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20181129たつみ演劇BOX於梅田呉服座千秋楽(感想ちょっとだけ)

2018-11-30 | 大衆演劇



20181129たつみ演劇BOX
     於梅田呉服座千秋楽
      (感想ちょっとだけ)

11月29日。
多くの大衆演劇の劇団は千秋楽を迎えたけど、
都若丸劇団は12月も公演があるから、末日も公演。
舞斗くんのブログ見るまで知らなかった。
話題に上らなかったし、情報が入ってこなかった。
まあ、友達少ないから、無理ないけどね^^
すごく新鮮。全国でいくつくらい、今月こういう舞台があるのかな?

大好き相方Mちゃんとたつみ演劇BOXさんの千秋楽公演に行ってきた。
来月はお休みされるから、今年最後の舞台。
そしてたつみさんを見るのは2年ぶり!
最後に見たのは嵐山瞳太郎さんの退団される千秋楽舞台だった。
呉服座には当たり前に補助席が出てたし!、
花道、最前列の前に出ていないだけで、満員のお客様だった。
え、都の時はたしか、補助席持ってったぞー。どうなったんだ、あれは。
都限定だったんだろうか?などという疑問がふつふつ。
(ちなみに最終的な大入り数は97)

千秋楽は2部構成で、≪小豆島≫
相方Mちゃんが教えてくれたところによると、都の≪へちまの花≫に似たお芝居らしい。
「小泉ダイヤ座長が主演、無駄に私も出ております」みたいなMCをたつみさんみずからされてた。
幕前のMCまでたつみさんがするなんて、張り切ってはるなあと感心。

医者になろうと江戸に勉強に行ってる息子(小泉ライトくん)が戻ってくるのだけれど、
父親(小泉たつみ座長)と親友が、お互いの子供が男女ならいいなづけにしようと決めていたのだった。
今は亡き親友の娘(花ちゃん)は、村人たちがいうには、およそ釣り合わない相手。
貧乏で、可愛くなくて、頭も悪い。
娘の兄(小泉ダイヤ座長)もそのことをわかっていて、なんとか、あきらめようとさせるが、
娘は頑として聞かず、息子も嫁にもらうと聞かないので、
兄が息子の父親に頼み込んで芝居を打ち、息子に結婚をあきらめさせようとするのだが・・、

ほぼ、たつみさんとダイヤさんの爆笑を誘うやりとりで進行するお芝居。
千秋楽に、ぽっと来た私には、前日、ダイヤさんがとっさに「ゴミ箱」のセリフが出てこなかった?とか
事情がわからないので、たつみさんがつっこんで、お客さんが爆笑するところはうらやましいだけ(笑)
でも、たつみさんのエネルギッシュで早口なセリフ、すごくパワフルだと思った。
いじられるダイヤさんの受け方もさすがで、楽しかった。

2年ぶりなので、新人の座員さん、男子3名?2名だっけ?と女子1名が増えていて、びっくり。
たつみさんとこも人気があって、歌舞伎の演目をお芝居されたりするし、座長がふたり、小龍さんもおられて、
勉強しがいがあるだろうし、入団希望者には恵まれているのだろうなあと思った。
いま、あんなにしんどい労働環境に入ってくる若者って、ほんとに数少ないと思いますもん。


舞踊ショーで、めっちゃつらかったのは(笑)、都若丸劇団でおなじみの曲が目白押しだったこと。
雪深深(たつみさん)
無条件(ダイヤさん)
生きとし生きるものへ(愛飢男さん)
ときどき、BIGBANGの音源もかかって、
ラスト舞踊が、あぜちょ、
アンコールで、ズンドコパラダイス、晴れ舞台!!!
最後の最後で、若丸座長の声が流れて、相方とふたり「若ちゃんに逢いたいーー!!!」
アンコールにズンドコがかかったんで、立ち上がったけど、
当然都と振付が違うから淋しかったし、
無条件では、≪ダイヤ≫じゃなくて≪みやこ!≫と叫びたかったなあ。
しゃーないけど。遠征は来月だし、でも、たった1泊だし(笑)
待ち焦がれて、すぐに帰ってくるねー、と相方が言う。たしかに、たしかに。
いや、そのことは考えまいぞ笑

音楽チェックしてないので、曲目はわからないけど、
最初の群舞で、小龍さんが片肌脱いで、めっちゃ色っぽい!
十代の男の子たちと踊られてた。
小龍さん、フォトジェニックだから、たくさん写真を撮りましたが、
かっこいいのは、にらみつけるようなまなざし! ほれぼれしましたー。
盟三五大切、たつみさんとこに若丸座長がゲストで入ったあのお芝居、
2年前だっけ、いまだに忘れられない名芝居、
ああいうお芝居をまた小龍さん、書いてくれないかな、と思うけど、
お見送りに並ばなかったので、あのお芝居のことを言えなかった(笑)


たつみさんとこの千秋楽、2回しか行ったことがないけれど、
前も今日も大感激したのが、役者さん全員にお客さんがいっぱい心づけをつけてたこと。
封筒がほとんどだったけど、年末だからかなあ、毎月そうなのかなあ?わからないけれど、
役者さんへのねぎらいと感謝を、みんなが列になって表して、すごいなあと思った。
若丸座長、あんなにファンサービスに徹してくれるのだから、木戸銭以上に、
こつこつお金貯めて、広く少なくみんなで心づけしたら、どんだけの額になるか、
なんてそろばんをはじいてしまった私は不純?
でもほんとに、たつみさんとこは素晴らしかった、曲が終わったら、お客さんが
手拍子して、無音にならないように工夫して差し上げるのですよ、
もちろん、追っかけて、音楽が流れてきたりするけど。
ひとりひとりが心づけをもらって、舞台をはけるときに挨拶するのが素敵だったなー。

ダイヤさんは、女形が華やかで、切れあがった美しい瞳がいつみても綺麗。
キセルを持っての舞踊がゴージャスだった。
たつみさんは銀色の上掛けがきらびやか、剣舞を交えての舞踊が表情豊かで盛り上がった。

今や、若手リーダーみたいな風格のライトくん、今時の曲じゃなくても、その舞踊の切れのよさが
光ってた。でもあぜちょ、の時、一番のってたような(笑)

TEBのゆりあんこと?、はなちゃんにはお着物があがってたし、
満月ちゃんは舞踊の最後に客席に投げキッスしてくれた。可愛かった。

愛飢男さんはこころづけ用に紙袋持参で、見事にたくさんいただかれた(笑)
ちなみに生きとし・・のときは、トラ柄の全身タイツで、舞台を横切るだけ、それが3回(笑)

曲数にしたら何曲あったんだろう?と思うくらいたくさんで、
たつみさんとこでは珍しいらしいけど、ラスト舞踊のときは客席まで下りてきてくれて、
盛り上げようの気持ちが素敵だったなー。

口上挨拶は、ラスト舞踊が終わってから。
小龍さんの末っ子の男の子、まだ1歳半くらい?が舞台に登場、見得を切って、びっくり。
たつみさんと見得の切りあいしてて、たつみさんが末っ子くんへの拍手に嫉妬(笑)
はなちゃんにだっこされて、3本締めもちゃんと拍手して、すごいーー!!!


お見送りは2列で階段に並ぶ方式でー、とスタッフさんがお客さんを誘導してました。
都なら当たり前のお見送りだけれど、慣れないお客さんも多いのかな、
でも、帰りはエレベーターで楽々。
こころのなかで感謝して、呉服座をあとにしました。



延長先生がいる都とはちがって、まだまだ時間があるので(笑)、
前から行きたかったパンケーキのお店で、相方とお茶した。
相方と一緒に舞台観るのは10日前の落語以来。
やっぱり大好きな若ともさんと、舞台を見るのはいいなあと、
めっちゃ久しぶりみたいに、こころが弾んだ。
TEBのみなさま、素敵な時間をありがとうございました。
でも、でも、やっぱり、都が早く観たいよお。
元気になった若丸座長に、早く逢いたいなあ。
祭りの予定が組めるまで、回復されて何よりーーー。




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