9月某日、
都営新宿線「東大島駅」近辺を散策しました。

東大島駅

番所橋通り
駅を出て番所橋通りを進みました。左手に見える木々は、大島小松川公園の物です。今回は時間がなかったので、公園の散策はしませんでした。
歩道が広い上に、緑豊かでいい道です。
目指す場所は、中川船番所跡です。

中川番所跡
訪れた時には、釣りをする方々や模型の船を操る方々で賑わっていました。
こちらの場所、名所江戸百景・第70景 「中川口」で描かれています。
私の第二のブログにて記事にしております。興味のある方は是非ご覧ください。
https://leetorin.xsrv.jp/名所江戸百景を訪ねて-第70景-「中川口」/
中川船番所跡のすぐそばには、

江東区中川船番所資料館があります。
興味があったのですが、時間がなかったので今回は見学しませんでした。

「中川番所」から「旧中川・川の駅」へ江戸最初の運河・小名木川が開かれました。天正18年(1590)江戸に城下町を作ることになった徳川家康は、江戸への物資の輸送路として、小名木川を開きました。江戸に通じる最初の運河です。下総国行徳産の塩を江戸に運ぶために開いとたされていますが、以後米・醤油・野菜など多くの物資や人がここを往復しました。沿岸は次第に町場となって、現在の江東区の原型が作られました。1661年(寛文元年)中川番所ができました。利根川をはじめ関東各地の河川が整備され、「奥川筋」(江戸の奥)と呼ばれる水体系となりました。関東一円の「奥川筋」と江戸の運河がつながったことから、人やモノの動きをおさえるため、江戸幕府はこの地に、寛文元年(1661)中川番所を開きました。ここが、水路としての江戸への入り口になった瞬間でした。現代版の中川番所をコンセプトに「旧中川・川の駅」を整備この旧中川・川の駅は、かつて江戸の入り口として舟運で賑わっていた、中川の風景を復活させることをコンセプトにしております。水陸両用バスが入出水するスロープや、カヌー・カヤックなど、地元密着のウォータースポーツが利用可能な乗船場を整備しました。観光船や防災船着場など、多様な水辺利用の拠点として活用していきます。
中川船番所跡を見学した後は、一度駅方面に戻り、
亀戸浅間神社を参拝しました。

亀戸浅間神社
亀戸浅間神社に関しましては、私の第二のブログにて詳しく記事にしております。興味のある方は是非ご覧ください。
https://leetorin.xsrv.jp/神社参拝日記・亀戸浅間神社/
参拝の後は、旧中川方面に向かいました。
途中、

元佐倉道跡
元佐倉道跡の石碑を発見。東京はいたるところに史跡がありますね。
次の目的地は、

坂井の渡し跡

坂井の渡し跡亀戸9-12~江戸川区坂井の渡しは、江戸時代から明治時代初期まで中川にあった渡しで、亀戸村と西小松川村(江戸川区)を結んでいました。もとは坂井村(西小松川村の北隣り)と亀戸村を結んでいたため、坂井の渡しと称されました。この場所は、万治2年(1659)に開削された堅川の北岸沿いに通る佐倉道と中川の合流点であり、江戸と下総方面とをつなぐ交通の要所でした。川幅は40間(約73メートル)ほどで、船は二艘が備えられ、一艘は亀戸村、一艘は西小松川村持ちでした。(「新編武蔵国風土記稿」)。開設時期の詳細は不明ですが、延宝8年(1680)の「江戸方角案見図」には、「総州さくら海道」(佐倉道)と中川が結節する地点に、「小松川舟わたし」の記載が見られ、この頃には渡船が運航していたことがわかります。また、明治時代の記録には、堅川の開削に携わった徳島屋兵右衛門らが寛文年間(1661~73)に渡船場を開設したとも記されています。渡船場周辺の様子は、嘉永3年(1850)の「絵本江戸土産」などによると、のどかな田園風景が広がる緑豊かな景観が風流人たちに好まれ、川を渡る人は船上からの眺めを楽しんでいたことがうかがわれます。渡船は明治以降も続き、「東京府統計表」によると明治10年(1877)頃の渡し賃は人が銭一厘五毛、牛馬・人力車が三厘、馬車が一銭五厘などとなっていました。明治12年に亀戸村と西小松川村により木造の坂井橋が架橋されると、渡しは交通機関としての役割を終え、廃止されました。平成25年12月 江東区教育委員会
こちらの坂井の渡しも、名所江戸百景・第67景「坂井のわたし」で描かれています。
第67景「坂井のわたし」に関しましては、私の第二のブログにて記事にしております。興味のある方は是非ご覧ください。
https://leetorin.xsrv.jp/名所江戸百景%E3%80%80第67景-「逆井のわたし」/
その後、旧中川の川沿いの道を散歩しました。

舗装された道ではありませんが、緑豊かで心が癒されます。

(魚を写したのですが、見えずらいですね。左手下で泳いでいる姿が微かにみえます。)
川を覗きますと、魚の姿が。みなさんが釣っているのはこの魚でしょうか?東京の川は汚いというイメージでしたが、この川は川底が見えて、綺麗な川でした。

シロサギの姿も見られ、いい散策ができました。
散策日記、続きます。
読んでいただき
ありがとうございました。
注)
リンクを貼ったのですが、うまくリンク先に飛びません💦お手数ですが、興味のある方はコピーしてください。
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