東京ヤングジュオン日記

森林ボランティア講座in東京の
卒業生の活動日記

第25期里山・森林ボランティア入門講座in東京 第5回目

2024-01-30 | 里山・森林ボランティア入門講座

こんにちは、インターン生のゴッドです。

今回の活動は、この講座最後の活動でした。

 

午前中には、間伐作業を行いました。最初にお手本を見て、印のつけ方やのこぎりの刃の入れ方、ロープのかけ方など、木を一本倒すだけでも多くの知識や作業工程が必要なことがわかりました。班ごとに木を一本倒すという作業でしたが、1時間もかかり林業の大変さを痛感しました。参加者の方からも、「私たち、こんなに頑張っても1本しか倒せていないのか・・・」との声があがりました。そして、倒した後は、木材として利用できるように枝を切り落とします。

 

お昼ご飯は、奥多摩のジャガイモやさつまいも、そしてすいとんを頂きました。素朴な味ですが、素材の味が活かされて疲れた体に沁みわたりました。

 

午後には座学で間伐に関するお話や林業の動向を聞きました。日本の森林の現状として、人の手が介されず放置されてしまっていることが課題になっていることを第一回目の講座から学んでいましたが、実際に実践講座を経て自分たちが見た現状と照らし合わせてお話を聞くことができ、理解が深まりました。

 

最後は、参加者同士で感想や今後の目標を発表しました。これまでの活動の学びやこれからの将来に対する熱い想いを各々話し、振り返って「居場所ができた」「楽しかった」と、涙する方もいました。また、帰りの電車でも思い出を語り合う参加者の姿を見て、環境保全だけでなく人と人との繋がりを作ることができたことに気づき、この講座の意義を改めて感じました。

 

5回の講座でしたが、とても深い活動でした。

参加者やスタッフの方々の皆さま、一緒にこの講座を作り上げてくださりありがとうございました。

 

 

 


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