1日1店が倒産・・これは困る。
街の本屋が危ない。ネット社会の広がりと長引く不況を背景に本を購入するマインドが縮小。調査会社の調べでは、1日に1店の割合で消えているという。待ち合わせや暇つぶしにも貴重だった巷(ちまた)の空間が虫の息だ。
東京・新宿の大型書店「ジュンク堂新宿店」が3月に閉店した。
「入居していた『新宿三越アルコット店』が閉店したことに伴ったものですが、ジュンク堂はテナントとして残ろうと(オーナー側と)交渉していました。でも、(賃料など)諸条件が折り合わなかったようです」(流通アナリスト)
長引く不況で大手書店でさえ再編、撤退を強いられるなか、体力のない街の本屋は言わずもがな。業界の環境はかなり厳しい。
書店調査会社のアルメディア(東京都豊島区)の調査によると、全国の書店数は5月1日現在、1万4696店。昨年同月の1万5061店から365店が減った。1日あたり1店が閉店した計算になる。
都道府県単位の増減では、大阪の56店減を筆頭に東京の48店減以下、マイナスだらけで47都道府県中、42の自治体で店舗が縮小。増えたのは、大手書店などが出店した長野(5店)と栃木(3店)の2県だけだった。
アルメディアでは「書店業界の全体的な売り上げが落ち込んでいる。なかでも資本力のない小さな書店がかなり厳しい」と注目する。
民間信用調査機関の東京商工リサーチがまとめた「書店の倒産件数」を見ても苦戦は歴然とし、2011年の倒産は計25件で、負債総額は35億300万円。10年は34件(同約34億円)、09年も35件(同約43億円)と一定の水準で潰れていっている。
同リサーチでは「簡単にネットから情報が取れることや、新型古書店やマンガ喫茶など二次流通市場の広がりも影響している。個人商店のようなところは、負債を抱える前に自分の代で店を閉めて廃業する傾向も強い。正直、淘汰の歯止めがかからない」(情報部)。
消えゆく身近な“知”の宝庫。街もどんどん味気なくなっていく。
(夕刊フジ/infoseek楽天ニュース)
私は2006年に松山さんのファンになったけど、
2007年から2009年にかけての、
雑誌購買量ははんぱなかった。
人生であれだけ雑誌を買うことはもうないと思う。
松山さんが載っていたら買っていたもんなあ、
(神レポーターのまろうさぎさんに胸を張れるくらいは:笑)
いつも、松山さんの記事以外読まなくて、
部屋に積み上げられている雑誌に申し訳ないと思っていた。
が・・・
去年、何冊雑誌を買っただろう。
思い出せないくらいにたくさん買ったのならいいのだが、
いつ買ったか思い出せないくらい、買わなくなった。
小説(文庫本)はコンスタントに買っているから、
雑誌に手がのびなくなったというのが際立つ。
小説や文庫本とともに大きな柱だからなあ。
今、雑誌に求められるものは何か。
テレビに置き換えてもいいと思うのだけれど。
わかるなら、もっと業界が活性化しているわけで。
みんなが必要最低限のものしか買わなくなって、
小説はあるひとにとっては必需品と思っても、
(無限に選択肢もあるわけだし)
売れないなら100円雑誌とか出すと売れるのかもしれないな、
デフレが常態化している社会では。
いや、冗談ですけど。
それくらい発想の転換が必要でしょう。
えらーい!
いつか、松山ケンイチ資料館を開館してくださいませ!
そうなんですよ。
何気なく手に取るのはよくても、探すとなると時間をとられて、
雑誌以外でもお手軽密林頼み、になってしまったりします^^
>雑誌も書籍も、売り上げが落ちている上に、小さな本屋さんは万引き被害で
つぶれてしまう。
忘れてました!
そうですよね、被害総額ははんぱないと聞きました。
万引き品と気付いても、証拠がなければ自分たちに火の粉がかかりますよね。
なんとも悲しい世のなかになりましたね。
この業種もとなると、シャッター通りが増えるはずです!
電子図書は必ずしも安くないですよね。
あれがどうもわからん。
価格面のことを調べてみたくなりました←まずここに目が行く私(笑)
(何しろ映画雑誌は1・2種類しかおいてないので、ついつい大型店か、ネット通販ということになります)
雑誌も書籍も、売り上げが落ちている上に、小さな本屋さんは万引き被害でつぶれてしまう。
(新型古書店が万引き品と気付いても買うのだそうな)
活字を印刷したメディアは、やはり衰退していくのでしょうか。それはそれで寂しいものです。