LAPISの彦左衛門日記

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6月LAPIS通信 巻頭言

2015-06-10 11:37:01 | LAPIS通信・巻頭言

6月度 LAPIS通信


 中学生のみなさん、6月に期末テストがありますね。いつも授業中にみなさんに話しているとおり、勉強もスポーツや楽器と同じです。練習をすればするほど上達します。授業中に覚え、問題を解きまくる。テスト2週間前は睡眠時間を減らしてでも勉強してみましょう。そしてテストが終わったらおもいっきり遊びましょう!!

 塾でも毎日のようにテスト対策を行いますが、塾から帰ってからも1~2時間は勉強してください。みなさんのがんばりに期待しています。

 5教科合計で450点がとれていない人は勉強方法が身についていません。正しい勉強方法を身につけるために、たとえめんどうでも、この時期だけは毎日自習館に来て勉強しましょう。

 親御さま
 保護者会や面談にお越しくださりありがとうございます。
保護者会では、「最近、教育へ誤った考え方がはびこっている。成功への最短距離、そのノウハウを教えても生きる力(人間力)は付かない。受験や就職など壁を乗り越えさせるための勉強もまちがっている。試行錯誤し多少苦労し、それを越えて成功したときに脳内に快楽ホルモンが流れ、挑戦する楽しさを覚え人間力が付く。壁を乗り越えるための勉強ではなく、今を幸せだと思い、一生懸命やりきるのが役立つ勉強だ。」とお話をさしあげました。

 また、「中学生は嵐の時代」
反抗期があるからこそ、健全な成長があり、親の言いなりで反抗期に反抗を押さえつけられていた子どもは、あるとき心がポキッと折れ、引きこもりになる傾向が強いこともお知らせしました。

 親御さんにはぜひ「人としての生き方」、つまり、「人を傷つけてはいけない。」「人のものを盗んではいけない。」「うそはついてはいけない。」「(せめて外では)大きな声で挨拶をしなさい。」「人の話は最後まで聞きなさい。」 そして「弱い人を守りなさい。」「人の役に立つ人になりなさい。」などを、一生懸命に伝えてくださればありがたいです。そして、反抗期の子どもたちを「これが正常」と認識し、大目に見ていただけるとありがたいです。
 ある勉強会でこんなお話も聴きました。「頭は人の喜ぶことを考えるためにある。目は人の良いところを見るためにある。耳は人の心を聴くためにある。鼻は場所の空気をかぐためにある。口はプラスなことを言うためにある。手は、頭で考えた喜ばせることを書き留め、それを線で繋げるためにある。足は現場に足を運んで線を丸く繋いで円にするためにある。そして円(縁)を繋いで幸せになろう。」
 まさしく「学問とは人の人たる道を学ぶこと(水戸光圀)」です。
「知る」とは「行える」こと。行えて初めて「知った」と言えます。実に、一生学び続けたく、また子どもたちにもたくさんの学ぶ機会を与えたいものです。


 保護者会や面談で伺った皆様のご意見・ご要望を胸に深く刻み、スタッフ一同、力を尽くしてまいります。お気づきの点がございましたら、ご遠慮なくお申しつけください。


 保護者会に出席できなかった方には、お子さまを通じて資料をお渡ししました。ご確認ください。
 4月の「中3生対象 受験説明会」のあとに生徒に書かせた作文の一部を紹介いたします。ご覧ください。

 「ラストシーズン」
 僕は陸上短距離部に所属しています。種目は走り幅跳び。入部当時から心に決めていたことがありました。「3年間の中で一度は県大会に出る」そう思って練習を続けていました。しかし、結果は出ず、時間だけが過ぎていきました。もうやめよう、と思い、一度走り幅跳びから離れた時がありました。そんな時、ピートグレイの物語に出会いました。ピートは片腕をなくしても野球を続け、メジャーリーガーになりました。それに比べて、自分には両手両足がそろっている、自分は上を目指せる、と思い、再び走り幅跳びに戻りました。そして3年最後の記録会、ようやく記録が出ました。県大会の記録まではいきませんが、あと少しのところまで迫りました。ようやく、つぼみが開花し始めた気がしました。
 3年の1学期、久しぶりにピートの物語を見ました。そして自分はまだいける、と改めて実感しました。3年生は受験もあり、勉強もしなければなりません。でも、自分で決めた目標まであと少し、長かった中学3年間の陸上との生活もこれで終わり、引退まで残り5ヶ月をきったラストシーズン。全力で駆け抜けたいと思います。

 「あきらめない」
 ぼくは、今日の受験説明会で勉強の見方が変わったと思います。スクリーンで見た、LAPISであと1年間何をするかという映像を見たとき、がんばって勉強している先輩の姿は「かっこいい」と思いました。だから、ぼくも先輩達みたいに、がんばって勉強していこうと思うことができました。そして最後に見た「ピート・グレイ」という人の話を見て感じたことは、努力すれば夢が叶うということです。実は、最近、自分が一番行きたいと思っていた高校をあきらめようとしていました。でも、このピートの話を見て、自分でもまだそんなに努力もしていないのにあきらめるのは早すぎると思いました。だから、もう一度がんばりたいと思います。最後に、ぼくが1学期にすることの目標は「時間を有効に使う」ということです。部活とかで、どんなに忙しくても、ちょっとしたすき間の時間を見つけ勉強をしていけば大きな積み重なりとなって、夏休みから受験モードに切り替える時もその積み重なりが土台になってくれるのではないかと思います。ぼくの受験シーズンの最初の学期はこうやって、スタートしたいと思います。

 「受験説明会を受けて」
 1学期も始まり約2週間。受験が9ヶ月後にせまっている中、行われたLAPISの受験説明会。正直、受験説明会というくらいなのでもう少しかたい話をされるのかと思っていました。しかし実際は、為になる情報や、なぜ勉強をするのか、などといった話を分かりやすくかつおもしろく話してもらえたので、すごく来て良かったと思いました。
 この説明会を聞いて考えた目標が2つあります。
 1つ目は、3ヶ月計画を継続することです。この忙しい1学期に、3ヶ月継続するというのは、決して簡単な事ではないと思います。しかし、その3ヶ月間を頑張る事によって、他の人と少しでも差をつけたいと思います。
 2つ目は、部活動で県大会に出場することです。僕の部活では、みんなでこの目標を目指して頑張っています。その目標に向けて、残りの3ヶ月間を有意義な物にしていきたいです。

 「楽しむ!!!」
 僕は、はっきり言って勉強を楽しむことができていません。やろうやろうと思っていても、やる気が起きなくて少しも勉強をしないでいる日もあります。目標ばかり高く、現実が追いついていません。
 今日、この説明会の前半の資料を見ていても、面倒だ、やりたくないと思ってしまっていました。返ってきたテストの偏差値は目標の高校の偏差値を10以上下回っていました。
 しかし、去年の3年生のスライドショーを見た時、この偏差値10の差を越えて志望校に前期で合格できる気がしてきました。なぜなら勉強をしているにもかかわらず写真に写っている全ての人が集中していたり、笑っていたからです。不思議でした。どうしてここまで楽しそうに、気合いを入れて勉強しているのか、考えてみました。それは目標を必ず達成するという意思の表れだと思います。
 これらのことをふまえて、僕は1学期に勉強を1時間以上する事を毎日実行したいと思います。そして、毎日勉強をする前に目標を必ず達成するということと、その後の自分を考えて勉強したいと思います。
 応援よろしくお願いします。

 「私が勉強を頑張りたい理由」
 今の高1の先輩達のLAPIS卒業式に流したっていうビデオを見て、なんだか感動してしまった。ビデオにも配られた冊子にもあったように、皆で第一志望校に合格する!仲間と頑張る!って、とても大変なことだけど、とても大切だな、と思った。
 配られた冊子には「しあわせ」になるために勉強をする。しあわせになるためには「人の喜びを自分の喜びと感じられる人間」になる。「人に喜んでもらえる人間」になる。と書いてあった。私はこれにすごく納得した。「この人、幸せそうだな。いいな。」って思わせられる人って、いつも人のことに一生懸命で、とても素敵だから。そうなるためには、やっぱり知識、教養が必要だと思う。そして、私はそういう人になりたい、と今日の話を聞いて思った。そのためにも、今目の前にあることをコツコツと精一杯していこう!と思った。そうすれば、おいちゃんの言っていた通り、人に認められて、素直に認めていける、「人の喜びを自分の喜びと感じられる人間」になっていけると思うから。
 これから先の1年、すっごい大変だと思うし、やめたくなったりもするかもだけど、今の気持ちを忘れずに頑張っていきたい。


 6月20日(土)、21日(日)は
  県立船橋高校文化祭「たちばな祭」です。今まで行けなかった人も機会があればぜひ来てください。


<今後の生徒募集予定>
学期途中からの入校についてはお電話でお問い合わせください。個々にご相談さしあげます。
次回の募集は夏期講習からとなります。6月29日(月)~7月2日(木)、7月4日(土)、11日(土)、17日(金)に入校テストを実施しますので、ご希望の方がいらっしゃいましたらご紹介ください。