リートリンの覚書

日本の神様 稗田阿礼


日本の神様

稗田阿礼 
(ひえだのあれ)


「古事記」の編纂者のひとり

飛鳥時代から奈良時代にかけての官人です。

稗田阿礼自身その出自や事績に関してはほとんど不明です。


「古事記」では


本文では、このように登場しています。

そこで、帝紀を選び記録して、古い言葉を調べ究めて、偽りを削り、真実を定めて、後世に伝えたいと思う」と仰せになられました。その時、一人の舎人がいました。姓は稗田、名は阿礼。年は、28歳。生まれながらにして、聡明で、目にした文章は暗誦でき、耳に聞こえた言葉は、記憶することができました。阿礼に勅語(みことのり)して、帝皇の日継(ひつぎ)と先代の旧辞(ふるきことば)を、誦み習わせました。

「古事記」の編纂者のひとりです。


そのほか


「古事記」の本文では、舎人と記されています。通常「舎人」といえば、男性ですが、江戸時代には、「稗田阿礼は女性である」と言う説が提起されました。


祀る神社


賣太神社(奈良県大和郡山市)
稗田神社(兵庫県揖保郡)



新しい知識を得た場合、随時更新予定です。




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