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リートリンの覚書

日本の神様・大屋毘古神


日本の神様

大屋毘古神
(おほやびこのかみ)


日本神話に登場する神

大穴牟遅神(大国主神)を助けた神


別名


大屋比古神

大屋彦神


神格


家屋・木をつかさどる神


「古事記」では


本文では、このように登場しています。

大勢の兄弟神は、大樹を切り倒し、その木にクサビを打ち立てて、その間に大穴牟遅神を入らせました。そして、すぐに、そのクサビを引き抜き、大穴牟遅神を責め殺しました。母親が嘆いて、大穴牟遅神を探し求めると、見つけることができました。その木を折って、取り出だし蘇生させると、その子に、「お前は、ここに居たなら、必ずや八十神に滅ぼされてしまうだろう」といい、木国の大屋毘古神のところに、人目を避け、方違いさせ行かせました。

伊邪那岐命と伊邪那美命二神の子です。

大穴牟遅神(大国主神)を八十神の迫害から逃がすため、母神の刺国若比売は、木国(紀伊国)にいたこの神のもとへ逃げるように言いました。

母の進言通りに木国に着いた大穴牟遅神ですが、八十神に追いつかれてしまいます。そこで、大屋毘古神は、大穴牟遅神を木の俣の間をくぐり抜けさせ、逃すと「須佐之男命がいらっしゃる根の国へ出向きなさい。必ずや、その大神が良い策を授けてくださるだろう」と進言しました。


そのほか


岐美二神の神生みの段の「大屋毘古神」と、大国主神の根堅州国の訪問の段の「木国の大屋毘古神」とは、同じ神とする説と別の神とする説があります。

「日本書紀」に登場する五十猛神と同神ともされています。


祀る神社


出雲祝神社
(埼玉県入間市)



新しい知識を得た場合
随時更新予定です。




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