新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

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2006-02-08 22:39:41 | 映画
と、映画を3本見た。
ひとつはドイツ映画で「白いバラの祈り」ひとつはフランス映画で「ふたりの5つの分かれ道」みたいなタイトル。もう一つは「インハーシューズ」というアメリカ映画。
それぞれが全然ちがって(当たり前だけどさ)映画ってなんだろうな、と思った。

「白いバラ。。。」は実話で、ナチス政権下で反ヒットラーの学生運動をしている兄妹の話。大学にヒットラーを批判するビラをまいて逮捕されてから処刑されてしまうまでが描かれているんだけれど。事情聴取や公開裁判が見せ場のようなつくりなんだけど。本当の話だから最後はハッピーエンドでは終わらないんだ。ものすごく地味で、深刻で、こちらはただただヒヤヒヤしながらずんずんと沈んで行くんだ。主演女優がまた上手なんだ。映画は終わっているけれど歴史は続いているんだ。
「ふたりの。。。」は離婚したふたりの過去が5場面、近い順に流れて行くんだけど。
そういう撮り方は面白いのかもしれないけれど、なんかだんだん面倒くさくなってきた。
そもそもあたしはそのふたりにたいして興味がなかったからなのかなあ。
些細な日常みたいな、そんなんは登場人物に共感しないと見れないな。フランス映画ってこんなん多い?
「インハー。。。」はトニ・コレットとキャメロンディアスが出演。弁護士の姉と美貌しか取り柄のない妹の話。ちょっと笑っちゃって、ちょっと泣いちゃって、最後はホッとハッピーエンドな、ハートウォーミングなストーリー。安心してみられるタイプのアメリカ映画。

一日たって、「哲学は寝言じゃないんだ」って言った誰かの言葉を思い出した。「年金は必要じゃない人が決めている」みたいな感じの今年のサラリーマン川柳を思い出した。詩ってあまり読まないなあと思った。

ふーん。映画って面白いよな。

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1 コメント

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間違え (ラ☆スーサ)
2006-02-09 21:06:04
「哲学は寝言であってはならない」ってな感じだったかも。
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