松山ケンイチ映画『ロストケア』特報
(2023年3月全国ロードショー)
映画『ロストケア』特報 (2023年3月全国ロードショー)
今朝、めざましテレビで予告が流れたのですが、作品の概要すら知らなかったので、衝撃を受けました。
松山さんファンならだれもが思うんじゃないかな?
16年たって、キラの側を演じるんだ!って。
そして長澤まさみさんは、こちらも長年を経て、
世界の中心で愛を叫ぶ、から、世界の中心で正義を叫ぶ、のような^^
松山さんはオファーを受けてすっごく感慨深かったでしょうね。
そしてきっと嬉しかったんじゃないかなあ。
内容がヘビーで、演じる人間が唯一無二の様相を帯びていて、
挑むのが大変であると誰にもわかるキャラクターで、
でも、悩みがいがすごくある人物ではないですか。
ラスコリ二コフ的な。いや、もっと感情移入できそうな人物ですかね。
長澤さんの、まっすぐなまなざしが作品の時間が経過するにつれて、
どう変わっていくんだろう、
対する松山さん演じる被疑者の心情と信念も。
おふたりのコメント映像もありましたので、ご覧くださいませ。
映画『ロストケア』松山ケンイチ・長澤まさみコメント映像(2023年全国ロードショー)
この作品は例のやまゆり園での犯罪に着想を得たのかと思ったのですが、
さにあらず、今から10年前に日本ミステリー大賞新人賞を得た作品だったようです。
ネタバレ回避される方は下記の動画をスルーなさってくださいね。
私は、・・見ました( ´艸`)
めっちゃ楽しみです。
松山さんの作品のチョイスにまた感動しました!
(Lにこの犯罪について聞いたら、夜神月にそうしたように、華麗に断罪するでしょうね!
いや、介護問題について言及できるでしょうか。うう、知りたすぎる・・)←無意味な懊悩^^
葉真中 顕『ロスト・ケア』| 読みたい本が見つかる噺
文庫本、見つけて買っちゃいましたっ!
この夏に映画配給会社の試写室で拝見しました。
とても考えさせられる内容ですし、松山さんの演技の素晴らしさを堪能できます。キラのような万能感はありませんが、斯波の中では「正しい」行為であったので、形を変えた夜神月とも言えますね。(関係ない話ですが、今、スマホで夜神が変換できること、次の候補として月が最初に出てくることにちょっと笑いました)
松山さんと、父親役の柄本明さんのシーンは必見です!今回の柄本明さんのコメントもありがたい限り。
さて、試写会では、宣伝の方向性に悩んでいらした様子で、この映画をたくさんの人に、できれば若い人たちにも見てほしいということで、キャッチコピーやティザービジュアルの候補の中からどれが良いかというアンケートや、質疑応答がありました。ミステリーという切り口で宣伝するのはどうか?という配給会社の方の質問に対して「松山ケンイチさんが好青年で登場した途端に犯人だと分かるから、止めたほうがいい」という意見が出て、思わず噴き出しました。まあ、そうだよね(笑)
キャッチコピーは、ほぼ最初からコレでしょうということで、私も今のものを選びました。ビジュアルは、横顔バージョンを選んだのですが、それはただ単にファンとして横顔が好きだからという理由なので、現在のものになるだろうなと思ってました。
重い内容です。見終わったあとに、斯波を否定しきれない自分がいることそのものが、サスペンスだと感じます。
公開まであと半年。宣伝方法も難しいとは思うのですが、多くの方に見て頂きたいです。また、3月なら農閑期だから、松山さんもたくさん番組に出てくださるかなと期待してます。
もう2か月もたってから、コメントお返事していないのに気づきました。
そして、まろうさぎさんのコメントをあらためて読んで、
こういう作品は宣伝が難しいよなあ、そして素直に観客に尋ねるのっていいなあと思いました。
ひととひととの距離が遠くなって、他人事、知らんぷりしていよう、が蔓延しすぎて、
ひとりが抱える問題が深刻になりすぎていると思います。
「川っぺりムコリッタ」の作品と前後してこういうのがあるというのは、
濃密な時間をすごした松山さんにとってはきっと考えるところが多かったでしょうね。
松山さんを通じて、向き合わせていただけて、ファンもまた、
しんどいけど幸せだと思います。
まろうさぎさんから作品の印象を教えていただいてありがたいです。
(関係ないけど、「怒り」を思い出しました)
印象がうれしくて、そしてまろうさぎさんの、時々顔を覗かせる≪萌え≫に
くすっとしました。
いえーい、それでこそまろうさぎさんだあ、って!
今回もありがとうございました!
そしてごめんなさい!