舞も得意とするクールな
ワーキングウーマン
額田王
とのキャッチフレーズが。
中臣鎌足

キャッチフレーズは、
新政府を支えた藤原氏の祖
中臣鎌足
、とあります。しかし、日本書紀を読んでみますと、大化の改新以降の活躍がまったく記載されていない。
本当に新政府を支えたのか疑問。
中臣鎌足の後ろ、遥かに見えるは、若草山。
禿山に見えますね。でも、てっぺんには背の低い木々が生え、下の方は、草が生えています。今度、写真を撮ってきますね。
若草山の向かって右手は、三笠山。春日大社の神体ですね。
若草山の手前に見えるは、東大寺大仏殿の屋根。
天智天皇

キャッチフレーズは、
蘇我氏を討ち、中央集権国家を先導
天智天皇
実際、中央集権国家を先導したのは、孝徳天皇のような…
大友皇子

キャッチフレーズは、
父・天智天皇の後継ぎから壮絶な最期へ
大友皇子
天智天皇の皇子。母親の身分が高い皇子が数多いたのに、母親の身分が低い大友皇子が、天智天皇の後継者に選ばれたのが謎。
天武天皇と持統天皇

甥との後継者争いに勝利。
「日本最初の天皇」
天武天皇
陰の実力者から女帝へ
持統天皇
女帝という観念が昔はなかったと論じている人がいました。軽々しく女帝という言葉を使っていいものなのか?
皇極天皇

日本で初めて2度の天皇を経験した女帝
皇極天皇
漆背金銀平脱八角鏡

奈良大菊人形展。日本書紀でちょうど現在登場している人物達の菊人形で、感慨深く見学させていただきました。
また、バスターミナルの渡り廊下では、菊の展示もされていました。






美しいですね。
丹精込めて育てたであろう、菊の花。その美しさに感嘆のため息が漏れました。
いい物を見させていただきました。
関係者の皆様、ご苦労様でした。
奈良大菊人形展
10月29日〜11月6日まで
奈良公園バスターミナル屋上
で開催されています。
ちょこっと猫ちゃんず


今日も可愛い猫ちゃんずでした。
それではまた。
御訪問ありがとうございました。