ハイビスカスの咲く島で(続・教会の鐘を聴きながら)

マウイ島に住むママから 大好きな真、愛、恵へのメッセージ

カゲロボ

2024年05月09日 | 本、詩、言葉、歌
COFFEE BREAK

又好きな本を見つけた。

すごくいい本だった!

 

「カゲロボ」
木皿 泉さんの本

9つの短編が、どこかつながった話となっている。

一つ一つの主人公が愛しく、大好きになる。

(あ~この話いいな。前の話よりもこれがいい!)

ひとつ一つの短編を読み終えるたび、そんな気持ちを繰り返しながら、一気に読んだ。
ずっと終わらないでほしい。
いつまでも読んでいたい・・・と思いながら読んだ。

すごいな。
なぜあのような話が書けるのか。

木皿 泉さん・・・とは、実は、二人。
夫婦の脚本家。
すごい二人だから、話の出来上がりも、2倍のすごさになるのかな。

インターネットで、この本のレビューをちょっと見てみると

「あまり心に残らなかった」
とか
「あまり好きなタイプの話ではなかった」
というコメントがいくつかあり、驚いた。

感じ方はそれぞれだけれど、
なぜ、そんな風な感じ方をするのか、私には不思議でたまらない。

なぜなら、私はとても感動したから。

たぶん、もう一度読むだろう。

カゲロボとは・・・・何者でもない自分の人生を、誰かが見守ってくれているロボット。
人間ではないのかもしれないけれど、何が大切なことか知っている。

優しい気持ちになれる本です。



コメント