Revive

 

ずっと一緒に居られるなんて思ってないけど

2019-05-26 23:55:15 | 日記

気が付けば日付が変わろうとしている

当たり前の事だけど
太陽が沈めば夜になり
そして、また一日が終わる

季節もそうで
春が終われば梅雨の季節になる

この繰り返しを自分の人生ほど
経験してきた

若い頃は、そんな季節の移ろいも
四季に変わっていく自然たちも
無感のまま流れて行った


ある程度の年齢を重ねていくうち
過ぎていく季節が名残惜しく思う


名残惜しいの名残は
波残りという言葉が転じて
「余波(なごり)」

打ち寄せる波が引いた後を
人の気持ちに喩えた。という事らしい




別れを告げる前に去って行った春
なんだか、寂しい

別れは、
きちんとしないと後をひいてしまうのだろうか



人との別れもそうで、
もう会えないと知っていて
曖昧に「またね」と別れた人。
繋いだ手が離れても
「さよなら」を言えなかった人。


今思うと
「さようなら」は、言えない
言うことができなかったのだ。


今も、ずっと、ずっと