
(2009-03-15 付再掲載です)
≪銭ゲバ≫最終回
オフケンナイト総括
2009-03-15
昨夜の≪銭ゲバ≫最後のオフケンにご参加くださったみなさま、
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
たくさんのかたと一緒に銭ゲバの感想をおしゃべりしましたが、
回を追うにしたがって、ひとりでしんどかったりつらかったりするのを
松友さんがたに救っていただいていた気がします。
ロムしてくださったたくさんのかたもありがとうございました。
みんなのおしゃべりを私がうまく纏め上げられないにもかかわらず、
寄り添ってくださって、いつも励まされてきました。
ロムしてくださったみなさまも、きっと胸のうちのもやもやや悲しみや
やりきれない想いを、ここで松友われらと分かち合ってくださったのだと
思っています。 ありがとうございました。
さて、最終回の総括にはいるまえに、少しだけ≪銭ゲバ≫について
おしゃべりを聞いてくださいますか。
≪銭ゲバ≫のはじまりは河野プロデューサーの悔しい想いを
かみしめて、みんなで応援しようね!! だった気がします。
番宣の情報やオンエアを喜んでいたけれど、現場では悔しい想いを抱きつつ、
でも最高のものを作り上げようとする決意が伝わってきましたし、
キャストブログはかなわなかったものの、
番組を愛するファンたちにむけてのスタッフブログで撮影にまつわる
俳優さんたちの話題、画面・照明の工夫、音楽・効果、松山さんの差し入れや、
ミムラさんのご苦労、防寒に関する発明、毎回のAB予告編など、
私たちは番組の外ででも、楽しませていただいてきましたね。
番組にたいする毀誉褒貶、視聴率のことなど、注目されるドラマであるからこそ、
河野Pそして脚本家の岡田さんをはじめとして、どれだけ神経を
すり減らして頑張ってくださったかと思います。ありがとうございました。
それからDVD発売をロボとニコの誕生日に設定してくださって、
ありがとうございます。私たちはロボを忘れたことがありませんでした。
みんな、セクロボ関係諸氏からのプレゼントだと受け止めています。
共演者のみなさまは、椎名さん、斉藤くん、奥貫さん、ミムラさん、
宮川さん、木南さん、光石さん、りょうさん・・・
全員書きたいですが、ごめんなさい、
松山さんの頑張りにひけをとらない演技で、いっしょになって盛り立てて
くださったと思います。素晴らしいドラマをありがとうございました。
そして、松山ケンイチさん、
ゆうべは番組終了後、スタッフブログにコメントを出してくださり、
インタビューでは元気な姿を見せてくださってありがとうございます。
きっとみんなが「最高の最終回」ではあっても、悲しく淋しくつらく
思っているだろうとの、松山さんからの優しさの贈りものですね。
ぼーっとしてください。風太郎を優しく脱いでいってください。
私たちに風太郎を見せてくださってありがとうございます。
風太郎のそばで過ごさせてくださってありがとうございました。
永遠にこころに刻む作品に、またひとつ出会わせてくださって
ありがとうございました。
次回の最高傑作にむけて、しばし飛びつかれた翼をやすめてください。
9話分の風太郎の思い出を、あなたとともに大切にしてゆきたいです。
こころからありがとうございました。
*******************************************************
さて、それではいつものように総括参らせていただきます。
参加者のみなさまの想いをきちんとお伝えすることはできないかも
しれません。すみません。間違いや不備があれば指摘をよろしく
お願いします。また、足りないところは助けてください、
補足をよろしくお願いします。
個人的なことですが、午前3時頃、突然私のIPからのコメント記入が
できなくなるというアクシデントがあり、散会までの1時間、
参加できなくなりました。ショックのあまり落ちたのですが、
私の公序良俗に反するコメントや引用に関する干渉とかではなく(笑)、
プロバイダー?とPCとの回路不全のようなことだったみたいです。
ご心配とご迷惑をおかけしてすみませんでした、ぺこり。えへっ。
では、まいりますーーー!!!
まず、のっけの感想から。
今回は、前回のように体調を崩すかたは
おられませんでした。
涙がとまらないひとと、ぼうぜんとして泣けなかったひとに
大きく分かれたのが興味深かったです。
「緑さん、ぜったいとめようとかしないでくださいよ」
「とめないわよ」
緑が強くなったなあと、初回からの変化を言われるかたありでした。
家族を2人も殺されて、会社をのっとられたのですからね。
原作では殺されてしまう人ですが、脚本の岡田さんの手腕が
素晴らしくひかりましたね。短い回数で緑を核に据える事で
いろいろやった悪事を散漫にさせず、対立軸がすっきりしたと思います。
ダイナマイトによる自殺は原作の拳銃自殺にくらべて、
回想を引き出しやすいという声と、
風太郎が自殺するに当たって、自らを苛んでいると言う声、
いろいろありました。
「わかったよう」ふてぶてしく自死を宣言する風太郎ですが、
ー金持ちになって幸せになってやるズラー
「幸せ」の部分だけが何回もクローズアップされました。
風太郎がたどる、もう一つの世界・・
お母さんがクスリをちゃんと飲むシーンでは胸がじいんとしたと。
風太郎がここでは子どもらしく、DLに行くお金がないと訴えます。
現実ではお母さんに甘えることが一切できなかった風太郎の
甘い甘い空想です・・(涙)
風太郎に使わせてあげたくても100円のお金もなかったお母さんではなく、
お金の無駄遣いを諌める、母親であってほしかったんだと
せつなくなりました。
椎名父はもしも・・の世界でも変わらない(笑)
飲んだくれでさえなかったら、暴力さえふるわなかったら、
自暴自棄にならなかったら、いい家族になりえたのにと。
1話でひろしさんから≪父親とキャッチボールしたことないのか≫と言われた、
その想いが、お父さんとのキャッチボールの夢想になったのだと。
「うわあーお、ナイスボール」
これが幸せなら、お金なんかなくたってよかったのに(涙)
ひとつひとつの空想を現実の記憶が、
「ありえないんだよ」と、とどめを刺してゆく気がしました。
しかし、導火線が長くて苦しむのは風太郎だけじゃなく、
緑さんもそうですよね。どんだけ立たされていたんですか(汗)
そうそう、提供のコカコーラさんに感謝する声も!
毎回、コカコーラ飲みながら視聴するひとって、えらいです。
大学合格発表、受験番号4219(死にいく)はひどいですっ。
風太郎のダッフルコートには萌え炸裂しましたよねーー
みるめ以来だ、かわいいって。
この空想を緑の空想だとBBSに書き込んでいるひともたくさんいて、
L図書では意外と受け止められていましたね、
だって枝野とかひろしとか緑にはわからないはずですから、
いろいろな見方があるのでしょうけれど、風太郎を美しい
ダークヒーローとして持ち上げるのはどうかなと、
のたうちまわされることに番組制作サイドの良心が結実されているのに、と。
そういう声が多かったですが、今更ながらに色々な見方を再認識。
「俺たち友達だよな」
枝野や椎名父が、空想場面で、現実に言ったセリフを言うと、
まったく意味合いが変わっていて、切ないとの声。
空想の世界での真一との2ショット、
「悪いことをしたら金で代わってやるよ」
真一だけは変わりませんでした(笑)
緑と茜との3人模様。茜が緑を意識する風太郎をけん制、
行方知れずの白川さんが登場。
この席での風太郎、美しいですね、魂に一点のかげりもない、・・
だから、空想の直後、風太郎が現実の記憶に戻るときとの落差が
大きすぎて苦しくなるのでした。
茜とボートで遊ぶところ、偽りのない愛の告白、
脳内変換おこたりないですね、みなさん。
茜が、緑がふうくんと言うのに対抗して、さらに縮めて
ふうと呼ぶことのいじらしさを指摘するひとが。
でも、これ、風太郎の空想だから、とすると、どーなんだ?
初恋の相手、緑との恋愛は空想でも叶わなかったというのか、
いや、茜の愛情の深さに愛を感じた、
それとも、愛情ではなく、
感謝をこめて振り返ったのか。風太郎に聞いてみたかったですね。
この空想の場面だけをかためて一連のストーリーにしたのなら、
平板な≪ifストーリー≫になったのかもしれませんが、
いちいちの場面に現実の記憶を突きつけることによって、
風太郎はどの場面にも後戻りすることはできないんだと、
だんだん増してくる死への恐怖とともに、
残酷に言い聞かせている気がしました。
新入社員の風太郎、PCをたたく指に萌えたかたがた。見過ごしませんね笑
椎名父と居酒屋さんで酒を飲む風太郎。
働くようになった風太郎への感慨と、金で傷つくことにたいしての
椎名父の思い遣りある言葉、
「世の中には金で買えないものがあるんだよ、愛とか友情とか」
「たしかにちょっとくさかった、でもありがとう」
うう、この親子の会話。
悲しすぎる、叶わなかったことが!!
一連の空想場面に添えられた優しい音楽も絶妙でしたね。
音楽を特に取り上げて感想を言われているかたもいらっしゃいましたよ。
「たしかに緑さんはたしかに素敵ですけどね、怖いし、言葉がね、
緑さんはきつすぎますね」
緑が涙して、気持ちを立て直そうと姿勢を正すところがきつかったです。
風太郎と茜の赤ちゃん誕生の場面。
サスペンダー萌え(笑)松山ケンイチ、初の父親役と!!(おお、そうか)
風太郎の指と赤ちゃんの指が絡まるところ、
風太郎が涙しましたね。
新しい家族を自分が護るんだの感慨でしょうか、
冬の朝、ベランダにたつ、茜と赤ちゃんを気遣う姿、
優しい音楽とともに見返した美しい絵、
見直したその画面では、涙があふれてとまりませんでした。
風太郎がよだれをたらし、迫り来る死の瞬間の恐怖と
闘います、
「いくぞーー!!死ぬぞーー!!」
自分のなかの恐怖と闘い、怒号をあげ、
「緑ーーー開けろ!!」と叫ぶ場面には、
デスノートの夜神月の断末魔の苦しみを重ね合わせるひとも多し。
かくいう私もそうでした。
社会通念としての、勧善懲悪を最後の最後で全うすることに
番組制作サイドの良心を感じるという声があがりました。
風太郎が自らの唾で、導火線の火を消そうとする演技には
よだれとともにパイオニアの声も(汗)
吐きながら、泣き、言葉にならない声を発しつづけ、
大きく口を開け放って爆死する風太郎・・・・
この場面につなががるから、
いつもならすぐにリピートするのに、リピートできなかったんです(涙)
緑の足元に昭和45年の1円玉が。
1円玉が飛んでくるくらいだから、肉片もなかったのか、みたいな
バイオハザードな類推をなさるかたも。あひゃあ、怖いですっ。
前回、あんなに罵倒しきった伊豆屋ですが、
風太郎によって救われました。
これには感動する声がたくさんあがりました。
いくら世の中を腐らせると言っても、
こういうひとびとの存在を憎みきってしまえなかったところに
風太郎のひとがらが窺えたのではないかとの声も。
窮地を救ってもらった真一は、全く懲りた様子もないけれど、
「べら定食ごちそうさまでした。
おいしかったです。
蒲郡風太郎」
風太郎によって書かれた、
額縁に飾られた文字を見上げる伊豆屋のひとびとが
神妙な面持ちだったのは自分たちの甘さをもかみ締めるからでしょうか。
椎名父が死亡記事の写真の風太郎と酒を酌み交わします。
風太郎のために立てられた墓。
あのなかはからっぽなのかもしれないと指摘する声。
爆死ですからね、うう。
ダイナマイトによる自殺を選んだのは、
遺骸をも、誰にも抱きしめさせたくなかったのだろうかと、
その悲しすぎる思いに胸がいっぱいになりました。
あくまで他人を愛さない、他人を否定するありかたを
最後まで貫くという、風太郎のぶれない、すさまじい孤独に
胸を貫かれた気がしました。
「わかったよ・・消えてやるよ・・
俺はまちがっていたとは思わない。これっぽっちも思わない・・」
このセリフは賛否両論だったかと思います。
でも、それが健全だと思うのです。
さんざん悪事を働いて自滅する風太郎を、ではなく、
改心して救われた姿で終わってほしかったという声と、
このセリフを言ってから、あんなに死にあらがい、
取り乱し、泣き叫びながら、自らの意思で死んでいった風太郎で
終わることに納得する声と。
番組公式HPにあがったインタビューで、
松山さんが「こころか金かという対立ではなく、
自分がなにを一番大切にして生きるか・・それを考えさせてもらった」と
言われていましたね。
その言葉、このドラマをこれから何回も見返しながら、
決して忘れずにいたいと思います。
それから、風太郎が空想した、もうひとつの人生。
そこにある穏やかな微笑やささやかな幸せはたくさんのお金がなければ
かなわないというものではありませんでした。
お金がなかったら、満ち足りた暮らしは整わないかもしれないけれど、
あたたかな、優しいこころがその欠落を少し和らげてくれるのだろうと、
華々しくはなくても、ここそこに幸せがつまっている、
もうひとつの物語を見ていて、感じ入りました。
また、もし、こどもがいじめられたりして、解決策がなくても
寄り添いあうこころが、その欠落をつつんでくれるのではないか・・
そう考えて、土曜日の午後9時、こどもと親が一緒に銭ゲバを観て、
親こそが学んでほしいドラマなのだなあと思いました。
ひとは無力に見えるときがあります。
100年に一度といわれる大不況のなかで、あっけなく流されてゆくかも
しれません。だけど、風太郎の投げかけた最後の言葉に、
風太郎・・ちがうよ、と優しく諭してあげられるよう、
私たちは歩いてゆきませんか?
今からだって、未来のいつかだっていい、風太郎に「ちがうよ」が
いえるように、ささやかな暮らしを大切にしていきたいと思うのです・・。
うきゃあ、6000文字を超えてしまいました。
長々お付き合いくださいまして、すみません。
貴重なお時間を割いてくださって、ありがとうございました。
≪銭ゲバ≫最終回
オフケンナイト総括
2009-03-15
昨夜の≪銭ゲバ≫最後のオフケンにご参加くださったみなさま、
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
たくさんのかたと一緒に銭ゲバの感想をおしゃべりしましたが、
回を追うにしたがって、ひとりでしんどかったりつらかったりするのを
松友さんがたに救っていただいていた気がします。
ロムしてくださったたくさんのかたもありがとうございました。
みんなのおしゃべりを私がうまく纏め上げられないにもかかわらず、
寄り添ってくださって、いつも励まされてきました。
ロムしてくださったみなさまも、きっと胸のうちのもやもやや悲しみや
やりきれない想いを、ここで松友われらと分かち合ってくださったのだと
思っています。 ありがとうございました。
さて、最終回の総括にはいるまえに、少しだけ≪銭ゲバ≫について
おしゃべりを聞いてくださいますか。
≪銭ゲバ≫のはじまりは河野プロデューサーの悔しい想いを
かみしめて、みんなで応援しようね!! だった気がします。
番宣の情報やオンエアを喜んでいたけれど、現場では悔しい想いを抱きつつ、
でも最高のものを作り上げようとする決意が伝わってきましたし、
キャストブログはかなわなかったものの、
番組を愛するファンたちにむけてのスタッフブログで撮影にまつわる
俳優さんたちの話題、画面・照明の工夫、音楽・効果、松山さんの差し入れや、
ミムラさんのご苦労、防寒に関する発明、毎回のAB予告編など、
私たちは番組の外ででも、楽しませていただいてきましたね。
番組にたいする毀誉褒貶、視聴率のことなど、注目されるドラマであるからこそ、
河野Pそして脚本家の岡田さんをはじめとして、どれだけ神経を
すり減らして頑張ってくださったかと思います。ありがとうございました。
それからDVD発売をロボとニコの誕生日に設定してくださって、
ありがとうございます。私たちはロボを忘れたことがありませんでした。
みんな、セクロボ関係諸氏からのプレゼントだと受け止めています。
共演者のみなさまは、椎名さん、斉藤くん、奥貫さん、ミムラさん、
宮川さん、木南さん、光石さん、りょうさん・・・
全員書きたいですが、ごめんなさい、
松山さんの頑張りにひけをとらない演技で、いっしょになって盛り立てて
くださったと思います。素晴らしいドラマをありがとうございました。
そして、松山ケンイチさん、
ゆうべは番組終了後、スタッフブログにコメントを出してくださり、
インタビューでは元気な姿を見せてくださってありがとうございます。
きっとみんなが「最高の最終回」ではあっても、悲しく淋しくつらく
思っているだろうとの、松山さんからの優しさの贈りものですね。
ぼーっとしてください。風太郎を優しく脱いでいってください。
私たちに風太郎を見せてくださってありがとうございます。
風太郎のそばで過ごさせてくださってありがとうございました。
永遠にこころに刻む作品に、またひとつ出会わせてくださって
ありがとうございました。
次回の最高傑作にむけて、しばし飛びつかれた翼をやすめてください。
9話分の風太郎の思い出を、あなたとともに大切にしてゆきたいです。
こころからありがとうございました。
*******************************************************
さて、それではいつものように総括参らせていただきます。
参加者のみなさまの想いをきちんとお伝えすることはできないかも
しれません。すみません。間違いや不備があれば指摘をよろしく
お願いします。また、足りないところは助けてください、
補足をよろしくお願いします。
個人的なことですが、午前3時頃、突然私のIPからのコメント記入が
できなくなるというアクシデントがあり、散会までの1時間、
参加できなくなりました。ショックのあまり落ちたのですが、
私の公序良俗に反するコメントや引用に関する干渉とかではなく(笑)、
プロバイダー?とPCとの回路不全のようなことだったみたいです。
ご心配とご迷惑をおかけしてすみませんでした、ぺこり。えへっ。
では、まいりますーーー!!!
まず、のっけの感想から。
今回は、前回のように体調を崩すかたは
おられませんでした。
涙がとまらないひとと、ぼうぜんとして泣けなかったひとに
大きく分かれたのが興味深かったです。
「緑さん、ぜったいとめようとかしないでくださいよ」
「とめないわよ」
緑が強くなったなあと、初回からの変化を言われるかたありでした。
家族を2人も殺されて、会社をのっとられたのですからね。
原作では殺されてしまう人ですが、脚本の岡田さんの手腕が
素晴らしくひかりましたね。短い回数で緑を核に据える事で
いろいろやった悪事を散漫にさせず、対立軸がすっきりしたと思います。
ダイナマイトによる自殺は原作の拳銃自殺にくらべて、
回想を引き出しやすいという声と、
風太郎が自殺するに当たって、自らを苛んでいると言う声、
いろいろありました。
「わかったよう」ふてぶてしく自死を宣言する風太郎ですが、
ー金持ちになって幸せになってやるズラー
「幸せ」の部分だけが何回もクローズアップされました。
風太郎がたどる、もう一つの世界・・
お母さんがクスリをちゃんと飲むシーンでは胸がじいんとしたと。
風太郎がここでは子どもらしく、DLに行くお金がないと訴えます。
現実ではお母さんに甘えることが一切できなかった風太郎の
甘い甘い空想です・・(涙)
風太郎に使わせてあげたくても100円のお金もなかったお母さんではなく、
お金の無駄遣いを諌める、母親であってほしかったんだと
せつなくなりました。
椎名父はもしも・・の世界でも変わらない(笑)
飲んだくれでさえなかったら、暴力さえふるわなかったら、
自暴自棄にならなかったら、いい家族になりえたのにと。
1話でひろしさんから≪父親とキャッチボールしたことないのか≫と言われた、
その想いが、お父さんとのキャッチボールの夢想になったのだと。
「うわあーお、ナイスボール」
これが幸せなら、お金なんかなくたってよかったのに(涙)
ひとつひとつの空想を現実の記憶が、
「ありえないんだよ」と、とどめを刺してゆく気がしました。
しかし、導火線が長くて苦しむのは風太郎だけじゃなく、
緑さんもそうですよね。どんだけ立たされていたんですか(汗)
そうそう、提供のコカコーラさんに感謝する声も!
毎回、コカコーラ飲みながら視聴するひとって、えらいです。
大学合格発表、受験番号4219(死にいく)はひどいですっ。
風太郎のダッフルコートには萌え炸裂しましたよねーー
みるめ以来だ、かわいいって。
この空想を緑の空想だとBBSに書き込んでいるひともたくさんいて、
L図書では意外と受け止められていましたね、
だって枝野とかひろしとか緑にはわからないはずですから、
いろいろな見方があるのでしょうけれど、風太郎を美しい
ダークヒーローとして持ち上げるのはどうかなと、
のたうちまわされることに番組制作サイドの良心が結実されているのに、と。
そういう声が多かったですが、今更ながらに色々な見方を再認識。
「俺たち友達だよな」
枝野や椎名父が、空想場面で、現実に言ったセリフを言うと、
まったく意味合いが変わっていて、切ないとの声。
空想の世界での真一との2ショット、
「悪いことをしたら金で代わってやるよ」
真一だけは変わりませんでした(笑)
緑と茜との3人模様。茜が緑を意識する風太郎をけん制、
行方知れずの白川さんが登場。
この席での風太郎、美しいですね、魂に一点のかげりもない、・・
だから、空想の直後、風太郎が現実の記憶に戻るときとの落差が
大きすぎて苦しくなるのでした。
茜とボートで遊ぶところ、偽りのない愛の告白、
脳内変換おこたりないですね、みなさん。
茜が、緑がふうくんと言うのに対抗して、さらに縮めて
ふうと呼ぶことのいじらしさを指摘するひとが。
でも、これ、風太郎の空想だから、とすると、どーなんだ?
初恋の相手、緑との恋愛は空想でも叶わなかったというのか、
いや、茜の愛情の深さに愛を感じた、
それとも、愛情ではなく、
感謝をこめて振り返ったのか。風太郎に聞いてみたかったですね。
この空想の場面だけをかためて一連のストーリーにしたのなら、
平板な≪ifストーリー≫になったのかもしれませんが、
いちいちの場面に現実の記憶を突きつけることによって、
風太郎はどの場面にも後戻りすることはできないんだと、
だんだん増してくる死への恐怖とともに、
残酷に言い聞かせている気がしました。
新入社員の風太郎、PCをたたく指に萌えたかたがた。見過ごしませんね笑
椎名父と居酒屋さんで酒を飲む風太郎。
働くようになった風太郎への感慨と、金で傷つくことにたいしての
椎名父の思い遣りある言葉、
「世の中には金で買えないものがあるんだよ、愛とか友情とか」
「たしかにちょっとくさかった、でもありがとう」
うう、この親子の会話。
悲しすぎる、叶わなかったことが!!
一連の空想場面に添えられた優しい音楽も絶妙でしたね。
音楽を特に取り上げて感想を言われているかたもいらっしゃいましたよ。
「たしかに緑さんはたしかに素敵ですけどね、怖いし、言葉がね、
緑さんはきつすぎますね」
緑が涙して、気持ちを立て直そうと姿勢を正すところがきつかったです。
風太郎と茜の赤ちゃん誕生の場面。
サスペンダー萌え(笑)松山ケンイチ、初の父親役と!!(おお、そうか)
風太郎の指と赤ちゃんの指が絡まるところ、
風太郎が涙しましたね。
新しい家族を自分が護るんだの感慨でしょうか、
冬の朝、ベランダにたつ、茜と赤ちゃんを気遣う姿、
優しい音楽とともに見返した美しい絵、
見直したその画面では、涙があふれてとまりませんでした。
風太郎がよだれをたらし、迫り来る死の瞬間の恐怖と
闘います、
「いくぞーー!!死ぬぞーー!!」
自分のなかの恐怖と闘い、怒号をあげ、
「緑ーーー開けろ!!」と叫ぶ場面には、
デスノートの夜神月の断末魔の苦しみを重ね合わせるひとも多し。
かくいう私もそうでした。
社会通念としての、勧善懲悪を最後の最後で全うすることに
番組制作サイドの良心を感じるという声があがりました。
風太郎が自らの唾で、導火線の火を消そうとする演技には
よだれとともにパイオニアの声も(汗)
吐きながら、泣き、言葉にならない声を発しつづけ、
大きく口を開け放って爆死する風太郎・・・・
この場面につなががるから、
いつもならすぐにリピートするのに、リピートできなかったんです(涙)
緑の足元に昭和45年の1円玉が。
1円玉が飛んでくるくらいだから、肉片もなかったのか、みたいな
バイオハザードな類推をなさるかたも。あひゃあ、怖いですっ。
前回、あんなに罵倒しきった伊豆屋ですが、
風太郎によって救われました。
これには感動する声がたくさんあがりました。
いくら世の中を腐らせると言っても、
こういうひとびとの存在を憎みきってしまえなかったところに
風太郎のひとがらが窺えたのではないかとの声も。
窮地を救ってもらった真一は、全く懲りた様子もないけれど、
「べら定食ごちそうさまでした。
おいしかったです。
蒲郡風太郎」
風太郎によって書かれた、
額縁に飾られた文字を見上げる伊豆屋のひとびとが
神妙な面持ちだったのは自分たちの甘さをもかみ締めるからでしょうか。
椎名父が死亡記事の写真の風太郎と酒を酌み交わします。
風太郎のために立てられた墓。
あのなかはからっぽなのかもしれないと指摘する声。
爆死ですからね、うう。
ダイナマイトによる自殺を選んだのは、
遺骸をも、誰にも抱きしめさせたくなかったのだろうかと、
その悲しすぎる思いに胸がいっぱいになりました。
あくまで他人を愛さない、他人を否定するありかたを
最後まで貫くという、風太郎のぶれない、すさまじい孤独に
胸を貫かれた気がしました。
「わかったよ・・消えてやるよ・・
俺はまちがっていたとは思わない。これっぽっちも思わない・・」
このセリフは賛否両論だったかと思います。
でも、それが健全だと思うのです。
さんざん悪事を働いて自滅する風太郎を、ではなく、
改心して救われた姿で終わってほしかったという声と、
このセリフを言ってから、あんなに死にあらがい、
取り乱し、泣き叫びながら、自らの意思で死んでいった風太郎で
終わることに納得する声と。
番組公式HPにあがったインタビューで、
松山さんが「こころか金かという対立ではなく、
自分がなにを一番大切にして生きるか・・それを考えさせてもらった」と
言われていましたね。
その言葉、このドラマをこれから何回も見返しながら、
決して忘れずにいたいと思います。
それから、風太郎が空想した、もうひとつの人生。
そこにある穏やかな微笑やささやかな幸せはたくさんのお金がなければ
かなわないというものではありませんでした。
お金がなかったら、満ち足りた暮らしは整わないかもしれないけれど、
あたたかな、優しいこころがその欠落を少し和らげてくれるのだろうと、
華々しくはなくても、ここそこに幸せがつまっている、
もうひとつの物語を見ていて、感じ入りました。
また、もし、こどもがいじめられたりして、解決策がなくても
寄り添いあうこころが、その欠落をつつんでくれるのではないか・・
そう考えて、土曜日の午後9時、こどもと親が一緒に銭ゲバを観て、
親こそが学んでほしいドラマなのだなあと思いました。
ひとは無力に見えるときがあります。
100年に一度といわれる大不況のなかで、あっけなく流されてゆくかも
しれません。だけど、風太郎の投げかけた最後の言葉に、
風太郎・・ちがうよ、と優しく諭してあげられるよう、
私たちは歩いてゆきませんか?
今からだって、未来のいつかだっていい、風太郎に「ちがうよ」が
いえるように、ささやかな暮らしを大切にしていきたいと思うのです・・。
うきゃあ、6000文字を超えてしまいました。
長々お付き合いくださいまして、すみません。
貴重なお時間を割いてくださって、ありがとうございました。
(時間の余裕の無い私も皆さんの思いを知ることが出来ました。)
>そこにある穏やかな微笑やささやかな幸せはたくさんのお金がなければ
かなわないというものではありませんでした。
お金がなかったら、満ち足りた暮らしは整わないかもしれないけれど、
あたたかな、優しいこころがその欠落を少し和らげてくれるのだろうと、
華々しくはなくても、ここそこに幸せがつまっている、
もうひとつの物語を見ていて、感じ入りました。
また、もし、こどもがいじめられたりして、解決策がなくても
寄り添いあうこころが、その欠落をつつんでくれるのではないか・・
そう考えて、土曜日の午後9時、こどもと親が一緒に銭ゲバを観て、
親こそが学んでほしいドラマなのだなあと思いました。
ああ、もう、樹さん、ありがとうございます!!!
本当にうなずいてしまいます。。
ほんとうにほんとうに。。
それと
ひとつだけ私の考えを言いますね。
あの 風太郎の最後は、やっぱりかわいそうでした。
凄く悪い事してきた人間なんだけど、
法的に裁かれるであろうし 先は短いのだけれど、
最期の最後は せめて魂だけでも救われて、自分の犯した罪への反省とこころからの謝罪をしてから あの世に旅立って欲しかった。。
だからこそ、せめて最後くらい誰かの愛情もしくは救いの手が欲しかったろうに・・・
生きているうちに誰にも救ってもらえなかった彼がほんとうにかわいそうでした。。
救える可能性を持ちえたのが茜ちゃんだけだったのか・・
だから茜ちゃんには生き抜いてほしかったんです。
どんな命であったとしても、自分から絶っていい命なんてない!
どんな苦しい辛いことがあったって、
どんなことにも『意味』がある。
どんな状態に生まれてきた人にも どんな厳しい辛い状況の人にも
生きていることには 意味がある。
そうおもうんですよ。
松山さんの言葉、
「こころか金かという対立ではなく、
自分がなにを一番大切にして生きるか・・それを考えさせてもらった」
この言葉を自分の胸に据えておかなくちゃなぁって 私もおもいました。
ありがとうございました!
確か河野さんがそう言ってたと思うんですが
最期まで悪あがきして悪態をつきながら粉々になってしまった風太郎。
そんなラストで、少なくとも私は救われました。
最期の瞬間、愛や幸せを悟って“いい人”になっていたら
それまでの彼の人生と仮想人生の落差に
風太郎が不憫すぎて耐えられなかったと思います。
だから導火線の火を目前にして
弱さも醜さも剥き出しにのたうちまわってる風太郎を見ながら
息が詰まりながらもどこか安堵を感じていました。
>風太郎・・ちがうよ、と優しく諭してあげられるよう、
私たちは歩いてゆきませんか?
樹さんの言ってるとおり
これからも時々、風太郎に痛烈に心を刺されながら、
それでも違うんだよ風太郎
人生ってそんなに悪くないよ
って言える自分でいたいですね。
毎週のオフケンナイト開催と総括、本当におつかれ様でした
毎回ガツンとやられたり、ボコボコにされたり・・
肝っ玉の太さを試されるようなドラマでしたが、
L図書で静かに振り返ることができたのでよかった。
感謝してます!
昨夜は御世話様でした
樹さん、素晴らしい総括どうも有難うございました
銭ゲバは最後の最後までハラハラドキドキしまくりでした
今日、夫と二人でビデオを何度も見直しました。
夫が言いました。
風太郎は最初「やっぱり自分は正しかった、
世の中金が一番大事なんだ」と確信して、
潔くダイナマイトで自爆する決心をした。
でも、風太郎はお金では買えないもう一つの
幸せを想像するうちに、
自分は間違っていたことに気が付いた。
最後の最後で本当の幸せに気が付き、
この世に未練を感じ、
死にたくないと必死にあがいた。
それから夫は、
風太郎はダイナマイトに火が付く寸前に
ショック死している、とも言いました。
私もそうだと思いました。
口を大きく開けた瞬間、
心臓マヒを起こしたような気がします。
刑事さんも伊豆屋さんもハルちゃんも、
自分の大事な家族を守るために、
風太郎に頭を下げました。
刑事さんや伊豆屋さんやハルちゃんにとって
一番大事なものはお金でなくて、
家族だったのです。
家族を守るためにお金が必要だったのです。
風太郎が大金を手に入れても
幸せになれなかったのは、
人を不幸にして手に入れたお金だからです。
大金を手に入れた瞬間は
嬉しさが込み上げてきたけれど、
その嬉しさは一瞬でしかありませんでした。
喜びや悲しみを共感する相手がいないと、
いくら大金を持っていても虚しいだけです。
このドラマの意味は、お金は大事だけど、
結局は愛情がなければ人は幸せにはなれない、ということだと思います
長い総括記事を読んでくださってありがとうございます。
うれしいです。
風太郎への思い、とてもよくわかるつもりです。
たとえ、それぞれみんな、意見が違っても、
風太郎をずっと見つめてきたのですから、
いろいろな考えに揺れたはずです。
風太郎はあんなに長い導火線を自らに課しました。
無意味に長い導火線は贖罪のゆえと、私は思います。
「死んでやるよ・・」とこころで悪態はついても、
そのときにはもう伊豆屋へお金を送っていたのです。
それひとつとっても、彼が罪を償おうとしている、
改心していると、思えませんか。
ざんげはしていないですよ。今更されても困る気がするし。
風太郎が自分の唾までつかって火を消そうとした、
あの死への恐怖は、手にかけたひとたちへの侘びになりえたかどうか、
それはわかりませんが、
せめて、風太郎にそうさせてあげたかった・・
私は死にたくないけれど死ぬことで、彼の魂が殺人を詫びられたかもしれないと
思っています。
遅きに失してしまったのは、空想とそれを断ち切る現実が物語っています。
でもなんとかしてやりたかったかぼちゃんの思い、それは美しいと思います。
ゆうべはお忙しかったんですね、残念でした。
でも、長い長い総括を読んでくださってありがとうございます。
風太郎、自分の哲学を全うするために、自ら死を選びましたよね。
こっぱみじんになって、誰にもこころもからだも触らせないという、
壮絶な意思。
でも、伊豆屋も荻野刑事も結局は救っています。
その弱さをなじりながら、でも、彼らのそのダメさ加減にすがりたかった部分も
あると思うのです。
でもそれが風太郎のすべてじゃない、きっと風太郎はそんな自分を
せせら笑ったはずですから。
私もニサさんと同じく、あんなふうにぶざまに死への恐怖に泣きながら、
死んでゆく風太郎に、あれでよかったんだと思いました。
予定調和をされると今までが崩れると思いました。
それが許されないのは誰よりもわかっているのです。
あの空想場面と現実の結果を絡めた脚本はみごとだと思いました。
いまだかつてあんなに素晴らしい筋の運びは記憶にありません。
ニサさん、共感してくださってありがとうございます。
風太郎の言葉に対して、私たちは無傷ではいられないですよね。
絶えず風太郎のまなざしに曝されている気がします。
ねぎらってくださってありがとうございます。
でも、私もオフケンという場所があって救われました。
ひとりでは怖くて受け止められない夜もたくさんありました。
いっしょにいてくださって、ニサさん、ありがとうございました。
長い長い総括を読んでくださってありがとうございます。
だんなさまと一緒に何度も銭ゲバをご覧になったのですね。
素晴らしいと思います。
家族のありようを考えるには、絶好のテキストになりましたね。
お話ししてくださっているように、
家族思いのひとたちは、風太郎によって救われました。
そのところを深くかみしめたいですね。
風太郎は結局、誰も愛せなかった、このことがもっとも可哀想な
ことなのだろうなと思いました。
ひとを愛することの大切さ、そのことを学べるドラマでしたね、sakuraさん。
実は私、最終回の《幸せ》の方が風太郎の《不幸》より非現実的に感じたんです。そうは言ってもなかなか手に入らないのよ、みたいな。風太郎に寄り添いすぎていたのかも知れません。でも、松山さんがスタッフブログへ寄せてくれたコメントを読んで、私だって夢中になってドラマを見たり、見たあとL図書へ寄らせてもらったり、いろいろな幸せがあるじゃん!!と気付き、何だか松山さんに諭されたような気がします☆樹さんも言われたように、これから私達がどうやって歩いていくか、なんですよね。松山風太郎に「頑張れよっ!」と背中を押されたような気持ちです♪
樹さん、皆さま、どうもありがとうございました☆☆☆
今回も素晴らしく分かりやすい統括ありがとうございます。
ほんと樹さんの文才、尊敬します!
銭ゲバナイト…私は結局三回しか参加出来ませんでしたが毎回ロムする度に皆さんの脳が私の脳に直結してるかの如く萌え所の一致と私には難解過ぎる部分のアンサーが盛り込まれていて本当に有り難かったです。さすが才女が集まるL図書ですね☆
昨日の回想シーン…結婚相手は緑じゃなくて茜だった事。その事が私は嬉しかったです。
殺してしまった人達とも本当は友人になったりいい関係を築きたかったんだなぁと思ったら涙が止まりませんでした。そうそう白石こと田中圭君とのシーンはニマニマして見ちゃいました!圭君ってあーゆーいじられキャラの方がやっぱり似合ってるなぁとおもいました!緑にもっといじめられて欲しかった(笑)
あ~来週からどうやって土曜9時を乗りきればいいんでしょう(あ、とりあえず来週と再来週は乗りきれるかな)9時からの銭ゲバと10時からのオフケン。ニコイチで幸せな時間でした! 松山君、銭ゲバスタッフの皆さん、キャストの皆さん、それに樹さん、ここに集う皆さんありがとうございました~!(涙)
それと樹さん昨日今日と息子の具合を案じて頂きありがとうございました。すっかり良くなったみたい
では続き…
息子はすっかり良くなったみたいでホッとしました。元気な姿を見ると安堵と共になんで昨日熱出すかなぁとやり場のない怒りが(笑)それと私の心配までして頂きすみませんm(__)m
息子と添い寝してたら変な時間に起きちゃって、銭ゲバ見てロムしてからまた寝ました。さすがに今日1日ボーッとして使い物にならなかったので今日は早めに寝ます!おやすみなさい☆
最終回が終わって、今は奇妙な解放感に浸ってます。
この3か月、常にどこかで心に重石があったので
どんな形であれとにかく終わった、という脱力感というか。
これからジワジワとさみしくなるのかもしれません。
ラストは凄絶でしたね。
死から逃れようとのたうちまわる風太郎には
目を覆いたくなりましたけど、なりふり構わず
生への執着を見せる姿に、達観なんてできないし
しちゃいけないんだと思いました。
ありえない展開ですが、もしあの後、助かっていたとしたら
彼のなかで何か変わるのか、みてみたかった気もします。
自分にとって何が一番大切なのか、これから答えを探す日々です。
現段階で風太郎が松山くんの最高峰だと私も思います。
Lやロボをはじめ、今まで演じてきた役すべてが
風太郎のなかに生きていた。
今後はさらに風太郎がそこに加わって
どこまで魅力的な人物を生きてくれるのか
本当に楽しみです。
そして今回、ヨダレ俳優として他の追随を許さない(追ってこないか)
ポジションを確立しましたね(笑)
陽人くんやカムイも観るポイントが1つ増えました。
フィクションの世界なのに
こんなに落ち込んだり凹んだりしたのは初めてで
一人だったらきっと途中で萎えていたと思います。
涙あり、萌えありのオフケンに助けられました。
本当にありがとうございました。