2016/2/25 都若丸劇団(於 南あわじロイヤルホテル)
「都のホームグラウンド劇場ができる!」
淡路島、最後にも1回行くことができました。
Mさん、ありがとうございます。
「都のホームグラウンド劇場ができる!」
こんなに素晴らしいビッグニュース、聞くことができて最高でした!
大阪を出るときは寒かったのですけど、
淡路島につくと、日差しがあったか。
今回はMさんとSさんと3人で、道の駅≪うずしお≫に立ち寄り軽めの昼食。
ホテルに着くと、さすが平日、そして若丸祭りのあとということもあって、駐車場は
比較的すいていました。
そしてなんと、団体客のキャンセルがあったとかで、
Mさんが取ってくれた席を変更してくださいました。感謝いたします。
ミックスジュースの時にね、
「若丸劇団のホームグラウンドとなる劇場ができます」と若丸座長からの発表。
それもことさらに仰々しく言うのではなくて、むしろ、パウダーのようにさらっと(笑)
「場所は奄美大島とか。台風で一年で終わりっちゅう。でっかいのが来るからね」などと。
嬉しくて、早くファンのみんなに報告したかったのに、でもそれを平常心で伝えるこの憎さ^^
しかしながら、既設劇場の話になると、ホームグラウンドの劇場への喜びが反転して聞こえるようでした。
「新品劇場に釘をうつバカがおるねん。あれね、なんでそんなに釘うちたいのん。よく打つよね」
「でね、落書きもいっぱい。悪口とか。舞台のそでにそういうのがあると、気持ち悪いじゃないですか。
新築の自分の家にくぎうったりします? しみひとつつけても申訳ないと思うやんね」
こういう話をする若ちゃんを見ていると、自分たちがきちんと守る、守れる、劇場が
どれだけほしかったんだろうなあと思いました。
お借りしてお返しする、他人さまの財産ってことですからね。
そして常日頃、自分たちが乗る舞台と劇場をどれだけ大切に扱っているか、そのことが
透けて見えるようで、誇らしく思いました。(だが私のうちはきたないです、すみません^^)
で、そんなことから、南あわじロイヤルホテルの花道についても話が。
今は3つあるブロックの間を花道に使っているけども、
劇場によっては、花道から横にはけなければならない劇場もあって(羅い舞座とか呉服座とかですよね)、
そうなると股旅なんかでも、まっすぐ行ったらかっこいいのに、ひょいと曲がって消えるというのがどうもね、と。
レッドカーペットの上をまっすぐはけてゆく姿はかっこよかったですよね。
ホームグラウンドの劇場では都ならではのこだわりを演出できるんですね、よかったですね、若丸座長!
ミックスジュースの最初に戻りますけど、
南あわじロイヤルホテルで公演するようになって8年になるそうです。
途中どうしても行けなかったという1年があるそうですが、
最初のころはお客さんが少なくて、昼で20人くらい、夜になると12人くらい、
よく入った時で、13人、でも頑張って千秋楽ちかくになると14人になったとか(笑)
いやもう、このあたり、若ちゃんの独壇場ですねー。
それがこないだの、淡路島でのはじめての若丸祭りの日は340人のお客様だったらしいです。
しかも20人はどうしても入れず、お帰りになったとか。
お客様には申し訳ないけれども、役者としてはこれ以上の喜びはないとのことでした。
あれだけひとりひとりのファンを大切にしてくれる若ちゃんだから、
なんとかして見てもらいたい、の気持ちでいっぱいだったでしょうね。
でもでも、札止め満員御礼って、すごいなあ。ほぼみなさん、海を渡ってこられたひとですよー。グレイト!
若ちゃん「これからも驕ることなく精進いたしますので、よろしく御願い申し上げます」
とのあいさつ。
そして・・・
ミックスジュースで若ちゃんが選んだのは牛乳。
「背が伸びるからと言って、キャプテンが牛乳ばっかり買ってきてね、飲まさせられて、
それが脂肪分の多い牛乳で縦に伸びんと横にばっかり大きくなって。ダイエットに苦労したっちゅうねん」(爆笑)
センターは英樹さん。
リンダリンダ / THE BLUE HEARTS / TV
英樹さん、踊りになったらいきなり弾けてすごかった(笑)
若ちゃんも負けじと動いていたので、息が切れてました(笑)
次のあきらさんの紹介のときにも引きずってた(笑)
あきらさんの≪しあわせのノート≫、みんな手帳手帳と言ってるので、買って帰ったひとが、
日付もなければ線もないとのプチクレーム?!
あれ、ノートですからって。
帰りに残りすくないノート、買わせていただきました。あきらさんのかわいいサインいり、やったー!
締めはキャプテンの≪白雲の城≫
おとこまえ!かっこよかったー。
白雲の城 氷川きよし
若ちゃんの曲、いつも女形のときはぼーーっとなってしまって記憶にないほどなんですけど、たぶんこれ(すみません)
for You 高橋真梨子
たちは≪あぐら酒≫
女性陣の、ゆかりさん、ひかるさん、晴香さんによる≪雨の御堂筋≫がコミカル調で、かわいくって、
送り出しの時にひかるさんに「かわいかったーーー!」と抱きつかんばかりに言いました(笑)
いつもお芝居では男前なひかるさんがこういう踊りを見せてくださるとギャップ萌えしますねーー。
≪お芝居は「瞼に母」≫
若ちゃんが最後、自分の両親に思いをはせて、目をつむって、そのうちこっくり眠りそうになってしまうという、
せつなさを笑いに転化させる、その流れがいつもせつなくて楽しくて、さすが都若丸!と思う一瞬です。
この一場面をとっても、親子の絆、あたたかさ、友だちと周囲のひとたちとの愛情など、
いろいろ余韻を残すお芝居だなあと思います。
こういうお芝居を見せてくれる若丸劇団、日本で一番愛されるはずですよねーーー。(動員数よりの客観的事実のみ参照)
送り出しの時に蘭香ちゃんからさっすん誕生日公演の台本がもうできていると聞きました。
さっすんに、「はじめてお芝居の内容を話して、若ちゃん、なんて言ってました?」と聞くと、
「おもしろいんちゃうと言ってもらいました」とのことです。
剛さんのときのお話が悲しかったので、僕は楽しいものにしようかな、と抱負を語ってくれてましたが、
泣きのない楽しいお芝居は難しいそうですよ。
都男子トップバッターなのでプレッシャーはきついそうです。
でも、ふぁいとだよー、さっすん! 楽しみにしてますからねー。
若ちゃんの送り出しの時に私の前の方の子どもさんが小さくて、かわいくて、あちこち走り回ってて、
お母さんがその子の名前を呼んでるのを聞いて、
「あ、うちの息子と同じ名前」とぼそっと言ったら、若ちゃんが「え、そうなん?」と言って、
走り回るその子にむかって「○○○ーー」「○○○ーー!」と呼びました。
きゃー、録音したい、と思った私は正真正銘のあふぉです、すみません。
若ちゃんにはホームグラウンドの劇場の話のことを聞かないわけがないですけど(笑)、
まだはっきり決まっていなくて、そこから葵劇場の話に。
ドン・キホーテがはいってるんですよね(行ったことなくてすみません)
のぼりすら立ってなくてアピールしてないわかりにくいってMさんが言ったら、
ばたばた契約したのでああいうことになったけど、
ちゃんとしてたらそういうこともできてたはず、とのことでした。
相当、あわただしい感じだったのでしょうね。
若ちゃん、映画館の隣の劇場がどうにも苦手で、
ポルノ系の映画の宣伝とかが自分のポスターの下にあったりで、
「なんとかの団地妻とかって、題名があったりしたら自分らがそれやってるみたいでいやじゃないですか」と。
なるほどですー。
来てくれるお客さんにも申訳ないし、と。
ホームグラウンドの劇場はまわりの環境もしっかり考慮されるんだろうなあ。若ちゃんだもの。
劇場はアクセスの問題もあるし、というので、
「若ちゃんを見るためならどこにでも行きますよ」と言ったら、
「いや、ほかの劇団も乗るからね、そのファンも来るわけでしょ」
でへへへへ。そうでありました(笑)
若ちゃんのファンへの信頼と自信がこういうところにも表れてましたよん。
それからどうしても聞きたかったことについて。
「LINK公演のとき、良太郎さんの劇団が下座のときには、
劇団員のソロ舞踊があんなにあるのに、都ではないじゃないですか。どうしてですか」
若ちゃんが言うには、良太郎さんとこは座員が少なくて群舞が踊れないので、
座員がソロを踊るのだとのことです。
うちの座員がソロを踊ったら、その座員もLINKのメンバーかと誤解される、
座長大会でも同じ。とのことでした。
せっかくだから、ほかの劇団のファンにも都ファミリーをじっくり見てほしいですよね、とも言ったのですが。
いろいろ事情はあるようですが、
他の劇団の追随を許さない都の素晴らしい群舞を見てもらうチャンスでもあるわけですね、
と無理やり納得するのでありました^^
若ちゃん、まだ花粉症の症状は出ていないそうです。
今回は花粉症の治療薬をあれこれ渡してきました。今年は軽く終わりますようにーー!
粗いレポになってすみません。
いつもご高覧くださり、ありがとうございます。
勘違いや抜け落ちているところ、まったくの間違い等ありましたら、
伏しておわび申し上げます。