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≪再掲載≫20190408都若丸劇団於神戸新開地劇場若丸祭り≪地獄の花嫁≫

2020-03-08 | 都若丸劇団

≪再掲載≫
(追記完了しました)

若丸座長38歳ラストステージ! めっちゃ楽しかったです。
お見送り写真、リクエストは38歳ラストスマイル。
座長、まるっとOK(完璧)サインしてくれました!


≪再掲載≫
20190408都若丸劇団於神戸新開地劇場若丸祭り
      昼ロング公演≪地獄の花嫁≫


(舞踊/都若丸座長+α :敬称略)
第一部 オープニングショー
「梅川忠兵衛」若丸座長女形    
舞斗    
「あなたの好きなところ」若丸座長女形
あきら
「江戸ポルカ」若丸座長女形*都のみなさま    



第二部 お芝居(敬称略:人名は当て字)
≪地獄の花嫁≫

上州屋一家に世話になっている旅がらすの≪仙吉≫(若丸座長)は親分(あきら)の娘おぬい(京香)に好かれ、
親分からもらってやってほしいと頼まれる。
一家の駒吉(星矢)は跡目を狙っている男。仙吉の存在が憎らしくてならない。
用心棒(剛副座長)は駒吉に、仙吉を婿候補から外す悪事をもちかける。
一家で火の手があがり、逃げ遅れたおぬいを助け出した仙吉は顔の右半分にひどいやけどを負ってしまう。
それでもおぬいとの婚礼を待つ、酒浸りの仙吉。そんな兄が妹(ひかる)は不憫で心配でならない。
兄貴分?(キャプテン)が駒吉とおぬいの婚礼の知らせをもってくる。
仙吉は憤るが、兄貴分に諭され、妹に晴れ着を着せてもらい、婚礼の場に、悔しさをやっとの思いで我慢しながら、
お礼の口上をのべにやってくる。
親分は娘を助けてもらった恩を仇で帰す罵詈雑言をあびせ、おぬいも、恋心が一転、おぞましいものを見るように
仙吉をののしる。一家から嘲笑され、化け物と囃し立てられ、それでも我慢して仙吉は婚礼の場を去るが、
宴もたけなわになったころ、再び現れる、腕には長ドスが握られ・・・・。


第三部 舞踊ショー
「田園」若丸座長たち     
「不器用者だと言われても」剛副座長     
「奇跡」若丸座長たち     
京香     
「赤とんぼ~浪花節だよ人生は」若丸座長女形?+都男子たくさん
(男化粧で若丸座長が女形になり、都男子が女形になり、パンをほおばるやつです^^)
ゆかり
「 ?  」若丸座長たち(股旅姿でした)
「浜千鳥」紗助、雅輝、颯貴、蘭香、奏、清香
「ホテル」若丸座長たち
「for you」絢人
「サクセス」若丸座長たち*都のみなさま   



≪口上挨拶&ミックスジュース≫
①センターは若丸座長
座長「満開の桜すごくきれいだね」
都「そんなきれいなお客様は」
客席「若ちゃんが大好き!」
曲は「お楽しみは~お楽しみは~」

若ちゃん、何度やってもテーブルクロス引きが成功せず。
「テーブルが低すぎるわ。どこから持ってきたん。ってなんでこんな言い訳せなあかんねん。
もう絶対せえへんねん、これ」(爆笑)


センターは剛副座長、舞斗くん、雅輝くん

記憶が定着しませんでした(笑)ごめんやす。

曲は「ハッピーバースデイ」(バックナンバーの曲)




明けは
感電18号

舞台上でビリビリ、星矢さんまで端に入って、止めることなく座長に叱られ
舞台上でビリビリ、東映さんまで登場、大人数
若丸座長が舞台をおりて、私の列まで来て通路両脇の方とビリビリ、
私も横の男性からビリビリ、そしてMちゃんにビリビリ~・・・
星矢さんはビリビリで充電してました(笑)

「東京」星矢
(座長、「(神戸に)喧嘩うってんのか」(爆笑)
「憧れあそび」若丸座長たち
キャプテン


≪ラスト舞踊≫
「晴れ舞台」      

≪アンコール≫
「あぜちょ」      



まずはセトリのみUP致します。
間違いなどございましたら、ご容赦くださいませ。

**********************************************************
(口上挨拶)少しだけ、アバウトです。

若ちゃん「勘違いして、今日が誕生日だと思ってませんか?」(爆笑)

若ちゃん「ひとつ歳をとるだけで、何も急激な変化はないんですけれど、

30代最後になるということを気にせずやってきたので、≪若丸≫という名前は外さず、

死ぬまでやっていこうと思っています。

ライバルはいっぱいいるし、生き抜いていく、これでご飯を食べていくのは至難の業です。

座員が多くて羨ましいと言われますが、10人の倍、入ってないとだめなんです。

昨今、新たな仲間が増え、またベテランが辞める別れもありました。

出会いと別れがあって、やっと、親のありがたみがわかってきました。

よくぞここまで守ってきてくれたなあと」(大拍手)


若ちゃん「来年が座長になって20年になります。節目の年です。大きな節目やなあと思ってます。

キャプテンが座長を降り、自分はその年を越えていくんやからね。

背中に重いものを背負って、ときには向かい風もあって。

でも、おやじとおふくろがうまく作ってくれたので、僕は下を向いていじけるような人間ではありません。

逆境や困難にこそ、なにくそ、と頑張れる強い人間です。

僕より、おやじやおふくろを大切にしてくれって座員に言うんですよ。

みんないい子で、きっちりとそのことを守ってくれています」(大拍手)


若ちゃん「役者バカ、という言葉がありますが、バカじゃできない、利口じゃできない、と

言われるのが役者という仕事。だからこそ、近所のお兄ちゃんじゃいただけない、

入場料がいただけるんだと思っています。

これからも座員ともども、精進してまいりますので、どうか末永く、お見捨てなきよう、

可愛がっていただけますよう、よろしくお願いいたします」(大拍手)


若ちゃん「明日、現代劇なのでね、きょうは時代劇らしい時代劇をしたいと思いました。

僕だって、まじめなお芝居できるんですよ」(爆笑)


若ちゃん「明日は発表会でもなんでもないのでね、誕生日なんですよ(爆笑)

どうか、優しい気持ちで、観ていただけたら嬉しいです」(笑)


ギリギリまで支度しないで、さっと舞台に出ていくのは今日もおなじだったそう。
時間があくと緊張するのだそうです。
きょうもいつもと同じルーティンで、ジムに出かけ、ハーバーランドにも寄ったそうですよ。
そこで、バイクや車にアニメのペイントしたのや、コスプレのひとを見かけたそうで、
そういう話もありました・・・。

***************************************************************************

誕生日公演を待ちわびている毎日の最後の一日、
若丸座長は今日も特別な一日にしてくださいました。
今日の公演は≪若丸祭り≫、素晴らしい舞踊曲のラインナップでしたが、
その舞台の核をなすのが≪地獄の花嫁≫でした。
大衆演劇はお芝居が第一、そのことを如実に表す作品。
私は初見でした。相方は雅輝くんの誕生日公演で観たらしく。
今日、座長とキャプテンの途中の二人芝居の場面では、
その緊迫感あふれるやりとり、キャプテンの存在の重みと
感情をなんとか収めようとする座長の演技に圧倒されました。
最終最後の場面の仙吉(座長)の姿が忘れられないのです。
悲劇の極みでしたけれど、立ち姿の立派さに、悲しさに、言葉を失いました。

舞踊では、最初から梅川ですよ。座長の女形の十八番!
いつもは二人、もしくはたくさんのひとと舞踊劇のように舞われることが多いですが、
ひとりで舞われると、その悲しさと忠兵衛への想いがダイレクトに響く思いでした。

数々の素晴らしい舞踊曲、
≪奇跡≫≪憧れ遊び≫は個人的に特に感動的でした。
何度もこの舞踊曲については書いていますけれど、
≪奇跡≫を目の前で舞われると、ひとりひとりが若丸座長のかいなのなかに、
小鳥のように身をこごめて、安心していられるような気持になるのでは、と思います。
圧倒的な包容力は、若丸座長の舞踊、というくくりではなくて、
人間的な器の大きさからくるものだろうと思うのです。
≪憧れ遊び≫は38歳最後の舞台にふさわしく、
座長がこの年を振り返るにふさわしい締めくくりの曲だと思いました。
歌詞のはしばしに、時間の流れを惜しみ、愛しむ言葉があって、
座長の真っ白なしろいお着物と袴のいでたちと相まって、感無量となりました。
ひとは上る朝日を愛でるけれど、落ちてゆく夕陽に感謝するひとはいない、と
戒める?言葉を聞いたことがあるけれど、
いやいや、若丸座長は静かに、38歳のこの1年を感謝され、別れを告げてられるのだと思いました。

座長は早く仕上げて眠るから、と言われてましたけれど、
どうか、そうでありますように。
満ち足りた気持ちで眠りにつかれ、明日の(もう今日の)舞台に立たれますように!



若丸座長、39歳のお誕生日、おめでとうございます。
ただひたすらに素晴らしい座長、
今日が幸せな記念の一日になりますようにお祈りいたします。
そして、今日から始まる毎日が一日、一日、幸せでありますように!





不手際、間違いなどいろいろあるかと思いますが、
どうぞご寛恕くださいますよう、お願いいたします。


Mちゃん、早速のご指摘、ありがとう。
疲れて、あやふやに更新して、寝落ちしてました^^








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