さてさて、初日舞台挨拶午後の部、さく蔵さんはこちらも見ることができたそうです。
お疲れですのに、2回分をしっかり記憶、レポにしてくださってありがとうございます。
コメントはのちほど、入れさせていただきますね。
さく蔵さんの
《マイバックページ》
初日舞台挨拶レポ(午後の部)
12時の回・・・
並びは先ほどと同じです。
マスコミが入っていない舞台挨拶、皆さんが登場されるや否やキャーッと
声援が飛んで、初回とは全く違うはじけた雰囲気!こうでなくちゃ♪
2回の舞台挨拶の空気がこんなに違うのも珍しい気がしました。
初回はいちばん広い580席、2回目は287席のスクリーンで、さっきよりも
ステージがとても近く、こじんまりした感じだったせいかもしれません。
司会者「さっそく、初日を迎えた感想とご挨拶をいただきたいと思います。」
まずは妻夫木さんから
「なんかさっきのマスコミが入った舞台挨拶の時と違いを感じています。
気付いたことがひとつあって、マスコミっていう響きがお客さんも緊張する
んですよね。今は、うああ~っ!っていう感じじゃないですか、さっきは
あああ~っ!っていう人いなかったですから。みんな『・・・(真面目
に聞いている真似)』(笑)
年齢層が広いなーとか話してたけど、関係ない。普通に喋れるもん。
大阪では距離感が近くて、アットホームでいいですね、と言ってたけど
東京も変わんないですね、東京も近かった!」(拍手と声援)
松山さん「今日は雨の中ありがとうございます。楽しんでって下さい。」
(場内、えええーっ?という雰囲気に、)
「自分の中では完璧です。これからいろいろ話したいんで、ここは短く、と
気遣いです。」(笑)
(お茶目だーーー!こういうはずし方、いいなぁ。
大人のトークを身に付けたつもりなような、ドヤ!がかわいい。)
忽那さん「雨の中ご来場ありがとうございます。楽しんで帰って下さい。」
韓さん「雨の中ありがとうございます。短くいきます。お願いします。」
中村さん「初日を迎えられてうれしく思います。楽しんでいって下さい。」
山下監督「お越しいただいてありがとうございます。妻夫木くん、松山くん、
二人を凝視、じっくり観て下さい。あの時代のややこしい知識が、二人を
見てれば伝わると思います。」
司会者の「一度観ている方は?」という質問にちらほらと手が挙がり…
妻夫木「リアクション取りづらい人数でしたね、まあまあみたいな」(笑)
原作読んでる方は?
妻夫木「(手を挙げた人数が)似た感じかなー」(笑)
(1回目とはうって変わって活き活きと観客に絡んでる感じでした。)
映画の登場人物で誰に近いと思うか?という質問、
監督「沢田なのかなと思いました。脚本は沢田と梅山、二人の物語でしたが
編集しながら気持ち的に沢田の話にしていったのは、僕の視点だったから…」
妻夫木「僕も沢田です。汐里ちゃんが演じた役です、って言っても、
お前男だろって感じだし、沢田かなと(笑)
僕も挫折から役者になったんで、挫折があったからこそ負けず嫌い精神で
来れたんで、共感出来ると思います。」
松山「梅山ですかね(笑) 1度観た方は少しだけ分かると思うんですけど、
あの人って振り返ってないんです。沢田は葛藤しているけど梅山は突き進んで
いる。やりたい方向が明確でハングリー精神の塊、そこに自分にないものを
感じていて、そうでありたいと意識している。やっていることは良いことでは
ないですが、その時代のハングリー精神は美しく見え、自分も持っていたいと
思います。」
忽那「難しいです。(妻夫木さんと松山さんを見て迷ってから)梅山です。
年齢的にも撮影現場でもどうしても計り知れない時代で、正しい正しくないは
別として迷いもしますが姿勢としては突き進んでしまうので、
梅山でお願いします。」(笑)
韓「七恵だと思います。自分がこの役を演じたからかもしれないですが、
その時の学生運動というブーム、私もブーム大好きなので乗っちゃうと思い
ます。共感と言うよりは、みんながやってるからやろうと。」
中村「僕も自分で演じた芝山です。この時代のことは想像でしか演じられない
ですが、人間らしい表現が豊かな人物なので共感してもらえたらうれしいなと
目指してやっていたので、近いと思うのは芝山です。」
次に妻夫木さんと松山さんに質問
司会者「これからご覧になる皆さんに…」
(ここで妻夫木さんが何故か「あああ」とマイクテストを始め、)
司会者「大丈夫です(笑)
これを知ってると、もっと映画が楽しめるよというエッセンスは?」
妻夫木「(腕を組んで、そーだなーと考え、)
松ケンの髪型!と言ったら髪型ばかり見ちゃうでしょ、それも良くない(笑)
面白いなと思ったのは梅山、最初はミステリアスだったが、出来上がりの
印象がいちばん変わって、どうしようもねえなと思える部分が出ていて、
ダメな梅山に引き込まれた。」
(これって松山さんへの絶賛ですよね!)
松山「僕は最後まで観ていただきたい。(ざわざわとあたたかい笑)
エンドロール終わるまで観てくれますか?それだけで充分です。(拍手)
最後に流れる曲がめちゃくちゃ素晴らしい。明るい物語ではない作品に花を
添えていい終わらせ方にしているのは、最後の妻夫木さんの表情と曲で、
最後までが映画だといちばん感じました。」
最後に監督、松山さん、妻夫木さんからメッセージ
監督「複雑な心境で、初日というのはみんなと会えなくなるな、終わった、
というのと、これから映画が始まるという…
僕ら世代が時間をかけて思いの詰まった、熱気を帯びた映画、
面白い時代だったと思うし全て描き切れていない、足りない部分もあり、
なにか答えを出す映画ではないので、いろいろと友達と話してほしい。
ほんとにラストまでイケてる映画だと思います。ありがとうございます。」
(では松山さん、に、「はい!」といいお返事だったのですが…)
松山「今日はありがとうございます。あのー、
今なに言おうとしたか忘れちゃった。すみません、ビックリしました。」(笑)
(白いお顔がピンクになってる!)
「この作品は男の青春の物語であり、今とは違う年代の喋り方や活動家独特の
単語も出てきますが、最後にはいいものが残りますので、
最後まで食らいついてきて下さい!」(拍手~)
妻夫木「台風が来てますけど、映画館に来る為には一人ひとりの口コミが
大切なんです(笑)。プリンセストヨトミ、パイレーツオブカリビアンも大事
だけど、(力説)こういう映画も大事なんです。(拍手)
日本はいい映画作ってるよ、頑張ってるんですよ。
三浦友和さんが現場に来ないと神戸牛食わせてもらえない、それぐらい
予算が無い、そういう映画もある。良かったよ、と一人ひとりが言ってくれ
たらうれしいです、って、さっきマスコミに言えたら良かったんだけど、
そんなこと言ったらこんなに(扱いが小さく)なっちゃうから、真面目に
語ったんですけど。(笑)
宣伝していく上でどう伝えていいか分からない、正直、こう伝えたいから
こう作ったっていう映画じゃなくて、自分がどう感じてどう進んで行くか、
最後まで観た人それぞれが迷うかも知れない。あの時代は前に進む力が今より
もっとあったと思う。今が30~40年後、映画にされる時代なのかどうか分から
ないが、そうなるためには震災という現実を見つめながらがむしゃらに進んで
行かなくてはならない。世界を動かすのは一人ひとりの力で、力を合わせれば
よりよい世の中を作れると思う。そのきっかけになればいい、ま、気楽に観て、
ちょっと口コミしてもらえたら、プリンセストヨトミに勝てるかな~(笑)」
(拍手!!!)
妻夫木さんの我慢も空しく、今朝のスポーツ各紙の扱いはちっちゃかったよう
ですね…(涙)
中高年層の共感も取りこんで、ジワリジワリと語り継がれる名作となって
欲しいです。
妻夫木さんはツンツン頭にブルーのシャツが可愛くてきちんとコンパクトに
まとまった感じ。本当にキラキラときれいな正統派なお顔立ちで、座長的役割
をきちんと果たしつつ、明るく男の子っぽい話し方に好感が持てました。
光沢のあるスーツが良く似合う、シュッとした男前中村さん、この作品では、
ふんわりしているのにとても頼れる存在だったBECKのサクのイメージとは
全く違う顔を見せてくれていて、凄みも感じました。
松山さんはクールビズ風、ボタンをはずしたスーツの前をしきりに合わせて
相変わらず美しい指できっちりマイクを持っているんですが、トークの番に
なると手がひらひらし始めて、前が開いてサスペンダーが見えて、また胃の
あたりできっちり前を合わせて、の繰り返しが個人的にはツボでした。
お顔も小さいですよ~。写真はなんであんなに太って写るんだか!(怒)
今回、どうしても心に残ったのは、「松山さんと散歩してる犬が羨ましい」。
あの発言から抜け出せない痛いさく蔵でした。
午後の回のコメントは映画を観てからにさせていただこうと思っていました。
で、観てから、さく蔵さんが羨ましくなりました(笑)
あの映画を観たら、松山さん、妻夫木さんのみならず、
出演者のみなさんにお礼を言いたくなる映画、ですよね。
とてもよかったです。
松山さん、予告編で見てるときと印象ががらりと変わって、
《あんないやなやつ》をあんなにくっきりと演じられてすごいなあと感激しました。
マスコミが入っていないところでの観客との距離感、
妻夫木さんに顕著ですけど、リラックスしていて素敵ですね!
雰囲気も手に取るようにわかる素敵なレポをありがとうございました。
松山さん、実際はほんとうにスマートで美形だと思うんですけれど、
俳優さんですから、映画とかテレビで太く映るのはご本人の責任でもあろうかと(汗)
マイバでも美形に映るところはもう信じられないくらい美しかったけれど、
頬の肉などがたるんで見えるときもあり(GANTZも同様)、
そのあたり、まだ20代なので頑張っていただきたいなあと思います^^
画面にどう映るか、は重要だと思いますから。
私は全身たるんでるけど、映画にでる人間ではないのでいいんです(笑)
2つのレポ、ありがとうございました。
とっても贅沢な思いをさせていただきました!!!
そうそう、こういう雰囲気でしたよね♪最後の妻夫木さんの挨拶は熱くて、あの~とかの冗語がない分、メモしきれなくて残念でしたが、二人分を合わせれば、ほぼ完璧かと(笑)
上映前の舞台挨拶の方がこんなにくだけた明るい雰囲気なのは、(もちろん、マスコミの入る華やかな舞台挨拶もいいですが)嬉しかったですね。
で、さく蔵さんのレポを読んでちょっと悔しかったのが、私の位置からはサスペンダーが見えなかったこと。服は相変わらずのグレーでガッカリして、いつもより見てなかったせいかもしれません。
ご覧になれたのですね!
ところどころ(笑)、梅山がぞっとするほど美しいシーンがありましたし、
派手でもワクワクするわけでもないのに、
もう一度観てみたいと思わせる魅力のある作品でしたよね。
レポも喜んでいただけてとってもうれしいです!
監督・キャストの思いを知るとまた観方も変わってくると思います。
これまででいちばん顕著にそのように思った舞台挨拶でした。
先日何かの番組で、中村獅童さんが、
歌舞伎の時は貫録を出し、現代劇やドラマの時はスリムに、と
一か月ほどで10㎏ぐらいは体重をコントロールする、というお話をされてました。
尊敬する先輩に倣って、松山さんもビジュアルは自由自在、
今は役作りをしておられるのだと信じています♪
>まろうさぎさん、こんばんは。
いつもお気遣いありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。
ほんとに不思議なくらい楽しい舞台挨拶でしたよね。
妻夫木さんの明るいキャラクターのお陰かも知れません。
サスペンダーは見えたのが良かったのかどうか、皆さま微妙だと思いますが、
私は可愛いな~と思いました^^;
またどこかでまろうさぎさんとご一緒させていただけたら嬉しいです♪
ご覧になれたのですね!
ところどころ(笑)、梅山がぞっとするほど美しいシーンがありましたし、
派手でもワクワクするわけでもないのに、
もう一度観てみたいと思わせる魅力のある作品でしたよね。
レポも喜んでいただけてとっても嬉しいです!
監督・キャストの思いを知るとまた観方も変わってくると思います。
これまででいちばん顕著にそのように思った舞台挨拶でした。
先日何かの番組で、中村獅童さんが、
歌舞伎の時は貫録を出し、現代劇やドラマの時はスリムに、と
一か月ほどで10㎏ぐらいは体重をコントロールする、というお話をされてました。
尊敬する先輩に倣って、松山さんもビジュアルは自由自在、
今は役作りをしておられるのだと信じています♪
>まろうさぎさん、こんばんは。
いつもお気遣いありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。
ほんとに不思議なくらい楽しい舞台挨拶でしたよね。
妻夫木さんの明るいキャラクターのお陰かも知れません。
サスペンダーは見えるのが良かったのかどうか、皆さま微妙だと思いますが、
私は可愛いな~と思いました(思うようにしました)^^;
またどこかでまろうさぎさんとご一緒させていただけたら嬉しいです。