LAPISの彦左衛門日記

中学受験 高校受験 大学受験のLAPISからいろいろな情報をお届けします。

2005/03/10 3月 新年度の始まりです。

2005-03-10 17:56:59 | Weblog
さて再び1年のスタートです。
みなさんに喜ばれ、納得される塾をさらに追究してまいります。
どうぞ今年度も宜しくお願い致します。

 3月3日(木)の公立高校の発表で今年の受験がすべて終わりました。県立船橋高校や東葛飾高校を受験した4名はおかげさまで全員合格したものの、今までの努力に報いることのできなかった生徒や親御さまの気持ちを思うと悲しい思いの方が先立ってしまい、悲喜こもごもの複雑な3月です。(内側に受験結果掲載)

 私たちの役目は、生徒たちに高い目標を持たせ、その目標に向かい一所懸命にさせ、生徒の成功の実現に貢献することです。生徒が非常に高い目標を持ち、まわりの方々から厳しい評価を得ようとも、その高い目標に到達できるように最後まであきらめることなく、生徒の努力に最大限のサポートをしていく。それが我々の役目です。

 来年の3月は、両手(もろて)をあげて喜びたいと考えています。全員を目標校に合格させるべくスタッフ一同、一所懸命やりますので本年もよろしくお願い申し上げます。

 今年も大勢の新規生のご紹介をありがとうございました。また、新規に入校された方、当塾を選んでいただきましてありがとうございます。期待に応えるべく精一杯やってまいります。不都合な点がございましたら、遠慮無くお申し付けください。

2005/03/05 年度初め スタッフ研修会で

2005-03-05 18:13:09 | Weblog
 3月は、つらい月です。

                                
 2004年3月。Aさんを合格させてやりたかった。
 僕は鎌ヶ谷駅のコンコースで入試を終えた生徒たちが戻ってくるのを待っていた。僕には忘れられない1人の女の子の表情がある。Aさんの笑顔だ。「終わったぁ」という開放感。とびぬけるような晴れやかな表情。結果はどうあれ、がんばってきた者にしか与えられないこのすがすがしさ。

 涙が出てきた。

 彼女にはここまでやったぞっていう努力があった。だからこそ、さらなる喜びをプレゼントしてやりたかった。不合格の時のちょっと寂しい表情は見たくなかったのだ。
彼女は上位の私立校の特進クラスに合格している。そこで充実した高校生活を送るんだ、と彼女は言う。

 悲しかった。

 それゆえ、2004年は悲しい思いをしないですむようにやってきた。

 おかげさまで2倍以上の船高に3人、1.8倍の東葛に1人、受験者を全員合格させることができた。

 この全員合格を勝ち取るために、自分の授業をがんばってきただけでなく、全教科の教材を精選し、時間割やカリキュラム、トレーニング方法を考え、システム化してきたし、スタッフにも「ああ、せい!」「こう、せい!」ときつい要求も言ってきた。またスタッフが喜んで働いてくれるように、やりがいがあり、働きがいがあり、働きやすい環境を整えることに努力してきた。

 船高・東葛全員合格は僕一人の力ではとうていできないことだ。スタッフみんなの力があってこそ実現できたこと本当に感謝している。ありがとうございます。

 2005年3月。今年もやはり悲喜こもごも。残念ながらがんばりに報いることができなかった生徒を出してしまった。ここまで本当にがんばったのだから、第二志望の高校で花を開かせてくれるに違いないと祈っている。

 本人やご家族を思うとやりきれない気持ちでいっぱいだ。
全員合格させられなかったのは私の経営手腕が不足しているからに他ならない。申し訳ございません。

 人の望むことに成功の実現をするように最大限に協力することが我々の役目。
「高望みだから・・・」「記念受験だから・・・」とはじめから合格が無理なように思うのではなく、合格させるためにさまざまな手段を講じ、自分の時間を割いてその子のためにやってあげるのが我々の役目!!

 一人の子にも悲しい思いをさせぬよう、いや、すべての子が喜びを感じられるように、スタッフのみなさん! 今年も、子どもたちに高い目標を持たせ、その目標に向かって努力する方法をトレーニングしてやって、全員第一志望校に合格させてやってください。

 スタッフのみなさんの力をめいっぱいお貸しいただきたい。よろしくお願いします。