昼休みに海の公園へ行くと
見たとこがある車。
車内には誰も居ない。
公園内を見ると
自販機の前に立っている見覚えのある
後ろ姿。
バイクを停め、自販機まで走った。
彼の後ろから手を伸ばし
商品ボタンを押す私。
缶コーヒーが取出し口に落ちる音と
その男性の「えっ!」と驚く声が
同時に聞こえた。
「な、なんですか?」と言う彼に
ヘルメットのスモークシールドを上げ
顔を見せると
「なんだー!もー!
ビックリさせないで下さいよぉー(笑)」
と前職の部下だったW君。
なんだー。とは何よ(笑)
久しぶりに会えたのに
少しは感激しなさいよ(笑)
ねぇ、こんな所で何してるの?
サボってるの?
お昼寝?
ちゃんと仕事してる?
無理しないで頑張ってね。
あ、いや
昔から無理はしない、した事ない
マイペース派だったね(笑)
そう、言いたい事を言うだけ言って
それじゃまたねー!
あ、コーヒーごちそうさま~
と、言う私に
相変わらずですね(笑)
じゃあまた!と、子供みたいに
大きく手を振るW君。
何が相変わらずなのか、
よくわからないけど
私は相変わらずの
W君の笑顔が見れてよかった。
そういえば、
その笑顔は私ではなく
知らない人たちに向けられていて
私は、気付かれないよう
その横顔を眺めていました。
って、夢の中の話しですが(笑)