「ばるぼら」が
昨日より公開。
「反世界」も
役所稲垣吾郎の
新境地を感じたが、
今日もまた、
新たな稲垣吾郎の
一面を
見せてくれた。
今にして築かれたものでは
ない。
SMAP時代から
ずっとずっと
形成され続けたもの。
SMAPは、
5人が一つのグループを
形成しているのではなく、
1人ひとりが凄いものを
持っていて、
その5人が集まる集合体だったから、
パワーも物凄いものがあった。
そして、
誰かが
SMAPは、アメーバのようと
言っていたが、
まさに、
それぞれが目指すものに
向かって進化し続けていた結果、
司会、
ドラマや映画、
舞台、
韓国語、
絵画や服のデザインと言った
異なった世界で常に
トップを目指し、
活躍してきた人たちなのだ。
そうした彼らの活躍が
1996年に脱退した
森くんのモチベーションにも
繋がった。
SMAPの中では、
中間管理職といわれていた
稲垣吾郎は、
確実に
また新たな高みへと
登ったと思わせる芸術作品。
共演の二階堂ふみさんも
また
朝ドラ「エール」の音とは
全く異なった難しいキャラクターを
見事に
美しく演じておられた。
ある意味、
女優魂を
見せつけられた。
現実離れした作品だが、
映像化は難しいと言われた原作を
御子息の手塚眞監督、
クリストファー・ドイル撮影監督や
国際色豊かな現場で、
見事に構築することができた。
見終わった後の、
舞台挨拶でも、
吾郎ちゃんは、
実に落ち着いていて、
堂々としていて
本当に頼もしく思えた。
かつて観て、
ハマり役と思った
NO.9の舞台を
今回は観に行くことは
残念ながら出来ないが、
きっと素晴らしい世界が
繰り広げられることだろう。