※病気に伴う症状は、その状況により人それぞれです。ここに書かせて頂く病状は、我が家の事ですから、同じ病気を発症したからと言って、全てが同じではありません。
奥さんが倒れて、あっという間に2カ月が経ちました…。
倒れた日に、緊急手術で頭にドレンチューブを二本も入れて…。
2週間後にはチューブの入れ替え手術になり…。
4週間後には内視鏡による第3脳室開窓術…。
手術は成功したけど、術後2日間はやはり40度の高熱と上180近い血圧にハラハラの日々でした…。
もちろん奥さんは眠ったままでした…。
正直言って、心が折れそうになりました…。
ところが…。
3回目の手術をした3日後辺りから、高熱と高血圧は続いていましたけど、覚醒する時間が増え始めて、単語程度の言葉って言うか、モゴモゴって何かを言うように!
入院5週目には、言葉の端々を何とか聞き出して、言いたい事をほんのすこしだけ分かってあげられるようになりました。
奥さんの言葉は2割くらいしか分からなかったけど…。
幸いな事に、私や娘の話掛けたことは、ほぼ理解していた!
コレは嬉しかったです。
そして…。
このタイミングで、リハビリ病院への転院の話が出て…。
今の基準だと手術日から起算して2カ月以内にリハビリ病院へ転院しないとリハビリ病院に入れないって事をこのタイミングで始めた知りました…。
知識不足でした…。
めちゃ焦りました…。
この話がソーシャルワーカーさんからあったのが6/25…。
転院期限が7/19…。
3週間以内に転院先を決めて、訪問と面談をして…。
先方の受け入れ可能かの判定でOKを貰わないといけない…。
ソーシャルワーカーさんに「連絡遅くない!?」ってブチキレちゃいました…。
運良く6週目から7週目に2箇所の施設が面談と入所判定会議をやっていただけて、2箇所とも受け入れ可能との連絡を貰えました。
ギリギリ、滑り込みセーフでした…。
のちに看護師さんに聞いたら、冬場の季節だと3週間以上の待ちが通常らしく、1週間で決まって2週間で入所出来るのは、本当に「運とタイミング」が良かったらしいです…。
リハビリ病院での入院期間は、ウチの奥さんの場合、脳血管疾患に該当する為、入院してから退院まで最大で150日間…。
高次脳機能障害に認定されると最大で180日間…。
年内若しくは年明け迄は、リハビリ病院にいる事になります。
もちろん奥さんの状態が早く良くなれば、もっと早くに退院出来ます。
でも、いろんな障害を背負った状態で、日中自宅で一人で留守番を出来る状態にする為には…。
多分、最大期間でも足りないかもしれないです…。
でも「頑張り屋」の奥さんなので、「年内帰宅」を目指して、頑張ってもらうしかないですね。
転院が決まった頃、食事も鼻のチューブが取れて「トロミ食」に変わりました。
そして…。
18/07/10…。
52日間入院していた病院からリハビリ病院に無事転院しました。
本当に期限ギリギリでの転院でした。
リハビリ病院は、自宅から車で30分ちょい。
電車でも乗り換え一回で自宅から40分。
会社の帰り道に寄れば30分。
通勤路ではないので、ちょっと不便ですが、奥さんのタメなので仕方がないです。
何故ここのリハビリ病院を選んだか…。
私の住んでいる市は、政令指定都市です…。
一応「立派な市」って思っています…。
10年前に義母が脳梗塞で救急病院からリハビリ病院へ転院した時も同じだったのですが…。
私の住んでいる市内には、救急病院のソーシャルワーカーさんが「おススメ」出来るリハビリ病院が無い!
10年前と変わっていない…。
義母は、当時車で1時間ちょいのリハビリ病院に転院しました…。
10年経っても全く進歩してない状態でした…。
驚きました…。
情け無い話しです…。
そして…。
転院した日の午後からリハビリが始まりました!
理学療法、作業療法、言語聴覚療法…。
入院した日からリハビリをやって頂けて嬉しかったです。
まだ車椅子に長く座っていられないので奥さんは参加出来ないのですが、この3つのリハビリ以外にもレクレーションや運動系の事をやったり…。
何故奥さんが車椅子に長く座っていられないか…。
①ほぼ2カ月間寝たきりで、全身の「筋肉」が無くなり、身体や頭を支えていられない…。
②寝たきり期間が長かった為、寝ている時の血圧は標準値でも、身体を起こしてしまうと血圧が極端に下がってしまい「目眩」「頭痛」がおきる…。(貧血状態)
食事をする時間が、1時間位。
リハビリも各々1時間位。
どうやら、今は車椅子に座った状態でいられる限界が1時間っぽいですね。
まあ、これからたくさんご飯を食べて、たくさん運動して筋肉をつけていけば、たくさん楽しいことができると思います。
転院してからは、週末だけ病院に行ってます…。
さすがに私も娘も52日間休み無しでのお見舞いに、少々疲れてしまいました…。
リハビリ病院の看護師さんからも、「この病院にいる間は、安心してゆっくり休んでください」って言われちゃいました。
週末の金曜日、転院後、初めてお見舞いに行きました。
夕方だったので、寝てました…。
変わってないのかって思いながら声をかけると、直ぐに起きて!
リハビリが大変っぽいことを話しだしました。
食事やリハビリ内容の「記憶」は曖昧なのですが…。
それ以外にも「過去の記憶」もめちゃくちゃなんです…。
Back to the Future…。
これはちょっと厄介かもしれません…。
しかし!
驚くほど、よく喋る!
それも、今までとは全く違う滑舌の良いお喋り!!
たった数日で、こんなに喋れることに、本当に驚きました。
一方通行の会話ばかりだったのに、会話が出来る。
嬉しかったです。
楽しかったです。
声の感じは前の奥さんとは全く違いましたけど、話し方が奥さんらしい話しっぷりでした。
思わず涙が出ちゃいました。
娘もやってきて、びっくりしながらも、涙を拭き拭きしながら会話を楽しみました。
運動機能障害は、まだまだこれからなので、進展はありません…。
視野も右側が見えていない感じです…。
食事もしばらくは「トロミ食」…。
娘とは救急病院を退院した奥さんの状態を「最大」って思って、リハビリ病院で少しでも何か進展したらラッキーって思っていこうって言っていたのですが、いきなり「言葉」は進展があり、親子で喜んでいます。
さてさて、これから奥さんはどんな進展(進化?)をして行くのかな?
追伸…。
明日の7/20、夕方16時頃のお月様で「月面X &V」が見られます。
興味のある方は、カメラの望遠レンズか天体望遠鏡でお楽しみください!
では。
奥さんが倒れて、あっという間に2カ月が経ちました…。
倒れた日に、緊急手術で頭にドレンチューブを二本も入れて…。
2週間後にはチューブの入れ替え手術になり…。
4週間後には内視鏡による第3脳室開窓術…。
手術は成功したけど、術後2日間はやはり40度の高熱と上180近い血圧にハラハラの日々でした…。
もちろん奥さんは眠ったままでした…。
正直言って、心が折れそうになりました…。
ところが…。
3回目の手術をした3日後辺りから、高熱と高血圧は続いていましたけど、覚醒する時間が増え始めて、単語程度の言葉って言うか、モゴモゴって何かを言うように!
入院5週目には、言葉の端々を何とか聞き出して、言いたい事をほんのすこしだけ分かってあげられるようになりました。
奥さんの言葉は2割くらいしか分からなかったけど…。
幸いな事に、私や娘の話掛けたことは、ほぼ理解していた!
コレは嬉しかったです。
そして…。
このタイミングで、リハビリ病院への転院の話が出て…。
今の基準だと手術日から起算して2カ月以内にリハビリ病院へ転院しないとリハビリ病院に入れないって事をこのタイミングで始めた知りました…。
知識不足でした…。
めちゃ焦りました…。
この話がソーシャルワーカーさんからあったのが6/25…。
転院期限が7/19…。
3週間以内に転院先を決めて、訪問と面談をして…。
先方の受け入れ可能かの判定でOKを貰わないといけない…。
ソーシャルワーカーさんに「連絡遅くない!?」ってブチキレちゃいました…。
運良く6週目から7週目に2箇所の施設が面談と入所判定会議をやっていただけて、2箇所とも受け入れ可能との連絡を貰えました。
ギリギリ、滑り込みセーフでした…。
のちに看護師さんに聞いたら、冬場の季節だと3週間以上の待ちが通常らしく、1週間で決まって2週間で入所出来るのは、本当に「運とタイミング」が良かったらしいです…。
リハビリ病院での入院期間は、ウチの奥さんの場合、脳血管疾患に該当する為、入院してから退院まで最大で150日間…。
高次脳機能障害に認定されると最大で180日間…。
年内若しくは年明け迄は、リハビリ病院にいる事になります。
もちろん奥さんの状態が早く良くなれば、もっと早くに退院出来ます。
でも、いろんな障害を背負った状態で、日中自宅で一人で留守番を出来る状態にする為には…。
多分、最大期間でも足りないかもしれないです…。
でも「頑張り屋」の奥さんなので、「年内帰宅」を目指して、頑張ってもらうしかないですね。
転院が決まった頃、食事も鼻のチューブが取れて「トロミ食」に変わりました。
そして…。
18/07/10…。
52日間入院していた病院からリハビリ病院に無事転院しました。
本当に期限ギリギリでの転院でした。
リハビリ病院は、自宅から車で30分ちょい。
電車でも乗り換え一回で自宅から40分。
会社の帰り道に寄れば30分。
通勤路ではないので、ちょっと不便ですが、奥さんのタメなので仕方がないです。
何故ここのリハビリ病院を選んだか…。
私の住んでいる市は、政令指定都市です…。
一応「立派な市」って思っています…。
10年前に義母が脳梗塞で救急病院からリハビリ病院へ転院した時も同じだったのですが…。
私の住んでいる市内には、救急病院のソーシャルワーカーさんが「おススメ」出来るリハビリ病院が無い!
10年前と変わっていない…。
義母は、当時車で1時間ちょいのリハビリ病院に転院しました…。
10年経っても全く進歩してない状態でした…。
驚きました…。
情け無い話しです…。
そして…。
転院した日の午後からリハビリが始まりました!
理学療法、作業療法、言語聴覚療法…。
入院した日からリハビリをやって頂けて嬉しかったです。
まだ車椅子に長く座っていられないので奥さんは参加出来ないのですが、この3つのリハビリ以外にもレクレーションや運動系の事をやったり…。
何故奥さんが車椅子に長く座っていられないか…。
①ほぼ2カ月間寝たきりで、全身の「筋肉」が無くなり、身体や頭を支えていられない…。
②寝たきり期間が長かった為、寝ている時の血圧は標準値でも、身体を起こしてしまうと血圧が極端に下がってしまい「目眩」「頭痛」がおきる…。(貧血状態)
食事をする時間が、1時間位。
リハビリも各々1時間位。
どうやら、今は車椅子に座った状態でいられる限界が1時間っぽいですね。
まあ、これからたくさんご飯を食べて、たくさん運動して筋肉をつけていけば、たくさん楽しいことができると思います。
転院してからは、週末だけ病院に行ってます…。
さすがに私も娘も52日間休み無しでのお見舞いに、少々疲れてしまいました…。
リハビリ病院の看護師さんからも、「この病院にいる間は、安心してゆっくり休んでください」って言われちゃいました。
週末の金曜日、転院後、初めてお見舞いに行きました。
夕方だったので、寝てました…。
変わってないのかって思いながら声をかけると、直ぐに起きて!
リハビリが大変っぽいことを話しだしました。
食事やリハビリ内容の「記憶」は曖昧なのですが…。
それ以外にも「過去の記憶」もめちゃくちゃなんです…。
Back to the Future…。
これはちょっと厄介かもしれません…。
しかし!
驚くほど、よく喋る!
それも、今までとは全く違う滑舌の良いお喋り!!
たった数日で、こんなに喋れることに、本当に驚きました。
一方通行の会話ばかりだったのに、会話が出来る。
嬉しかったです。
楽しかったです。
声の感じは前の奥さんとは全く違いましたけど、話し方が奥さんらしい話しっぷりでした。
思わず涙が出ちゃいました。
娘もやってきて、びっくりしながらも、涙を拭き拭きしながら会話を楽しみました。
運動機能障害は、まだまだこれからなので、進展はありません…。
視野も右側が見えていない感じです…。
食事もしばらくは「トロミ食」…。
娘とは救急病院を退院した奥さんの状態を「最大」って思って、リハビリ病院で少しでも何か進展したらラッキーって思っていこうって言っていたのですが、いきなり「言葉」は進展があり、親子で喜んでいます。
さてさて、これから奥さんはどんな進展(進化?)をして行くのかな?
追伸…。
明日の7/20、夕方16時頃のお月様で「月面X &V」が見られます。
興味のある方は、カメラの望遠レンズか天体望遠鏡でお楽しみください!
では。