さく蔵さんが、日経新聞の渡辺謙さんインタビューを
取り上げてくださいました。
渡辺謙さんもそうですが、聞くべきは
さく蔵さんのその共鳴であろうかと思います。
さく蔵さん、L図書に素晴らしい記事を寄稿してくださって、
ありがとうございます。深く感謝いたします。
さく蔵さんが語る
≪渡辺謙:働く「矜持」今伝えねば…≫
「仕事とは」問い直す映画に主演
俳優 渡辺謙さん(わたなべ・けん)
1959年新潟県生まれ。演劇集団円を経てテレビ、映画で活躍。
「ラストサムライ」で国際派俳優の地位を確立。
レオナルド・ディカプリオ共演の「インセプション」を撮影中。
働く「矜持」今伝えねば…
俳優、渡辺謙さんが映画「沈まぬ太陽」で組織の不条理に耐える会社員を
演じた。仕事とは何だろう。主人公とともに自問し、悩んだという胸の内を聞
いた。
僕が演じた恩地は、労働組合の委員長をしたことから会社に疎まれ、外国の
へき地に流される航空会社の社員です。それでも会社を辞めず、会社のため
に、家庭を犠牲にしてまで一生懸命働く。ただし、山崎豊子さんの原作の舞台
は昭和30年代から60年代で、今とは仕事や会社に対する価値観が違う。
撮影の準備を始めた1年前は、その生き方が果たして現代人に伝わるのか、
若松節朗監督と悩みました。
例えば、恩地が赴任地からさらにへき地へ飛ばされるとわかったとき、友人
に便宜を図ってもらっては、と妻が促すシーンがある。恩地は「このままでは
僕の矜持が許さない」と突っぱねますが、最初は「矜持」なんて言葉、今の
お客さんにわかるかなあと思った。
でもその後、世界の経済状況が急転直下で悪化して、会社が倒産したり、
非正規雇用の人がリストラされたりという現実の中で、多くの人が会社って
何だろう、仕事って何だろうと改めて問い直す時代になった。それを見て、これ
はもう「矜持」の一語しかないと思いました。今伝えなければならない何か、
僕らが失いかけている何かとは、山崎さんが常にその小説の中で描いてきた、
必死で生きている人々の温度やエネルギーなんだと思います。
■組織の圧力に屈しない恩地を、渡辺さんは特別な人間ではなく普通の会社
員として演じ、共感を呼ぶ人物に仕立てた。
恩地が長い間、孤独や疎外感に耐えられたのはなぜか。単に強い人間で、
強靭な精神力ではね返したという解釈も可能ですが、それだけでは納得でき
ない。そこで僕は、恩地が最後にたどりつくアフリカを、クランクインの前に
一人で訪ねた。そのときすーっと視界が開けたんです。
アフリカの大地が持っている底抜けの明るさ、陽気さ、すがすがしさ。人が
人として生きていくための原始的なエネルギーを感じることで、恩地は細胞ご
と別な人間に再生したんだと実感できた。決して鋼のような魂や不屈の精神を
持っていたわけではない。おろおろ悩み、苦しんだ。だけどその苦しみから
目をそらさなかったから、最後にアフリカと出合って、苦しみに静かに寄り添え
たんだと。
■役者としてこれからというときに白血病を患うなど、自身も人生の不条理な
巡り合わせに泣いた時期があった。
僕ら俳優なんて、次の仕事が来なくなったら無職。言ってみればいつもリス
トラの危機にさらされている契約社員みたいなものだから、不安定な職に就い
ている人の気持ちはよくわかる。
やってもやっても仕事が評価されなかったり、何であの役があいつに行くん
だと悔しい思いをしたり。若いときは理不尽なことばかりだった。でも、こんな
仕事無駄だと思ったことが、今振り返ると思わぬ鉱脈につながっていた。だか
ら若い人には歯を食いしばって、まず一つところを掘ってみろと言いたい。
きちんと仕事をしたら必ず自分に戻ってくる。僕も最近やっとそう思えるように
なった。 (聞き手は文化部 白木緑)
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樹さんこんばんは。
個人的には、映画を観る時は夢を見たいと思うので、
奇想天外なファンタジー性のある作品を選んでしまい、難病ものや社会派など
現実を突きつけられるような作品は避けてきました。
「沈まぬ太陽」もキツイだろうな、逃げたいな、というのが正直な気持ちでした
が、樹さんの記事を拝読して、また実際、WSで男泣きの涙にくれる渡辺さんを
目にして、これはぜひ観てみたいと思い直していたところへ、
ちょうどLのお誕生日の朝、30年来の友人から1年ぶりに来たメールがなんと
「沈まぬ太陽、まだ観てないなら映画デートしない?」とのお誘い!
そういうわけで、来週の日曜日に彼女と観に行くことになりました。
これもL館長の思し召しですね☆(笑)
10/28(水)の日経新聞記事です。
「仕事とは」という視点はやはり日経ならでは、でしょうか。
この作品への思い、だけでなく、
若いころの不遇や、大作の主演に決まった矢先に病魔に襲われ、その後も
数々の困難を乗り越えて、ハリウッドにいまの地位を築いた渡辺さんの、
仕事への向き合い方を、働く女性、夫を支える妻、子育て真っ最中の母、
様々なL図書さんの読者の皆さまにも読んでいただけたら、と思いました。
雑誌「T」のインタビューで、
昭和の最後の時期に起きた大事故を描いていることについて、
観客の側にも単なるノスタルジーだけではなく、いま昭和を振り返りたいと
いう気持ちがあるのでは、という質問に対して渡辺さんは、
>いま、時代がこんなふうになってしまって、国や社会の大きな屋台骨が
>ぐらついてくると、一回壁を壊して骨組みを確認したいという――精神構造
>も含めて、いまの日本が形成されていった昭和の時代を思考し直したいと
>いう気持ちが、たくさんの人の中にあると思うんです。
>そのために、その時の社会やその時のあり方を、ドラマを通じて一回さらけ
>出していかなければならないんじゃないかという気がしています
と答えておられますね。
私の職場では、「昭和を持ち込むな」がスローガンのようになって改革が進め
られていて、昭和のやり方を引き継ぎながらここで勤めた自分の20年は何だ
ったのか、これからの10年、どう生きるべきなのか、自問自答の毎日を過ごし
ていたところでした。
同じ1959年生まれの俳優が、組織の不条理に耐える会社員を演じる映画を、
19歳からつかず離れず共に過ごしてきた旧友と観に行くこの偶然は、
私に人生を考え直す勇気を与えてくれるでしょうか。
アフリカの風景も楽しみです。
副業で新聞配達をしていた30代の頃、真っ暗な夜明け前から、
朝日が昇り終えるまでの空の色の変化があまりにも美しくて、辛いというより、
早起きした者だけがこの明け方のショーを独り占めできる幸せを楽しみに働い
ておりました。
どんな貧乏人にもお日さまだけは毎日変わらず昇ってくれる、と、
それだけでもうれしくて、感謝しながら前向きに生きていたあの頃の「矜持」、
馬齢を重ねたと感じる今、もう一度持ち直せたらと思っております。
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さく蔵さん、とても素晴らしい記事と、
それ以上に感慨深い感想をありがとうございます。
L図書に、このような味わい深い記事を掲載させていただくこと、
まことにありがたく、光栄に思います。
さく蔵さんがご自身を振り返って語ってくださっていることに
それ以上何を付け加えるべきことがあるでしょうか。
「昭和を持ち込むな」。
悲しく響く言葉ですね。
でも、さく蔵さんが一生懸命歩いてきた道を忘れてはいけません。
いつだって、こつこつと真面目に生きてきたことは、
恥ずべきことではないし、誇りに思うことなのです。
昭和を忘れ、リストラクチャーという言葉を捻じ曲げて、
人員整理や、お金にならない部門を縮小したからこそ、
日航機のあの事故はおきたのだろうし、
JR西日本のあの大惨事も遠因はそこに在るのかもしれません。
大切なことを「昭和」に学ぶべきなのです。
わあ、渡辺さんの記事についてはコメントしてない(汗)
でも、さく蔵さんが見事にその記事から学ぶべきことを
引き出してくださっています。
真摯に生きてこられたさく蔵さんの姿からも、
学ぶべきことがたくさんあると思います。
素晴らしい記事を、そしてさく蔵さんの在り方を、
ありがとうございました。
興味深い、心に染みる記事をありがとうございます。
この作品は人間の強さだけでなく、人間として最後まで守るべきものは何かを問いかけていると思います。
時代は変わり、人が変わっても、変えてはいけないもの、そして変えなければよかったと後悔することはたくさんあります。
渡辺さんがTVのインタビューで、『欧米人がこの作品を見ても、なんでこの主人公は会社をやめないんだ?という疑問だけで終わってしまう。この主人公の思いは日本人ならではのもの』というようなことをおっしゃっていて、共感しました。
日本も旧政権の時、『もっと合理的に、もっとアメリカ的に』と変革がなされましたが、金融危機後は再び日本的な雇用体系や安定が見直されています。
今この時代だからこそ、日本人は自分の中の最後まで守るべきもの、仕事をするとはどういうことかを考えなくてはならないと思います。
この作品が今上映されること、渡辺さんのような俳優が主人公を演じることは大きな意味があると思います。
私の仕事は『お金のため』だけでは長続きしないので、もう1度自分の中の矜持とは何か考えてみようと思います。
長々とすみません。
素晴らしい記事と深い感想をを読ませて頂き、感謝します。
ひじりさん、コメントありがとうございます。
和テイストのお誕生日プレゼント、とっても素敵でした。
どら焼き(顔、しっかり分かりましたよ~)、お饅頭、ねりきりに、きのこ、
食べるのがかわいそうなぐらい可愛いけど、ぜーんぶ食べたくなっちゃった~♪
って、話しかけてましたが(笑)、こうしてお話しさせていただくのは初めてですね。
よろしくお願いいたします。
>欧米人がこの作品を見ても、なんでこの主人公は会社をやめないんだ?という疑問だけで終わってしまう。この主人公の思いは日本人ならではのもの
こちらこそ、ひじりさんのコメントで気付かせていただきました。確かにそうかもしれないですね。
欧米ではスキルアップにつれて、どんどん条件の良い職場へ移っていくのが当たり前、
一か所に居続けることは逆に、無能と評価されるとも聞いたことがあります。
いやなら辞めればいい、確かに合理的です。
例えば、その職業や職場に惚れこんで、何が何でもそこで頑張ることを意気に感じることは、
今ではもう日本でも通用しないのでしょうね。
そういう私も、こうして働き続けてきたのは、選択の余裕も何も無く、
ただ、子供を餓死させるわけにはいかない、できれば充分な教育も受けさせたい、という理由だけでした。
数年前から経営者が代わり、OA化も進んでとても合理的な会社になりました。
それは多分、進化なのでしょう。
しかし、高卒から嘱託も含め45年も働いたある先輩が辞める時、「この会社のお陰で家も建てることが出来ました」
と挨拶したところ、新経営者の反応は「なにそれ?」だったそうです。
それを聞いて悲しく、自分の辞職の日を想像するのが怖くなりました。
それよりももう、ここで働き続けることは無理かもしれない、思うことさえあります。
「沈まぬ太陽」には正直、こんなに大変な目に遭っている人もいるのだから…、
と自分より苦しい人を見て安心したいという、ずるい期待があります。
ひじりさんが仰る通り、渡辺さんがこの役を演じることにとてもリアリティーがあり、意味があると感じます。
正視できないようなシーンもきっとあるのでしょう。
しかし、こんな時、恩地はどう苦しみ、考え、行動し、救われたのかを見届けることにより、
否定されかけている人生を認める勇気を得られたらと思っています。
ひじりさんは、とても尊いお仕事をされているのですね。
「世のため、人のため」今となってはただの陳腐な言葉かもしれませんが、
どうかこんな心意気を次の世代に伝えていただけたら、と思います。
お互い、体に気をつけて頑張りましょう!
ひじりさん、年寄りの愚痴みたいな話を、長々と聞いてくださって、ありがとうございました。
寒くなりましたね。
その後、お加減はいかがでしょうか。
またこのたびは、お忙しい中、記事の掲載ありがとうございます。
新聞記事自体は、心に響く、とても素晴らしいものでしたが、
私が添えた感想ときたら、ここは愚痴をこぼす場所ではありませんよ、と、
たしなめられても仕方がないと思っておりましたのに、
樹さんに優しく心強い共感のお言葉をいただけて、
ひじりさんともこうしてお話しさせていただくことができて、
心からありがたいと思っております。
振り返ると、たいした苦労があったわけでもなく、
結局は働くことが楽しくて生きてきたのです。
忙しくて、つまらないことを考える時間も無いぐらい、幸せだったのだと思います。
こんな世迷い言を言い出したのは、子供も独り立ちして、余裕が出来た証拠でしょうか(笑)
ディズニー映画「クリスマスキャロル」の予告編で耳に残った言葉、
「今のあなたは、あの頃なりたかったあなたですか」
うわ~、どうかなーーー(^_^;)
少なくとも、これからの人生に対しては、将来なりたい自分、というビジョンをきっちり持って、
それに近づけるよう丁寧に毎日を過ごしたいと思います。
樹さん、
L図書さんに出会わなければ、こんなことを考えることもなかったかも知れません。
自分に向き合う場をお与えくださいまして、ありがとうございました。
渡辺謙さんが、男泣きをしながら「この映画を作りたくても作れなかった先人のことを思っているのです」とおっしゃいました。それを聞いて、原作も最初は自費出版で出そうとしたことや、映画化される計画が持ち上がってもスポンサーの問題で何度も潰れたという話を思い出しました。
仕事は、金儲け・生活のためだけでなく、自分の矜持のためにするものかもしれません。
「自分のやり方でやりとおす。それが自分らしく生きるってこと」とセクロボで真境名が言っていたことと、どこか重なるものを感じます。
「昭和を持ち込むな」ということよりも、どういう仕事の仕方が「自分のやり方」なのか、そが昭和であれ、平成であれ、貫き通す強さを持ちたいと、さく蔵さんの感想を読みながら思いました。
さく蔵さん
映画を見に行く前に、深く考える機会を頂きました。本当にありがとうございます。
樹さん
こうして、人生とは、仕事とは、と真面目に語れる場所は、案外少ないものです。その意味でも、L図書は貴重な場です。記事掲載、ありがとうございました。
「日経新聞☆」とか、「矜持☆☆」とか、
なんかもう私には縁遠い言葉ばかりで(涙)、
しかもこの映画まだ観てなくて(泣)、場違いは承知のうえで来ました(号泣)
すみません!(。>ω<)ノ
で、いきなり的外れ炸裂です (つд`)
こちらの記事を読んで、私は「西●冷蔵」の社長を思い出しました。
雪■食品を内部告発した、あの社長さんです。
あの方の選んだ生き方が、
仕事とは・・・。プライドとは・・・。
そういうの、すごく考えさせられた事件だったので。
↑でも考えたけどわからなかった私。゜(ノдヽ)゜えーん。
昭和の、「平和で楽しい」期間だけをのらくら生きてきて、その間なんの努力もせず、
気づけば、「誰にもゆずれないもの」とか、「長年培ったもの」とか、そういうのを
全く持ち合わせていない自分が、とても情けなく、今とても不安です。
でも不安でもなんでも、生きていかなきゃ!!なのですが・・・(ノд・。)
ああどんどん話がずれていくー。
ワンワンワンッな、わんこと映画のサービスデーは、こちらとさんざん迷った末、
「カイジ」を観てしまいました (*ノωノ)
でも、広ーい意味で「カイジ」も今の日本社会をなんちゃらかんちゃらなので(おぃっ)
そのあとに、「沈まぬ太陽」を観るのもいいですよねっ、ねっ(≧д≦)絶対観ますー☆
さく蔵さん、ありがとうございました。
・・・さく蔵さん、樹さん、
こんなコメントですみません(o;ω;o) 本当にすみません(泣)
とんでいってしまったー!
また出直します(号泣)
でも同じの書けなぃいい(TT)
で、いきなり的外れ炸裂します(つд`)
こちらの記事を読んで、なぜか私は「西●冷蔵」の社長を思い出しました。
(雪■食品を内部告発した・・・)
あの方の選んだ生き方に、
仕事とは・・・。プライドとは・・・。
みたいなことを考えさせられたので。
↑いや、でも、考えてもわからなかった私です。゜(゜´Д`゜)゜。うぇぇん
昭和の、「激動」部分じゃなくて、
「平和で楽しい」期間だけを、のらくらと生きてきて、なんの努力もせず、
気が付けば、「誰にもゆずれないもの」とか、「長年培ったもの」とか、そういうのを、
いっさい持ち合わせていない自分が、とても情けなく、今とても不安です(泣)
でも不安でもなんでも生きていかなきゃ!!!なのですが・・・(ノд・。)
あああ、どんどん話がずれていくー。
先日・・・ワンワンワンッな、わんこと映画のサービスデーは、こちらと散々迷った挙句、
結局「カイジ」を観てしまいました(*ノωノ)
いや、「カイジ」も、今の日本社会をなんちゃらかんちゃらなので(おぃ・・・)
そのあとに「沈まぬ太陽」を観るのもまたよいかなーと。絶対観ます☆
って、なんちゅう、ひどすぎるコメント(号泣)
さく蔵さん、樹さん、許してください。
さっきの、消える前のは、もうちょっとマシだったんです!(ということにしたいっ!!!)
こちらこそありがとうございました。
記事の文字起こしもそうですが、さく蔵さんの、
記事を自分の人生に引き寄せて深めてくださって、
そのことにとても感動したし、
学ばせていただきました。
みなさんにも、さまざま考えるきっかけができたと思います。
ありがとうございました。
>>まろうさぎさんへ
こちらこそ、いつも感動と幸せのおすそ分けをいただいて、
深く感謝しています。
L図書は、なんでもあり、です、
さまざまにみんなで楽しめるといいなと思います。
私の好きなイケナイ分野もね(笑)
冗談はさておき、
ありがとうございます。
ひじりさんもななちゃんも、感銘深いコメントをありがとうございました。
まろうさぎさん、こんばんは。
コメントをいただけて、とっても光栄です☆
いつも惜しみなく幸せを分けてくださって、こちらこそ心から感謝しております。
>自分のやり方でやりとおす。それが自分らしく生きるってこと
そうでしたね!
焦燥感で、めそめそし過ぎてました。
しっかりした心と、やわらかい脳味噌で頑張ろうと思います。
ある映画評に、
>スタッフと厚みのある俳優陣が、充分にちからを発揮し、
>そのまとまりが、ひとつのエネルギーとなっているのを感じる。
とありました。
それぞれが貫いた、いい「仕事」、堪能しましょう!
まろうさぎさんも早くご覧になれるといいですね。
ぜひ、ご感想をお聞きしたいです。
こんなふうにまろうさぎさんとお話し出来るのも、樹さんがこの作品をご紹介くださったお陰です。
人生や仕事について、まじめに語ることって、なかなか出来ませんものね。
まろうさぎさんのご意見が聞けて、元気が出ました!
この場で思い切って皆さまに話しかけてみて良かったです。
まろうさぎさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
とってもうれしいです(涙)
そうですね、仰る通り食品偽造問題は、
人々が口にするものを扱うという責任ある仕事に対する、「矜持」とは最も遠い行為だと思います。
西●冷蔵社長は、不正に加担することの罪悪感と、
不正工作を断った場合、取引が無くなることのリスクに悩んでも、
食品の安全を守る立場から内部告発に踏み切ったのですね。
その後、内部告発者を保護する制度や、
消費者が食品に対する安全と安心を求める流れを作り出したことは、
称賛に値する行為として語り継がれるのでしょう。
数々の妨害工作や取引停止に遭って、電気も止められ、
お子さんの進学も断念せざるをえないほどだったそうですが、
支援者の力でみごと営業を再開された、と、
ななちゃんのお言葉のお陰で勉強しました(*^^)v
自ら茨の道と知ったうえで敢えて逃げずに立ち向かう姿、
ご家族の協力も大きかったのでしょうね。
まさに食品界の恩地!
では、恩地はどう闘ったのか。勇気を分けて欲しいな。
映画を観に行くのがさらに楽しみになりました。
休憩をはさむ3時間半の大作とのことで、じっと座っていられるか不安もありますが(汗)
>すこしもあきさせることなく一気にかたりきるストーリー・テリングのさえは、みごと。
>長時間の鑑賞に爽快感すらおぼえるほどである。
との評を読みました。がんばろう。
ななちゃんの感想もお聞かせいただけたらうれしいです。
そりゃ、「カイジ」と「沈まぬ太陽」があったら、さいしょはカイジっ♪無理もないことです(^。^)
ななちゃん、ためになるコメントをありがとうございました!
樹さん、
お忙しい中、いつもながらご丁寧なコメレスをいただいて恐縮しております。
今日もこの場をお借りして、楽しく、長々とおしゃべりしてしまいました。ごめんなさい。
心から、ありがとうございます。