原作者・奥浩哉さんのロングインタビューから、
とても興味深い言葉を少し拾いました。
★★★昨日までの総閲覧数、553万1509。
ご来館ありがとうございます。
最近、松山さんファンのほかにどのような方が
たくさんお見えなのか興味津々。全くわからずです(笑)
ダ・ヴィンチ
GANTZ大特集は面白い。②
(奥)
「世界規模の最終戦争で終わりにしよう、と。
僕なりの《インデペンデンス・デイ》(1996年製作のハリウッド映画)を
やろうと思ったんです。あの映画の、巨大なUFOのスケール感だとか、
宇宙人の有無を言わせぬ攻撃の仕方って、あの後に出てきたどんなハリウッド映画でも、
あのイメージを超えられていないんじゃないか」
その映画の存在を知らなかったことにしたり、マネしたりするのではなく、
競争心を抱いてタイマンをはる。奥浩哉の類まれな作家性が、ここに輝く。
(奥)
「もっと好戦的で、もっと怖い、《攻めて来た!》みたいな感じにするのはどうかなと。
巨大な、よくわからない物体がズンズンと、有無を言わせず天上から街に刺さってくる。
それは実はウォーマシンで、突然それが動き始めて・・・・
このイメージは、今のところ誰も観たことないよなという自信があったので、
描いてみました。どうしてもマンガって、映画の迫力には負けちゃうんですけどね。
ただ、既視感がない絵を出されると、インパクト的には、動画に迫るくらいのものが
与えられるんじゃないかと信じてやってます。絵でインパクトを与えて、話に
どんどんのめりこませてゆく。あと、映画だと音楽がジャーンと鳴るようなことだと
思うんですけど、細かくコマ割りをしたああとに、ダンッと見開きの一枚絵を出す。
めくったらびっくりする、それは映画にはできない。マンガならではの演出として
効果的に使っているつもりはありますね」
「読者を裏切りたいだとか、読者が展開を読めないように作ろう、という考え方は
あんまりしないです。単に僕自身の感覚として、《そんなお約束ごとじゃあつまんない》
というのを避けて通ると、こうなるんですよね。
たとえばガンツスーツって、どこを操作したらいいか、何がわかるかわからない。
わからないでとにかく着ちゃって、わかんないうちに、わかんない機能を使って
闘う。《このスーツを着ると100倍のパワーが出せるんだ!》とかやってるよりも、
どう使っていいかおそるおそるやってる感じの方がドキドキして面白いですよ」
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いいですよね、わからないものをわからないまま、
触る・・というところに、
現実とのリンクを観る気がしました。
理屈でわかってしまうというのは、
日常を侵蝕しないですよね。
「死んだ」と思った瞬間、異世界に
ほうりこまれてしまった主人公たちの目線を
私たちもいきなり持たされて、
途方に暮れる。
謎解きがなされないから、
1巻が終わってもすっきりしない、
2巻が終わっても・・・
そのなかで新たな星人と戦いつづける緊張感は
すごいストレスになると同時に、
すごい、ストレスからの解放になるような、
不思議だけれど納得の(笑)、
切り取られた非日常世界のような気がします。
マンガとしての限界と可能性、
両方を体感させるGANTZ,
その新しいカタチが、
何十年も前に萌芽していたというのが
とても興味深いと思うのです。
ダヴィンチ面白そうですね!是非とも買って読みたい!
・・・のであまり記事には目を通してません、ごめんなさい。
自分で買って読んだらまたきますね~♪♪
①の記事で、玄野より加藤が好きそうですね。デスノと同じパターンだってのにウケました(笑)
どうしても監督とか原作者とかに愛されちゃうのよねー松ケンって人はねー
いいのよいいの、面白いから読んでね。
今までは実写化されるというので、
画面的な興味があったんだけれど、
原作者の奥さんの構想とか、影響を受けたものとか、
目指すところとかわかって、
すごく原作に興味がわきました。
わくわくしてくる感じ(笑)
>どうしても監督とか原作者とかに愛されちゃうのよねー松ケンって人はねー
そうそう、だからやばいのね(笑)
相手を平熱でいられなくする(笑)
奥さんのイラスト見ても、加藤のほうが圧倒的に多い気がする(笑)
加藤の正義感にLcWのLを重ねちゃう。
ラストネームまではLもゲームが入ってましたからね。
でも、ゲームなLたんがその実、とっても正義だったのが好きなの(涙)