新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

ポタヘデクワレズマ

2021-04-05 12:52:34 | スペイン食べ物

セマナサンタ(聖週間)が終わりました。

今年も御神輿を運ぶ盛大なイベントは行われませんでしたけ。

フェイスブックで、キリスト像やマリア像の前でサエタ(それらの像に向かって、捧げられる歌。無伴奏)を歌ってる映像は結構沢山見たので、小さく、関係者内だけの儀式ではあったようですが、行われていたようでした。

そんな中、土曜日に近所のフラメンコペーニャ(フラメンコ愛好会)のランチフラメンコに連れて行ってもらいました。

その本日目玉の食事がポタヘデクワレズマです。

クワレズマと言うのはセマナサンタまでの40日間を指す言葉で、この期間はお肉を食べてはいけないとか、笑ってはいけない、とか、多分セマナサンタを迎えるにあたって厳かに過ごす、期間です。

きょうび、それを実践している人は少ないみたいですが。

セマナサンタの週はお肉を抜く、とか、せめて木金土は抜くとか、なんかそう言う人もいるみたいです。

という訳で、ポタへデクワレズマとはその時期に食べられるお肉の入っていないポタへ(野菜煮込みシチュー)です。

私はスペイン人と暮らしていないので、本当のスペイン人の食べ物ってのはよくわからないので、このポタへを食べる事を楽しみにしていました。

このポタへのおいしい事ったら。

普通のpotaje de cuaresmaポタへでクワレズマ は魚の出汁ですが、これはそれにエビの出汁がとっても効いていて味が重厚。

見た目は地味だけど。

煮え煮えのほうれん草にその出汁が絡まり、クリーミーに煮えているお豆と得も言われぬハーモニーを繰り広げます。

いくらおいしくても、あたしにはお豆が多すぎて。お豆を減らしてもっと汁をください!と思いましたけれど。

とにかく思いがけないおいしさでした。

そんなこんなで、食事時間に2時間ぐらい。その後にショーが始まりました。

なんかセマナサンタをモチーフとした踊りでした。

そのフラメンコがあたしの好みかは別として、こういう、ローカルなペーニャで行われるイベントって好きだわー。

 

ちなみにその日の朝はセマナサンタを代表する甘い物、トリハを食べました。

持ち帰る時に潰れてしまってまずそうに映ってますがおいしいです。

油で揚げたフレンチトーストにハチミツ液とシナモンがかかっててジュワットしたお菓子で、これは更にカスタードがサンドしてあります。

わたしはスペインの甘いものはあまり好きではありませんが、このくらい突き抜けた甘さのものは何故か好きです。


フラメンコペーニャ

2019-12-21 11:54:47 | スペイン

先週今週と、近所のペーニャフラメンカ(フラメンコ愛好会の集会場)「レポンパデマラガ」でフラメンコの歌のコンサートがあったので行ってきました。

アンダルシアのフラメンコ協会が主催して各地のペーニャで違う土地のフラメンコ歌手を読んで地域交流みたいなイベントです。

なので、入場料は無料。

あたしは一人で行ったのですが。

先週行った時、「どこに座ろうかしら」と不案内げにしていたら、ペーニャのおじさんが「ここに座りなさい。」と、一番前の席に案内してくれました。

そのテーブルには既に二人のおじさんが座っていました。

自分のワインをカウンターで買って着席していると、当然おじさんが話しかけて来て、そして、これ食べなさい!と、自分たちの注文した生ハムやらチーズやらトルティージャなんかをくれました。

なんか、みんな素敵。

 

そして昨日行ってまた席を探していたら、常連おじさん軍団みたいのに「おいで、おいで」と手招きで呼ばれ行ったら、「ここに座りなさい」と、またも、一番前の席に座らせてくれました。

で、自分のワインを買いにカウンターに行ったら、あたしの前に並んでいたおにいさんが話しかけて来て、なんでかしらんけど、ワインを買ってくれました。

やった!へへへ。

で、席に戻ったら、このおじさんたちもあたしに生ハム食べろと勧めてくれたのでひとつまみいただき。

コンサートが終わったら、クリスマスという事で、ペーニャからアニスのお酒とロスコ(クリスマスのお菓子)が配られました。

そして、あたしがフラメンコの歌を習っていると知ると、「歌え、歌え」とワインをどんどんあたしのグラスに注いでくる。

 

そんなこんなで、お支払い、なんにもせずに、沢山飲んで帰ってきました。

スペインのこういう所好き。

アニス酒とロスコはクリスマスの定番。

クリスマスのお菓子はいろいろあって、
多分ヌガーみたいな、トゥロン。(甘そう過ぎて本物はまだ試したことがありません)
そして、ちんすこうみたいなマンテカード
そしてロスコはこれまたラードで作られていますが、マンテカードよりは固く、クッキーという感じです。
小麦粉、砂糖、ラード、ビノドゥルセ(マラガの甘いワイン)、アーモンド、スパイスが入っています。

アニス酒とは甘すぎてあわないけど、赤ワインとはよく合う。ふふふ。


Almáchar

2019-04-01 23:41:56 | マラガ界隈

Almácharアルチャルに行ってきました。

アルマチャルのフラメンコペーニャ(フラメンコ愛好会)で行われたアルボンディガ(肉団子)コンクールの審査員として!

フラメンコの友だちがこの村の出身で、審査員として招待してくれたのでした。

アルマチャルはマラガの山の上の方にある小さな町です。

この町はアホブランコ祭りで有名で、毎年9月の第一日曜日に行われています。

行きたいなーと思っているんですが、交通手段が無い。2年前に調べた時にはそれでも日曜日に数本バスはあったのですが。

今は月曜から土曜日は数本走っているものの、日曜日は一本も走っていません。

という訳で。

たどり着けない憧れの町でした。

今回は友達が送り迎えをしてくれてありがたや~。

あ、アホブランコ祭りのアホブランコとは、アホ=にんにく、ブランコ=白 で、白いアーモンドとニンニクの冷たいスープの名前です。

町中でこのアホブランコが振る舞われるそうです。

なので、勝手にアーモンドの産地だと思っていて。

「今の季節だったらアーモンドの花が見れると思っていたのに、全然ないねー」と聞いたら。

「アホブランコはアーモンドは入っているけど、そんなに沢山入っている訳じゃないし。別にここは産地って訳じゃないんだよー」と言っていてびっくり。

(結構アーモンド入っていると思うけど。。。)

単なる町おこしイベントか!

そんなこんなで、ここはブドウの産地です。マスカットアレクサンドリアの産地です。

マスカットアレクサンドリアと言えば、日本だと普通に食べますけど。

こちらも食べる事は食べますが、マラガの甘いワインの原料にもなります。

 

コンテストが始まる前にちょっとお散歩しました。

多分この辺りが町の入り口です。

山の斜面の白い小さな町です。

ベランダのお花たちがかわいいわ。

ほぼ坂がち。

こういう小道ばかりで形成されているので、車で行くと大変。

あそこに行くには一度こっちに進んで、バックでこっちに戻ってから曲がる、とか。←意味不明ですよね。すみません。

家に行くのに更にスロープを上がったり。

町の教会。その前には(暗くて見えない右側ですけど)おじさんたちが語らっています。

人口2000人くらいの小さな町ですから、全員が顔見知り。当然あたしはお客さんだな、って感じなので、みんな挨拶をしてくれます。

素敵❤

こういう回廊みたいのかわいいわー。

向うに見えるのは多分ブドウ畑で。いまは剪定をして古い蕪が見えているだけで茶色くて地味ですけれど、もう少ししたら蔓がどんどん伸びてくるみたいです。

結構な勾配と細い道。

オートバイがあると便利な感じです。

アンダルシアの白い街っぽいわー。ぽいって言うか。そのものですけど。

この植物がある家かわいいわーと思って近づいて行ったら、そこは博物館でした。日曜日も開いていましたよ。無料。

古民家暮らし博物館みたいな。(あたしが勝手に名前つけてます)

物語の中の家みたい❤

この階段を上がったところに

ジーザス!

リビングルームかしら。

何人住んでいたのかはわかりませんけど。二階建てで、各階に3部屋ずつありました。

ベッドルーム。

山の斜面に洞窟を掘ってそこを家に仕立てているようで、写真右側は地面みたいのが見えています。

いろんな道具が置いてありますけど。どんな仕事をしている設定の家なのかしらん。わかりませんでしたけど。

なんかボロボロで雰囲気がある~。

下の赤い色と白が綺麗。

左側の塀みたいのなんて、多分切り崩したい山肌に白いペンキを塗ってる感じよねえ。

家への階段が素敵。

ほんと、どこも坂がち。

なので家々が重なって見えます。

ピントが合ってないんですけど。細い商店でびっくり。


フェリアデルロサリオ フエンヒローラ

2018-10-08 14:07:16 | スペイン

Feria del Rosario に行ってきました。

Feria フェリア、はお祭りと言う意味。(もともとはフェアみたいな市場みたいな意味みたいですけど)

del デルは、~の、と言う意味。

Rosario ロサリオ、は日本だとロザリオと読むんですけど。聖母マリアの別名?です。

聖母マリアはいろんな別名があるんですけど。例えばカルメン。 ビルヘンデラオー。などなど。

ロサリオの聖母と言った時にどんな意味があるかと言うと。

 1571年、全ヨーロッパはキリスト教を滅ぼそうとするトルコ帝国の脅威にさらされていた。それに抵抗するために、ベニス、ゼノア、スペインの国々は教皇のもとで同盟を結び、ギリシャのレパント沖でトルコ軍の艦隊を全滅させ、ヨーロッパを守り勝利を得た。この勝利は武力によるものではなく、ロザリオの祈りを聖母マリアにささげたことによるといわれた。そのため、時の教皇ピオ5世は、勝利の日を「ロザリオの聖母マリアの祝日」と定めた。

 ロザリオの祈りは、主の祈りと天使祝詞と栄唱を唱えながら、キリストと聖母マリアの生涯を黙想する祈りである。
聖人カレンダーより

と言うわけで。フエンヒローラ(地名)のフェリアはこのロサリオの聖母を冠しているというわけですね。ちなみにあたしの町のベナルマデナはサンフアンを冠したフェリアです。

フエンヒローラと反対側の隣町トレモリーノスのフェリアはサンミゲル。

今回初めて行ってみました。フエンヒローラの普通のフェリア。国際フェリアみたいのは何回か言った事あるんですけど。

 

さてさて、日曜日の2時という、ちょっと早めの時間に到着したあたしたち。

会場の入り口の側に移動遊園地のアトラクションが設置してあります。が、まだ動いていない!

フェリアってだいたい夜盛り上がるんです。

なんか早すぎたな。大丈夫かな。と思いながらもカセタ(屋台というか、建築物。)エリアに歩いて行くと、ちらほらと人が見えてきました。

馬も歩いている!

美人さんを乗せて!

馬車も来た!

また来た!

ぼんやりしてると轢かれちゃう!

食べ物も並んでいる!

わっほーい。気分も高揚してきたわよー。

馬のしっぽはなんかまとめられている。

とても美しいわー。

そんなこんなでフラメンコ衣装姿の美女ばかり撮影してましたよー。テンション上がる上がる❤

では美人図鑑はじまりはじまり―。

カセタの一つを覗くと。かわゆい。まだお客さんはまばらだったけれど、どのテーブル席にも予約の名前が。

親子でおそろい。頭のお花もデカくてすてき。

こちらも親子でおそろい。

あたしのおつまみ。ピンチートデポジョ。鶏肉の串焼き。

ラインが素敵。よく見ると上半身はスケスケだわ。セクスィ―。でも上品。

清楚。

ギャル。

さっきの美女が騎乗で登場。男の人のお腹がスゴイね。

赤い二人。
太ってたって格好良く着こなせるのがフラメンコ衣装の良い所だよね。

家族写真を勝手に横から撮影。勝手っていうか、断ったけどね。

アルゼンチンポニーかしら。小さい馬。

衣装は纏えど携帯電話。

貫禄な熟女。赤と青。

かわいいけど大人っぽい金?黄色?と黒の水玉。

クリーム色と黒のコンビ。これ、大人っぽいのねー。

ちょっと疲れたのでイワシフライとレブヒート(マンサニージャとスプライト的な物のカクテル)。

レブヒートってフェリアの飲み物って感じ。(イメージ)

ペーニャフラメンコ(フラメンコ愛好会)のカセタ。みんなで何か踊ってるぞ!と思って見ると

ズンバかよ!

こちらもおそろい親子撮影中。

花嫁さんみたいだわー。

ちなみにあたしもですけど。フラメンコ衣装着てなくても、大概の人が造花を頭やら服やらに付けています。

だんだん人が増えてきました。

馬車は多分有料で乗せてもらえるんだと思うんだけれど。デフォルトでフラメンコ衣装を着た女性や、カンペ―ロの格好(昔スタイルの?乗馬服)の人が乗っています。

マダム!素敵です。

なんか中世とかみたいだわー。中世よくしらんけど。

お巡りさんも馬で登場。

いろんな衣装。見るのが本当に楽しい。

子どももかわゆい。でも、こんなの作るか買うか、毎年するわけ??いらぬ心配するあたし。

ドレスアップした人がどんどん来る。ワイワイしている。淡い色で素敵三人組。

なんか絶妙な格好良さ。

あ、スペイン人ておっぱいも大きいですけど。特筆すべきはそのお尻の大きさです。ほんと。すごいよ。なんか横に張ってるけど長さもある感じ。アフリカ人みたいなプンと付き出したのとは違う。

シックな馬とお二人。

キャワユイ男の子と素敵お母さん。

ここも大勢踊っているけれど、ディスコ音楽。

この馬に乗っているご婦人が素敵。

真ん中を歩く彼女のマントン(肩掛け)の刺繍がものすごく素敵でした。この女性も素敵で、ポーッと見とれてたら写真を撮ろうと思ったときにははるか遠くにー。

 

そんなこんなで、うちの近所のしょうも無い祭りみたいのとは違って、フエンヒローラのフェリアはフラメンコの衣装や乗馬の衣装を着飾っているひとが沢山いて見目麗しいお祭りでした。

ちょっと早くてフェリアと言えば!とは言えマラガ辺りではあまり見ないセビジャーナスをみんなで踊りまくるカセタがあるかどうかは分かりませんでしたが。

ちょいちょいフラメンコの生歌ライブがある風でしたし。

なかなかよさそうなフェリアでした。この辺のフェリアの中では一番好きかも!

10月6日から始まって、12日までのようです。

10月7日がロサリオの日なのでその前の金曜日から一週間てかんじなのかな。


カディス一周。

2018-03-16 14:25:43 | カディス

カディスに着いたこ時は晴れていたのに、待ち合わせ場所のプラササンフアンデディオスで腰を掛けているうちに雨が降って来て、カバンの折り畳み傘を開ききらないうちに豪雨に!

こんな感じの降ったり止んだり太陽が照り付けたりの天気。一日中。

どうする?なにする?

連日の雨で道が壊れて浸水してるらしいよ。

ほんじゃ、海岸線をパトロール。

という事で、散歩に出ました。

あたしと、昔のルームメイトとそのボーイフレンド。

フラメンコのペーニャ、ぺルラデカディスの方に出ると、再び暴風雨。

海がめっちゃ荒れている!丁度ペーニャの屋根で雨宿り。

こんな強風でもカモメがうまい事飛んでいる。

ちょっと経っただけで、雲の隙間から薄光が見える。

ほら。

雨宿りしている所の壁を見ると、こんなになっている。

貝殻が固まっている。

カデイスの古くある建物は全部この石で出来ているんだって。

貝殻が地層になって固まってできた石だと言っていた。へー。

そう思って町を見ていると、本当に、この素材がよく使われている!

住んでいたときには全然気が付かなかったなー。

雨がちょっと上がって来たので、壊れちゃった情報のあったカスティージョデサンセバスチャンの方向へ。

ちょいちょい雨が降ったりやんだりしながら、

カスティージョの向う側は青空になっている。

これは要塞なのかな?

カスティージョっていうからにはお城なのかな。わからんけど。海の上が道になっていて、このお城に行ける。特に何があるって訳じゃないんだけど。
気持ちいとか、そういう感じ。この道も連日の雨でどうやら壊れちゃったらしい。

ちょっと晴れて来たので、カレタビーチを歩くことに。晴れているけど、湿気を含んだ空気が気持ちい。

深呼吸。

カレタビーチの方からカスティージョを臨む。

で、ビーチから上がって歩いていると、

ぶっさいくな建物が。

カディスのパラドール。

これ、10年くらい前に改築されたらしいのですが。

ガラス張りの会議場とか国際見本市会場?とかそいう感じの雰囲気で、ぜんぜん町とマッチしていない上に、普通にデザインとしてもイケてない。

遊歩道みたいのも作られていたのだけれど、まだ10年しかたってないのにボロボロ。ごみ箱みたい。

ほんと、こんな海の際に作るんだから、素材とか考えたはずだろうに、それでこれか??と驚愕。

写真撮るの忘れちゃったけど。画像探してみる。

ホテルの客室から見ると、開放的で「海の中にいるみたーい」ってなるのかな?

こちら遊歩道

この写真は新品だからシャキッとしてみえるけど、なんか半透明なトタン?かたいプラスチックみたいな素材で出来ていて、継いである部分みたいのがサビっぽく茶色食変色し。。。

そしてこの子どもの大きさからもわかるように、スゴイ背が高い上に、一枚壁じゃないから、この遊歩道からは、右側の海も、左側の公園も見えないという。。。

そんなこんなでしょんぼりゾーンを通り過ぎたら、

噂のアラメダ(エリア名)の壊れた部分発見。

公園をずっと進むと、

大きな木が沢山。

名前忘れちゃったけど、カディスの詩人の像。

破天荒な人だったのか、変わった人だったのかわからないけど、台座には収まっていたくないタイプだったよう。

左後ろにあるのが彼の台座。

そして到着、壊れちゃった現場。

なんか作りかけが壊れたのかなー。こうやって写真を見てみると。。不明。

これも強風でタイルが剥がれちゃったのかと思っていたのだけれど、単に未だ貼っていないだけなのかも。。。。

そんなこんなで、悪天候の中何故かカディスをぐるっと一周。

良く見えないけれど、オレンジ色の線があたしが歩いたところです。

ゆっくり歩いて3時間かからなかったくらいかなー。

 

翌朝、晴れたので再びカレタビーチを歩いて、サンセバスチャンの方に行ってみると、

工事の準備に取り掛かろうとしていると思われる入り口のゲートギリギリの感じのトラックが入って来た。

海も昨日よりは落ち着いている雰囲気。

あたしはこの後他のお友達前にも登場ジョナサンとナニと一緒にご飯を食べて帰ってきました。

帰り道に発見した中華料理屋さん。

ここも昔たまに行ったなー。なんかそこの娘さんがよくしゃべる子で中学生くらいでお家のお手伝いをしていたものだったけど。彼女ももう大人になってるだろうなー。

「日本人だと読みにくい!」と有名なフォントの看板になってた。

BUDA FELIZ と書いてあると思われる。幸せ仏陀。みたいな意味かな。

 

飲み疲れてしまったので、帰りの列車用に、抹茶ラテを買ってみた。

抹茶ラテなんて飲んだこと無かったけど。

久々抹茶はおいしかったよ。

もう変な見た目になっちゃったけど。

 


ⅡFESTIVAL DE FLAMENCO DE INVIERNO DE MALAGA

2018-02-25 22:12:39 | フラメンコ

昨日はこれに行ってきました。

 


うっかりしていて少々遅刻しての到着。あ、でも最初に主催者の話があったのかなー。歌は最初から聴けました。
ホセ・エル・ミヒータ
フアン・ビジャール
ランカピーノ・イホ
皆さんカディス県からのお出まし。

ちょっと前に、ギタリスタの友達が「スーサ、ミヒータ来るよ、おれ、伴奏だよ」って教えてくれました。

彼はフラメンコを好きな日本人はみんなフラメンコ、特にへレスのフラメンコに詳しい!と思っているので、いつもいろんな事知ってるのを前提で話をされるので、申し訳ない気持ちで???って事も多いのですが。
ミヒータ?誰ですか?と思いながらも、行ってきました。

なんかいいものを聴くと、本当にがっくりします。
なんでこんなものをあたしがやろうとしているんだろう、って。
いや、ほんと、なんであたしはフラメンコなんか歌いたいと思っているんだろう。
言葉だってわからないし、話せないのに。(これ、本当に特に最近落ち込んでるの!ウフ♥)

なんか、日本で「フラメンコ好きなんですよー」って言ってるのと違う、もろもろ。
でも、スペインにいたって、日本にいたって、「ただのフラメンコがちょっと好きな人」で良いんだけど。
スペインで、フラメンコ好きなんですよー、っていう程フラメンコの事も知らないなー。って。まあそんな人は沢山いるけれど。スペイン語も話せないし、レトラ(歌詞)だって、ろくにわからないし。
スペイン人とは前提が全然違う。だからなんなんだ!って言えばそれまでだし、じゃあ、もっと勉強しろ!って言えばそうなんだけどねー。ウフ♥

 

遠すぎる。

てか、遠いかすらもわからない。同じところにいないからそこに距離さえ無い。というか。
でも本当にそこに行きたいかすらわからん、というか。
夕べは気が立ってしまって、なかなか寝付けませんでした。

 

そんなこんなで、

一番手はミヒータ。

うまく書けないけど、よかったー。多分昨日の3人で一番好きだった。
結構若い感じなのに、なんかすごい貫禄っていうの?ぎゅっとしてる。(意味不明)
ソレアが好きだった。言葉なのかどうかさえわからんくらいのファンダンゴもよかったわー。

二番手が踊り。

三番手がフアンビジャール。

彼の子どもフアンビジャールイホや、アントニオビジャールは日本にちょいちょい来ていたけれど、本人の歌は初めてでした。(息子二人が似てないけど、お父さんも似てないなーって思いながら見てました。)
カディスに彼の名前を冠したペーニャがあるので、もうお亡くなりになっている人だと思っていたのに、まだまだ現役だと知ってびっくりしたのが数年前。(あたしの知識なんてそんなもんなんですよ。)

さすがベテラン、お客さんの食いつきが違う。

 

最後のトリが、ランカピーノイホ。

ランカピーノイホを見るのが今回で3回目かな。今回が一番良かった。

いつも、なんかピンとこないなー、なのになぜ毎回トリ?って思っていたのですが。

スペインのトリって、「大御所」とかそういうの、関係ないのかなー?わからんけど。彼、今回一番若いでしょ多分。

しかも、他のカンタオール(歌手)はギターと二人なのに、かれはギター二人とパルメーロ(手拍子の人)3人引き連れて特別対応。

ギャラが他のカンタオール達とべらぼうに違うのか、同じギャラを彼は複数人で分けているのか。もやもや。

そして、彼はいつも隣のパルメーロとかギタリスタとかの肩を触りながら歌うので、なんでなんだなんでなんだ??ってそんな変なところばっかり気になっちゃってあたし。

でも、今回は多少そういうのも気にはなりましたが、歌も良かったな。と思いました。カディスのタンゴが好きでした♥

 

あ、あと、スペインのこの手(素人主催)のコンサートで音響が良いって思ったことないですけど、今回はちゃんとしたコンサートホールだったにも関わらず最悪の音響でした。マイクが悪すぎるのか、技術者がまずすぎるのか。もう、ハウっちゃうのはしょっちゅう。ギターの音は曇ってるし。全体にボワボワしてるし、たまにマイクの音が無くなっちゃうし。
なんかガックシだぜ。

そんなこんなで乱暴なコンサートレビューでしたー。

 レビューなのか?ウフ♥


お金を拾った場合の対処法。

2017-11-03 21:54:00 | スペイン

あたしのフラメンコのレッスンはとあるフラメンコのペーニャで行われているのですが。

大概のペーニャがそうであるように、そこもバルになっています。

ペーニャとは愛好会、同好会みたいな意味なのかな。その集まる場所です。

で、いつもバルには大勢の老人がワイワイとカードゲームをして遊んでいます。

みんなほぼ毎日通っているようです。

 

で、何って。

昨日、レッスンが終わってトイレに入ったら、床にお金がたたんで落ちていました。

拾ってみたらなんと50ユーロ。

条件反射的に、外に出てあたしの前に入っていたご婦人に、これ落としませんでしたか?

ってお金を見せました。

「あたしのかしら?」ってご婦人は自分の財布を見たりしていたけれど、彼女の物ではないようでした。

「それじゃああたしたちが預かって、明日誰かがお金落としたけど見なかった?って言う人がいたら返しましょう」

と、そのお金をしまいました。

あれ?それじゃあバルのおじさんに預けた方がいいんじゃないか?

と、あたしは思ったのだけれど。

親切ぶっているご婦人方(彼女を含めて3人いた)に任せればいいか。

と、そのままトイレに戻り用を足しているうちに、「あー。そんなんならあたしがもらえばよかったよー」と後悔。

トイレに出て一部始終を見ていたクラスメイトに、あたしがもらえばよかったー、って言ったら。

そうだよ。そんなの人に言っちゃだめだよ。あのおばさんたちも後で3人でお金分けるだけだよ。50ユーロって言ったら大金だよ。

って。

ガックリして、いつも一緒に帰っているベアさんに「あたしトイレでお金拾ったんだけど。。。」っていういきさつを話しているうちに、ベアさんが「あれ!それ

あたしのお金かも!」とズボンのポケットを探り始め。

「今日ガソリンスタンドに行こうと思ったけど、クラスが始まっちゃうから行けなくて、お金をポケットに入れといたんだ。。。けど、無い!!」

と。

たしかにベアさん、クラスの途中でトイレに行っていたのをあたしは見ていたので、そらベアさんのお金に間違いないなーと。

慌ててペーニャに戻ってそのおばさんを探したけれど、もういない、というか、覚えていない。。。。おばさんみんなおんなじに見えるでしょ。

でもピンクのシャツを着ているお友達のおばさんを(というか服を)覚えていたので、その人に、あの50ユーロ彼女のなんだけど。

と、いうと、彼女のテーブルでゲームをしているおばさんも隣のテーブルでゲームをしているおばさんもワイワイし始めあーでもないこーでもない言っているんだけど。あたしは今一つ何言ってるかわからんなー。と思いながら。

結局、お金を預かったおばさんは帰っちゃったので明日来た時に返してもらいなさい、という事になりました。

でも誰もその彼女に電話をするわけでもなく、適当な口約束。。。。本当に返してもらえるのだろうか。。。不安。

今日、ベアさんはお金を取にいったのかなー。

なんか、あたしは悪い事したわけではないけれど、なんかいやーな気持ち。。。

こっそり着服していた方がこんな気持ちにならなかったなー。

 

で、帰りの車の中で(ベアさんが途中の駅まで送ってくれるのです。ありがたい。)ベアさんが、

今度からお金を拾ったら、

1.誰かが見てないか確認して、カバンなりポケットなりにしまいなさい。

ジプシーの人が見ていたら「それはあたしのだよ。」ってやるけど、それは「違う、あなたのではない」とジェスチャーで示すこと。

(ジプシーの事をスペイン語でヒターノって言うけれど。スペインではフラメンコとかのヒターノと本当に物乞いとか泥棒を働いたりするヒターノと2種類あるのかな。種類は無いよな。ただの貧富の差なのかな。そういうヒターノの事はちょっと差別っぽく呼んだりしている印象。)

2.誰かが、「ここに落とし物をしたんだけど」って言ったら、「何を?」って聞きなさい。まだ拾ったことを言っては駄目。

3.誰かが、「ここにお金を落としたんだけど」って言ったら「いくら?」って聞きなさい。

金額があっていた時点でそれを返せば良い。

そうでなければ、もらって良い。

 

と。

なるほどねー。

あたしはあまりにも気の良い日本人だわー。

勉強になりました。

あれ、日本でも普通そう??

 

 


マラゲーニャコンクール

2017-06-10 16:08:34 | フラメンコ

に友達が出るというので見に行ってきました。

あたしの拙いスペイン語力と大いなる想像力から推測するに、

このコンクールは、セビージャのクリスティーナヘーレンという私立フラメンコ学校が主宰し、マラガではマラゲーニャ、グラナダではグラナイーナ、カディスではアレグリアス、みたいにご当地毎に行い、各一位の人には現金とこの学校でフラメンコを勉強する奨学金がもらえる、というもののようでした。

出場者は5人。マラゲーニャ2つとアバンドラーオ1つを歌うというのが課題。

これからまだまだ勉強する為の奨学金目当ての?コンクールなので、レベルもそんなに高くない。というか、皆当然そこそこ歌えるし、多分地元のペーニャなんかでちょこっとコンサートとかしている位だと思うけど。プロとは違うなー。なんか今一つだなー。と。全く失礼。

スペインに来て「本場だなー」と感じるのは、そんなにうまくも無いフラメンコを聴ける事。(失礼尽くし)
日本だと、いくらでも有名なスペイン人アーティストが来日して、マラガに住んでいるあたしなんかよりよほど上質なフラメンコが見られる。特に東京。

でもそんなにうまくも無いフラメンコを聴いていると、どういうものがフラメンコを構成しているのか、(あたしの好みの問題も含め)が垣間見える気がします。そういうのが勉強になる。プロのすごい人って、遠すぎて真似なんて出来ない。でも本当はそういう所を常に目指すべきなんでしょうけど。
うまく説明できないけど。

そんなこんなで、あたしのお友達は残念ながら2位に終わり、1000ユーロの賞金でした。
てか、2位でもスゴイよねー。

 


へレスには4日間いたのですが。

2017-03-29 15:11:35 | スペイン

 

全日程、曇天でした。

後から、低気圧だと副交感神経がどうにかなって(ざっくりですみませんけど)花粉症がひどくなるんだな、と気が付いたのですが。
とにかく、花粉症がひどい日々でした。

そして、へレスと言ったら、「乾いた大地」というイメージだったのですが、ものすごい湿気でびっくり。
洗濯物が乾かない!てか、洗濯してないですけど。
朝シャワーした時のバスタオルを外に干してでかけて、夕方、まだ程よく湿っている。
手ぬぐいさえも、湿っている。
普段からこうなのか、このあたしが滞在していた時期がそうだったのかはわからないけれど。

これはびっくり、行ってみなとわからないねー。っていう事実でした。

では、街を散歩した時の写真。すべて曇り空。

 

市場の外観。右側のカフェ。パラソルを広げる必要無し。

 

市場前のチュロス屋さん。軒を並べて2軒。どちらも人が並んでいる。

量り売り。奥のお兄さんが、揚げて、手前のお兄さんが切って計って、販売。
ここでは買わなかったけど、1ユーロ分で、今紙にのっけているのの2倍強位あると思う。
ので、1キロ8ユーロ分って言ったら、そらもう、大した量だよ。

市場の中。

メルルーサが3ユーロ(1キロ)ってだいぶ安い!うちの近所じゃ、1キロ7ユーロくらい。
タラとかメルルーサは今が旬なのかもな。

町で売っていた小エビ、カニ、モハマ(魚の燻製)。
おじちゃん、めっちゃ素手で扱っている! お友達がモハマ買ってくれたので、食べ歩きしたけど、本当はきりっと冷えたフィノかなんかと一緒に食べたいね。
このカニやら海老やらはどうやって食べるんだろう。不明のままです。

この街路樹、ヨーロッパぽいねー。

観光地っぽいねー。

こういう細い道、へレスっぽいねー。(イメージ)

左側の女の子は、おじいちゃんたちの話に飽きて脚上げちゃったよ。

工事中。

 

なんか、こういう感じとか、

こういう剥がれた壁の感じとか、

崩れてる感じとか?

こういう荒涼とした感じとか。
非常にへレスっぽい。イメージ。

同じ細い道でも、へレスとうちの辺りでは雰囲気が全然ちがうなー。
まあ、うちの辺りは山がちだから、余計に違う。へレスは平地。

ペーニャアントニオチャコンの跡地。
10年前にへレスのフェスティバルで来た時は、深夜にここで飲んだりできたので、残念。


マラガにフラメンコを見に行ったら、

2016-04-23 14:24:40 | スペイン
出演していたのがいつもベナルマデナで見ている友達グループでびっくり。

ってお話しです。


マラガのペーニャフアンブレバというフラメンコペーニャで、毎週金曜日にフラメンコライブがある、
っていうのをほぼ一年ぶりに思い出して行くことにしたら。

昼間遊んだ友達が「あれ?うちの夫らもマラガのどこかのペーニャで今日(初めて)踊るって言っていたよ。」
っていうので。

えええーーー。まあマラガにもいろいろフラメンコのペーニャあるみたいだしな。
なんて思っていたら。

「今どこだったか確認してみる~」
「フアンなんとか、って言っているよ」

っていうので。びっくらだよ。

これ、運命?
もう、彼らのフラメンコ以外見てはいけない、って事だろうか!!

てか、マラガ狭いのか!?
本当にフラメンコが少ないからヒット率が高いのか??

もうなんだかわからないけど。
あまりにも不思議経験なので、せっかくだからマラガに行くことにしましたよ。

びっくりした。