先日、2002年映画「フリーダ」を見ました。
フリーダ・カーロを知ったのは、多分1980年頃、資生堂の「花椿」という本で、
毎回世界の著名女性を連載で取り上げていた時だったと思うのですが、
絵も凄かったし、彼女の痛みと戦いながらの壮絶な人生に驚いたんです。
その後、多分84年にメキシコ本土で映画が作られたのを機会にして、
TVでも「知ってるつもり?」とか、、記憶が薄いのですが、
何回も取り上げられた事がありました。
今回は、見る動機が不純で、「天国の口、終わりの楽園」「ターミナル」
に出ていたディエゴ・ルナ目当てで見ました(^_^;)
確かに出演していましたが、ほんのちょい役でした。
ところで、この映画ったら「メキシコ舞台なのに、スペイン語じゃなくて、
英語なんですよ!」それがすっごく違和感有り有り!!!
主役の女優さんは、実際のフリーダ・カーロに、とても似ていたし、
街並みとか時代背景にあった雰囲気や衣装もなかなか良かったです。
でも、、内容的に、あれぇ~と思った処は、彼女は6才の時に小児麻痺を
患い右足が不自由になっているんですよ。その頃からもう既に病院通いや
痛い人生が始まってたはずなんですが、映画では18歳のとき事故に会い
瀕死の重傷を負うまでは、元気はつらつの女の子なんですよ。
しかもかなり開放的?な女の子で。そこが私の既に持っていたイメージに
全然合わなかったです。
それと、年上の男性ディエゴ・リベラが、悪いんですが、全く
魅力的に見えないのです。女にもてる・・・って魅力・雰囲気が
私には全然伝わって来なくて、なんでこの人にフリーダが?
と思ってしまいました。
でも映画の中で、部分部分に、ちょっと不思議な幻想的映像を
視覚的効果で入れてあったり、そういう部分は面白かったです。
痛みと戦いながらの人生 という印象を私は強く持っていたので
(この映画でも部分的にそういう様子は入れていたものの)
あまり伝わって来なかった気がしました。
以前最初に読んだ花椿のライターさんの書いた文が私に強烈な
印象を残してしまった様で、何かちょっと壮絶な人生という
描かれ方としては、物足りない映画だったな・・・と
思ってしまいました。
最後に、ディエゴ・ルナの新作「ダンシング・ハバナ」が7月来ますね。
ダンシング・ハバナのHP
予告編 MV
キューバ、サルサダンス・サルサ音楽の要素が入った内容らしく、
見たいですー。ダーティーダンシングの続編?とからしいのですが、未見なので
それを先に見ておいた方が良いのかな?
→後日見ました。「ダーティーダンシング」と「サルサ」の比較?感想
以前「サルサ!」という映画をこちらに来て下さってる方から教えて
頂いて見たら、すごく面白かったので、そちらとも比較してみたいナ♪
昔よくいってた雑貨屋にメキシコのものがよくおいてあって、フリーダの絵をモチーフにしたものがたくさんおいてありました。その時は「なんで眉毛がつながってるんだ」としか思ってなかったんですが、あの絵は自分自身の体を書いたものと知ってものすごい衝撃でした。
映画はこれまた見たいと思いつつ・・・(以下同文)
「ダンシング・ハバナ」
なんかお話が「サルサ!」と似てますね。実際は全然違うのかも知れないけど。
ディエゴ・ルナがあんまりかっこよくないのと、ケイティとやらが細いのでちょっとどうだかな~って感じですね、今のとこ。あとインストラクターがパトリック・スウェイジってのが・・・。
「ダーティ・ダンシング」って見てないんだけど、彼が主演なんですよね?「サルサ!」と比較のためにもちょっと見てみたいな。
この前ブックオフに「サルサ!」のDVDがあったんですが、ほとんど定価同然の値段だったんで買うのをためらってしまいました
せめて30%はオフにしてくれないと~!
雑貨や(色々南米ものとかインド・アジア系のがごちゃごちゃ有るお店かな?^^)私そういう店好きなんですー。
私もあの繋がった眉毛が一番印象的でした
そうなんですよ~サルサ!に似てるって思いますよね~。ディエゴルナは私個人的には可愛いから許すとして(爆)相手の女性(ケイティさんっていうのか)が、予告編とかで見る限りはあんまり・・かな・・って。サルサ!の時は、あの女優さんがモロ私の好みだったからな~。
>パトリック・スウェイジ
実はね、私ゴーストと、シティオブジョイのイメージしかなくって、ダンス系の人だったんですね。かなり驚いちゃいました~。
latifaさん、「フリーダ」の記事、読ませてもらいました。全くの同感。なんだ英語なのか、というのとディエゴ。あっちではこういう男がセクシーなんかなー、などと思ったもんです。おかげで胸のつかえが取れました。シケイロスもイメージが違ったな。でもフリーダ・カーロは好きだからまあいいや。ところであの画像は自分で取ったんですか。見に行ったの?
バルセロナ、行ったんですね、うらやましい。僕は今、スペイン特にカタルーニャの本を読み漁ってます。いつかガウディもプラド美術館にも行きたい。
カザルスの「鳥の歌」はカタルーニャ民謡でクリスマスの曲なんです。「ホワイトハウス・コンサート」という題でCDも出てます。
読んで下さってありがとうございました。
akiさんと同じ感想で、なんだか嬉しいです。
画像は、ネットサーフィンして、確かどこか海外のサイトからちょっとお借りしてしまいましたm(_ _)m
バルセロナ含むカタルーニャ地方は、スペインにあってもスペイン中南部とは、異なった雰囲気と文化?があるようですよね。私は約1ヶ月スペインをぐるっと回ったことがあるのですが、お勉強不足で、、、知識があまりなくて、、お恥ずかしいです・・・
また今後とも、akiさん、色々教えて下さいね♪
実はこの前、TSUTAYAで「蝶の舌」というビデオを借りたんだけれど、時間がなくてまだ見てない。
スペインはガウディもゴヤもベラスケスもカザルスも
そしてロルカもいて、大好きなところなんです。
もっといろいろ話を聞かせてください。
今、フラメンコやスパニッシュ・ギターを聴きながら食事のできる店を探してるんです。せめてもと思って。
スペイン、行ったのは、もう15年も前なんですよ。
そんな昔のことを、忘れてしまわないように、どこかに留めて残しておこうかな・・と思い、今になってアップしてる次第です
蝶の舌
私も見ました。余計な事を言うと先入観念が働いてしまうので、あえて何も言わないでおきますね。
スペイン映画でしたら、多分ご存じかもしれませんが「みつばちのささやき」という作品が、私の今まで見た映画の中でも大好きナンバー10に入る映画ですよ^^映像も素敵で、可愛い少女が出てきます。
ご存じでしたら、すいません。
「蝶の舌」見ました。いい映画だったよ。静かで、でも力強く揺れ動く時代に生きるスペインの人々。最近、ファンタジーばかり見ているので久しぶりに良かった。
次は「みつばちのささやき」です。また感想を送りますね。トラックバックはしないけど、僕のブログに記事を載せました。
映画ごらんになられたんですねー♪
映像とか良かったし、じっくり腰をすえて描かれて
いてなかなか良い作品だとは思いましたが、
ちょっと辛い部分もありました・・・・
これから、akiさんところへ飛びます~
やっと「ミツバチのささやき」を見ることができたよ。たしかにスペイン内戦の影は見えるけど、こちらのほうは辛さやむなしさはないね。
田園風景の美しさや小さな女の子の大きな瞳が見ている幻想、これ、ビデオじゃなくて映画館でみたかった。
次は、実はlatifaさんの記事を見て「salsa」を見ることにした。ついでに「カルメン」も借りてきたんです。また、教えてくださいね。
わ~ご覧になられたのですね♪
こうやって、ご報告に来て下さって、嬉しいですー
コメント・TBありがとうございました!。
私も以前、みつばちのささやきについての文を
書いてありますので、そちらの記事から、akiさんの
文にTB貼らせてもらいますね^^
私はこの映画、ミニシアター系の映画館で見れて幸運だったかもしれません・・・
サルサは、女の子好みの映画ですよ、たぶん・・・
男性だったら、漫画チックで、ちょっとなぁ・・・って思っちゃうかもです。ミーハーちっくな内容??なので、、、どうかなあ・・・・
カルメンは、私も見たことがありますが、随分昔で、詳細は忘れてしまいました