2015-10-26 ≪再掲載≫
都若丸劇団 《都若丸15周年特別公演》夜の部
2015/10/23 大入り5枚、絶好調!
都若丸座長が座長就任15周年を記念して行う特別公演でした。
大入り5枚(1000人)動員という、素晴らしすぎる動員達成!
あの劇場に2回で1000人って、すごくないですか?
口上挨拶の時に若丸座長がいくつかわからなくて、剛副座長が確かめて、客席も舞台も《おおお!》のどよめき!
ブラックな長時間シフト勤務なので(泣)、
家の用事が山積、昼の部も、という願いはしまって、夜の部、2階席に座らせてもらうべく出発しました。
ライブに続いて2回目やん(ため息)
2階席アピールで、前回の送り出しのとき、若丸座長に「2階席に目線くださいね」ってお願いしたら、
その場で上を見上げる若ちゃん。ちゃうって、今とちがうって(笑)
瞬間におどけて返してくれる若ちゃんはリアクションの帝王でもありますね(笑)
舞踊ショーも終盤、劇場からもれ聞こえる《DREAM STAGE》。うるうるうる。
実はここで、劇場の棟梁さんのツイートをご紹介。
>#新開地劇場 #大衆演劇
今日は都若丸15周年記念公演♪♪
皆遅くまで稽古をして気合い充分!
特別な1日をめいっぱい盛り上げて楽しみましょう(*^o^*)
最近、よく舞台の宣伝をしてくださっているのですけど、
単なる宣伝じゃなくて、《皆遅くまで稽古をして》現場の空気が伝わる、
愛あるツイート。
若ちゃんに棟梁さんが宣伝してくださってましたと報告したら、ありがたいなあ、うれしいなあ、と!
(打ち上げで棟梁さんが座長からも面白い話が聞けたということでした。棟梁、お疲れ様でした)
若ちゃん、打ち上げでも大活躍だったんですね、あー、眠れたんだろうか、疲れは蓄積しまくりですよね。
若ちゃんとは関係ないですけど、
お芝居が終わった時点で、背景や舞台装置の作りこみ、効果、の素晴らしさに、あわててお礼を言ったら、
まだ半ばですけど、楽しんでいただけて何よりです、と。
もうね、あのお芝居を見た方なら、感動を吐き出せる場を求めるでしょうよ、という感じで。
棟梁、お付き合いくださってありがとうございました。
と言いつつ、仕事中でもスマホ見れるんですね、などと突っ込みはしません←だがしている^^
元にもどって(って、どこやねんという^^)
夜の部、待っているとき、
若ちゃん、昼の部の送り出しのあと、やっぱり並んでるひとりひとりに握手に来てくれました。
ここよ、ここなの、このハート。かたちはマネできるだろうけど、こころはまねできない、若丸座長のファン愛!!!
だって、ただ挨拶するだけじゃなくて、ファンと言葉を交わすんですから、
これって立派な《送り出し》ならぬ《迎え入れ》でしょう。
若ちゃんって、どこを切ってもファン愛が出てきますよね。
去年、明生座で、若ちゃんが言ったことを書いたら、
アメブロ(サイバーエージェント)が削除しやがった(口悪い^^)んですけど、
「ファンが喜ぶことならなんでもしてあげたいって思うやん。プライベートですからちょっと、とか拒否する奴、
そんなんやったら辞めろや」ってね、てね、てね!
この1年で若ちゃんの言葉の裏に1ミリの嘘もないことがよおおく解りましたよ、私は。
ご同意いただける方はご唱和ください。「若ちゃんのファン想いは」と言いますから、「世界一!」と。
(ここでミックスジュースやってどないするねん:笑)
若ちゃん、ファンと握手して、どなたかに応えるかたちで、
「もうヘロヘロやん、でも頑張るでー。おお、夜の部、もっとやったるでー!」と、
並んでるファンが涙するようなお言葉。並んでいるファンへの愛だね、愛。
いや、昼の部を見て、夜の部も見るというファンのなかのファンさんたちに、舞踊の演目を変えて、の大サービス!
昼夜見る若友のMさんと九州から数日滞在のKちゃんが私を見つけてくれて、
「すごかったよ。泣くよ。もう最高よ」という、これ以上のない予告をいただきましたっ!
もう、気持ちわやわやでドキドキで、九州から遠征されてるTさんに連絡してご挨拶だけは、という事が
吹っ飛んでしまって、2階席に行ってから思い出す始末←あふぉ。
2階席未経験の方に申し添えますけど、2階席1列目は俯瞰できて、お芝居を見るには絶好のポジションだと思います。
しかしねえ、足が伸ばせない、足の逃がしようがない(笑)
和服でいらした、偶然お隣になったYさん、素晴らしい忍耐力でした。
私にはできない、っていうかトトロに和服は似合わないですけど^^
3部構成になっていて、お芝居から始まりました。1部、お芝居、2部舞踊ショー(お心付けOK)3部舞踊ショー。
お芝居《文三男の涙》。
DVDになるので内容は一切言えませんが、若丸座長ならでは、のお芝居だなあと思います。
明るく面白く笑うお芝居を演じさせたら右に出る人はいないと思うのですけど、
真骨頂は、思うように人生が送れない弱い人間の、その心根のせつなさ、優しさ、やりきれなさ、
舞台で完全なのではなくて、その弱くて悲しい人間を受けとめて涙してやれるこころ、
優しい観客によって完結するというか。
かっこいい人間、悲劇的で英雄的な人間、ただただ可笑しい人間、ではなくて、
弱いけれども悲しいけれども愛しき存在である人間、を決して忘れない、
いやいつもそういう存在を一番に考えているのが若丸座長なのだと思うのです。
だから悲しいお芝居ではあったけど、「なるほど、この作品か!」と納得できるものでした。よね!
若ちゃんがいつもこう思ってるからこそ、LINKの石松は出番出番であんなに愛すべき存在になってたんだ、と
誕生日公演の《森の石松》を見たことのない私も納得!
話があちこちに乱れ飛んですみません。うう、こうゆうやつですみません。
ゆきかさんはぶんぞうの病弱で薄幸の女性(おせん)を演じていじらしく可愛かったです。
ぶんぞうとおせんの仲のよい兄妹がたどる運命は悲しすぎたけど、やっぱりここで教わることもたくさんありました。
語りたい、語りたいぞお←どうどう
舞台装置も素晴らしかったし、暗転してから再び幕が開くまであっという間だったし、
幕の前でもお芝居があったりで、あきさせない工夫が要所に。
京香さんが探してきた音源をつかっての音楽も素晴らしかったです。
DVDが発売されたら、ゆっくりとすべてを堪能しなおしたいですね。
2部はお心付けOKの絢爛豪華なショータイム。
触れずにはおれない、ご贔屓筋の圧倒的な素晴らしい贈り物もあって、
度肝を抜かれました。
ああ、こういうことをしてあげたい、とご贔屓さまが思われる日本一の座長なのだな!と。
これはねえ、DVDには入らないので、当日行かれた方にお聞きになってくださいませ^^
そしてそして、口上挨拶。
若丸座長の挨拶、ちゃんと覚えてなくてすみません。
でも、キモは《20年30年40年と、全身全霊で舞台をつとめていく》という内容のことを言われたこと。
ずっと、じゃないんですね、
20年30年40年、と言葉にすることのリアリティ。
そして、嘘のない、言ったことを実現していく若丸座長だからこそ、
胸にしみたんです。ほんとうに嬉しくて、こころが震えたのです。
お芝居も舞踊も観たかったけど、素晴らしかったけど、
この口上ですよね。
舞踊ショーでは舞斗くんがブログに書いてくれていたけど、若丸祭り以上に出ていたと。
本当に若ちゃんの出番が多くて、圧倒されました。
私には曲目は普段なじみのあるものというより新鮮に感じられたものが多かったのですけど、
それは若丸座長の歴史を語る曲選ゆえだったのですね。
大先輩のファンである方から教えていただいたので、一部抜粋します。
お疲れ様でした。
芝居は儚くて弱くて、人間愛に溢れた悲しい芝居でしたね
感動しました
でも、古いファンにとってはショウがとっても感慨深いものでした
舞踊ショウは、新しいものと昔からのものを織り交ぜたてあったので
昼夜で曲は違ったみたいですが。
羅生門は2008年の「次郎長」、憧れ遊びは2010年「西遊記」。
人生かけてます に至ってはではなくてビデオテープ
2000年の「若丸BEST」
雪散華も1999年「都」に収録されてます
あぁ座長になって15年もたったんだ…
良く頑張ったね❗って思ったら胸が熱くなり涙が込み上げて来ました
もう母親の心境ですわ
もちろん今でもしっかり恋もしてますが
Tさん、ブログに転載許可くださってありがとうございます。
15年という節目のときに、昔を振り返りたくもなるものと思うんです、
特にここまで素晴らしい躍進をとげ、呉服座で圧倒的な動員数大入り記録を数々塗り替えた座長としては。
でも、一切苦労を語らず、不遇をうらまず、明日にむけての覚悟のみ挨拶として語られた座長は
ファン冥利につきる、日本一の名座長です!(日本一だの世界一だの書きすぎやとのご指摘はスルー^^)
古くからの熱心なファンの方々にむけて、若丸座長は思い出多い曲を踊ることで、ご挨拶になさったんですね。
そのことが分かるファンと年月の思い出を共有する座長!
なんて粋で美しいのでしょう!
先輩ファン諸氏のみなさまにも敬意を表します!
座長は粋で、ファン愛にあふれて、大衆演劇という世界に新しい試みを吹き込んで、
でも、古来からの大衆演劇から忘れちゃいけないという要素は誰よりも守って、
自分のことじゃなくて「大衆演劇という世界」の行く末も発展させようとの努力、
それは常日頃からの発言で思うことですけど、劇団運営を担うものとして、そこまで目が行かないと思うんですよ。
だから、すごい(言葉がもう思いつかないので投げた←)
照明、音響、すごくよくなりましたね。
設備投資にお金をかけて、それがファンへのお返しになるんですよね、
前売りにおまけつけたり、っての、やらない答えは、もっと大きなファンへのお返しとしてかたちになってる、
都、すごい(だからことばがーー笑)
若丸座長の15周年記念公演でありながら、
劇団の群舞の数の圧倒的なこと!
どれだけのお稽古をなさっただろう、と思います。
若丸座長がつくる群舞の見事さ、時に神々しく息をつめて観てしまいますが、
大衆演劇という世界ではもうおさまらないので、
都若丸劇団というジャンル、作りませんか
若丸座長、座長就任15周年、こころからおめでとうございます。
20年30年40年、応援して行きたいです。
若丸っ! と、ハンチョかけて終わります。
(まちがったこと、勘違いしてることなどあれば、お許しください)