日本書紀 巻第三十
高天原廣野姫天皇 三十九
・名のある山、岳、瀆に祈る
・雨乞い
・直丁・8人に官位を与える
六月九日、
郡国の長吏(ちょうり)に勅して、
各々名のある山、岳、瀆を祈らせました。
十一日、
大夫、謁者を遣わして、
四畿內を詣でて、
請雨(しょうう)させました。
二十一日、
直丁(じきてい)・八人に官位を
賜りました。
その大内陵
(おおちのみさざき)を造った時に、
勤めて、
怠らなかったことをよしとしました。
三十日、
天皇は、藤原の宮地を観ました。
・長吏(ちょうり)
県内を主管する長官
・請雨(しょうう)
日照り続きの時、雨の降ることを神仏に祈ること。雨乞い
・直丁(じきてい)
律令制で、仕丁 (じちょう) のうち、諸司の雑役に奉仕する番に当たった者。立丁 (りってい)
・大内陵(おおちのみさざき)
天武天皇の陵
(感想)
(持統天皇6年)
6月9日、
郡国の長官に勅して、
各々名のある山、川を祈らせました。
11日、
大夫、謁者を派遣して、
四畿内に行って、
雨乞いをさせました。
21日、
直丁・8人に官位を与えました。
その天武天皇の陵を造った時に、
勤めて、
怠らなかったことをよしとしました。
30日、
天皇は、藤原の宮地を観ました。
明日に続きます。
読んでいただき
ありがとうございました。
ランキングに参加中!励みになります。
ポチッとお願いします。