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赤い鈴 音楽教室 レッスン日記

清須市のピアノ教室。
二人の子供のママです。
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手書きで楽譜を書いてみよう!

2019年08月03日 18時26分40秒 | 日記

楽譜は読むもので書くものじゃない、って人は多い。

つまり、

楽譜は読めるけど自分で書いたことはない、

という人はたくさんいます。

パソコンのソフトなんかを使わずに

手書きで書いてみると

意外と細かい決まりを知らないことに気がつくかもしれませんね。

 

 

特に、

ピアノ以外の楽器を演奏する人は

自分で楽譜を書く機会が少ないようで、

そういう人が「とりあえず書いてみた」という手書きの楽譜には

けっこう突っ込みポイントがあります。

 

 

ト音記号の位置が違っていたり

(ト音記号は「ト」の音を示す記号ですから、第2線を囲むように書き始めます)

4分休符の書き方が上からだったり

(正しくは下から上に向かって書きます)

8分音符をつなぐ「けた」(連桁)が一直線ではなく

音の上下と連動していたり

 

 

 

 

 

 

他にも

すべての段に表紙記号がいちいち書いてあったり

(4分の4拍子などは最初の段にしか書きません)

各段の最後の小節に縦線がなかったりね。

 

 

一番困るのが

シャープやフラットなどの臨時記号が

てきとーに書いてあること。

 

 

 

これがきちんと書けないってことは

読むときもてきとーに読んでるってこと。

シャープ、フラット、ナチュラルなどの記号は

線の音なのか、間(かん)の音なのか、

はっきりわかるように書かなければなりません。

 

 

うちの生徒ちゃんたちに書かせるときも

「シャープはこの囲まれた四角の中に線が通るようにね」

とか

「フラットはこのハートの半分のところに線を通してね」

などと細かく説明します。

 

 

この、

フラットの形を「ハートの半分」と表現するのは

生徒ちゃんのアイディア。

私もとっても気に入って使わせてもらってます。

 

 

ちゃんと書けるとちゃんと読めます。

楽譜を読むのが苦手な人は

まず自分で書いてみるのがおすすめ。


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