野分

台風のことを昔、こう呼んでいた。松尾芭蕉は、次のような句を詠んでいる。


芭蕉野分して　盥（たらい）に雨を　聞く夜哉　　


台風がやってくるということで、朝から母が我が家の周りを片付けていた。仕事にでかける途中、かなり強い風が吹いていた。朝、職場に着くと、さっそく傘が壊れたと訴える者もいた。
そこで、急きょ予定を変更して、午後から一斉に帰ることに。引率しながら、川のそばや田んぼの中を通ると強い風に傘を取られそうになった。

夕方まで職場で過ごし、帰宅。本日は、道路に冠水もなく、橋の上も比較的平穏。海に白波は立っていましたが。
こんな日は、やはり不安なので、早めに帰宅して、正解でした。

そうそう、帰宅途中に、しっかり「拓哉ドラマ主題歌ニュース」の新聞をｇｅｔしましたわ。歌詞をネットで検索したら、また、これがいい！

読んでいるうちに涙がポロリ・・・。すぐ泣ける私は女優になれる？！

10月からのドラマが本当に楽しみだね。過酷な場所でのロケで、きつい、つらい、泣いている倉持さんのシーンが多いのかも知れませんが、実は、ワンコとのシーンも多くて。ドラマの中では見られるのかどうかわからないけれど、ワンコとのシーンはにこにこ素敵な笑顔の拓哉君。素敵だね。


他の方の「野分」をよんだ俳句が見つかったので、掲載します。いつの時代も同じだね。


すゞなりの鈴ふきならす野分哉　夏目漱石

大いなるものが　過ぎゆく　野分かな　高浜虚子

晴てけさ空はよごれぬ野分哉　也有

どうか、大きな被害の出ませんように。のんのん。