プラスアクト
《ハンス・カノーザ×松山ケンイチ対談》
プラスアクトでのハンス・カノーザ監督と松山ケンイチさんの対談、
とても面白いですよね。ちょこっとご紹介。
ーまず、最初に、せっかくの機械なので、お互いに何か聞いてみたいことが
あったら、どうぞ。
(松山)
聞きたいこと、ある! 日本で映画を撮ることって、簡単だったのか、
それとも、難しかったのか。で、これからも、日本で映画を作ったり、
関わりたいかどうかが知りたいです
(ハンス)
いい質問だね。ケンイチは才能豊かだなって前から、思っていたけど、
ジャーナリストもいけるんじゃない(笑)。日本ではあったけど、
難しかったかと聞かれれば、そうではなかったな。
僕が作品を作るのは素晴らしい俳優達と一緒に仕事をしたいから。
だから、ケンイチをはじめ、(堀北)真希、(手越)祐也、
アントン(イェルティン)との毎日は楽しくて仕方なかったから、
大変とはいえないね。だから、また是非、日本で作品を作りたいし、
その際には、絶対ケンイチに出演して欲しいな。
(松山)
もちろん! ハンスとはずっと仕事をしていきたいです。
(ハンス)
それに、ケンイチにはアメリカにも来てもらって、僕がアメリカで
制作する作品にも出て欲しい。その際はケンイチをお借りするだけで、
ちゃんと日本に必ずお返しするから、日本のファンの方は心配
しないでください。
じゃあ、僕からの質問。今までケンイチが演じてきたような普通の
高校生と、今回演じてもらったインターナショナル・スクールの
生徒の一番大きな違いって、なんだと思う?
(松山)
やっぱり、違う文化を持つ人たちとすごく近い距離にいるというのは、
違うなって思いましたね。僕がアメリカにホームステイした時も、
それは同じ感覚だったんですけど、日本人と外国人というのは文化が
違う。だから、日本人だけのコミュニケーションと言うのはすごく
楽なんですけど、ただ、当たり障りのないコミュニケーションが
とても多いような気がするんです。
だけど、海外の人たちというのは日本人と比べて、開いているような
気がするんですよね。なかには日本人だって、開いている人はいますけど。
そういう、人との距離感みたいなものが全く違いますね
(ハンス)
僕の最初の2作は大人の恋愛ものだったので、今回、10代のラブストーリー
をやることになって、若い俳優達と仕事できるのをとても楽しみに
していたんです。初めてケンイチに会ったときに直感で感じたのは、
《このひとは何か答えを探している時に、絶対に簡単なほうには行かず、
意外性のあるほうに行く人だな》ということ。その本能は仕事をしてみて、
正しかったとわかりました。ケンイチには、いつも驚かされましたね。
すごく楽しかったよ
ー自分では「簡単なほうには行かず、意外性のあるほうに行く」という
意識はありますか?
(松山)
あまり、そういうことは考えたりはしないけれど、色々やってみてわかったのは、
監督が面白がるものは、やっぱり想像を超えたものなんです。
やるからには僕も監督が面白がってくれるものを出していきたいと考えるから、
つい現場では、いろんなことをやっていたような気がします」
ーお互い一番意外だったのはどの場面のどんな撮影でしたか。
(松山)
僕の芝居で言えば、今回の役は、躁と鬱の状態をどうやって出していくかが、
重要だったと思うんです。だけど、自分が鬱状態だと思ってやっていた部分が
監督にとっては躁の状態に見えていたということもあったりして、そういう
やりとりが凄く面白かったですね。僕が演じたのはユウジというキャラクター
なんですけど、普段は凄くおとなしいんです。その彼が躁状態の時に、
そりで階段を滑るシーンがあって、撮影でも一番、あそこが激しかったと
思いますね。どこまで、はっちゃけていいのか、躁状態と言うより、
ユウジというより、ふつうにひとりの子供として、お芝居をしていて、
それがユウジにとって、どうなのかなって思っていて、そこが一番、意外
だったなと思いますね
(ハンス)
僕には彼のやることなすこと、意外なことだらけでした。ケンイチが演じた
ユウジは双極性障害。普通の俳優だったら、躁状態のときは机の上に
乗って、エネルギーを爆発させるような、大きな芝居をしがちなんです。
だけど、ケンイチが凄く洗練された俳優だなと思ったのは、決してそういう
オーバーな芝居はしない。もちろん、ある程度は躁状態の表現はしているし、
もっと内に向かうような強烈なシーンもあったけど、一度たりとも監督で
ある自分、あるいはカメラの向こうにいる観客を意識して、「どうだ!」と
見せ付けるような芝居をすることはなかったんです。これって、ユジという
キャラクターの真実を描いていたと思うし、それが凄いなと思いました
ー英語のセリフはどうでしたか。
(松山)
今回は少しだけだったんですけど、勉強しなきゃなって思いますね。
これからはもっともっと、普段から話せるようになっていきたい。
ハンスからも、ちゃんと英語を勉強してくれって言われているので
(ハンス)
今回の作品では、わかりやすいセリフ回しだったのでよかったけど、
やっぱり流暢になってもらわないと。そして、ぜひアメリカの作品に
参加してもらわないとね。やはり外国語をマスターするには、
強い意志が必要。ケンイチにはそれがあるから、絶対大丈夫だよ
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松山さんとハンス・カノーザ監督の対談、ごく一部なんですけど、
抜粋、引用しました。
ぜひお買い求めの上、全文お楽しみくださいね。
昨日言った、松山さんから監督への質問が、映画の外からのもので、
松山さんの新しい視点を思いました。監督のリアクションは的確で、
松山さんにも同じことを浴びせていましたね(笑)
私が特に面白いと思ったのは、
ユウジの双極性障害というもの。
松山さんが鬱だと思ってやっていたのが、
実は監督には躁状態だったというのが面白いです。
今まで「誰かが私にキスをした」の内容が
全然つたわってこなかったので、
ユウジという青年にたいする興味がふつふつわきませんか。
それにしても、ダブル主演って聞いたはずなのに、
誰かが、
私に・・ってどうなのよ。
私に・・ってなってるのはナオミですよね、
ユウジじゃないんですよね、
って、このあつかいどうなの?みたいな~(笑)
(追記)
TB張ってくださったアイさんが、情報アップなさってました。
わたしはスルーしてたので(すみません)、
アイさんの言葉を添えて、お知らせしますね。
アイさん、ありがとうございます。
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松フリさんの掲示板に早苗さまの情報で
コミック化!来年発売のクッキー4月号(2/26発売)、
いくえみ先生と松ケンの対談が載るのが5月号(3/26発売)
いくえみ綾さん、懐かしい名前です。
昔別冊マーガレットを購読していた頃ほぼ毎号
いくえみ先生の作品を読んでいました・・・
が。内容は忘れてます(笑)
最近の作品は全く知らないんです、
来年久々に読もうかな~って思ってます。
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最近雑誌をチェックできてなかったので、
こうやってインタを読めて嬉しいです~♪
ありがとうございます!
明日本屋に行ってみよっと。
私はこの原作を読んでないので、
ユウジ先輩がどんな人物なのか全くわからなかったんですが、
ちょっと気になってきました。
ニット帽でもいいわ~ってなるかも(笑)
そしてコミックも出るんですね。
やっぱりそれぞれのキャストに似せてるのかな?
松ケンが少女漫画のキャラになるとどんな風になるのか
こちらもちょっと気になりますね(´∀`*)
+act、読みましたよん。
ハンス監督との距離感が近い近い(笑)
写真もインタビュー記事もいい雰囲気でしたね。
コミック化ですか、対談は読んでみたいなあ。
(いくえみ先生の漫画ちょっと苦手かも、ファンの方すんません。)
公開に向けてプロモーション活動活発になってくるんでしょうね。
もう、ワスレテタなんて冗談言ってられないですね。
プラスアクトの紹介記事、お役に立ててよかったです。
きっとうららさんは速攻で買いに行ったにちがいない(笑)
まるで恋人同士みたいな、いい感じの写真ににまにましたでしょうね!
原作のジェームス(ユウジ先輩)はただのハンサムで素敵な子、
というのからどんどん、壊れそうで、実際壊れていくんですけど、
双極性障害って、わかりやすそうな病名がついちゃって(笑)、
びっくりしました。
カノーザ監督が松山さんにメロメロなので、
この映画の後、
また近い将来、今度はアメリカで撮ってもらいたいですね。
松山さんというひとは、本当に素敵な人なんでしょうね。
男といわず、女といわず、出会う人をみな、とりこにするようです(笑)
松山さんにとりこにされたひとは、みんな、松山さんのことを、
抱きしめんばかりの勢いで、めろめろに語りますよね。
それを聞くといつも気持ちよくなります、
あ、たったひとりだけ突き放すようなことを言ったひとがいるなあ、
心の狭い残念なひとだなあ(毒りんご発言笑)
漫画化、何のためなんでしょうね。なんて言ったらいけないのか(笑)
Mママさんは苦手な画風なんですか、それともお話?
立ち読みできる状態の雑誌だといいんですけどね(とか言ってしまった!笑)