L.I.P.A.

Landschap's Illustrations Plus Alpha

イメージのジレンマ

2009-02-05 | デザインへの梯子
僕は本当に「クリエイター」に向いているのだろうか?
本当になりたいのなら、もっと必死になれるんじゃないだろうか?
「広告デザイナー」。最初の意気込みはどうした自分。

なりたことに変わりはない。
やっぱり描いてるときは他のこと考えない位に集中してるし、
もっと上手くなって、構図も配色もイラストのタッチも幅を広げたい。
ただ、やっぱり練習や訓練なしに上手くなるなんてことはない訳で、、、

もともとの技量が低かった。
そりゃそうだ。何の練習もしてなかったんだから。
思い付くアイデアがある。描きたいイラストがある。
でもそれを形にするだけの力が僕にはない。

そこに生まれるズレとそれによるジレンマ。
描きたい。でも描けない。だからやる気もなくなる?
やる気がないから描かない。それで「この仕事がしたい」と言えるのか?

このスパイラルから抜け出すにはどうすればいい?
答えは簡単だ。スパイラルに反発すればいい。
つまり練習や訓練を積む。それしかない。

でも、多少は描いているとはいえ、すべてのステータスがゼロなのが現状。
デッサンを描く。人物を描く。「Illustrator」の使い方を知る。
それを僕は同時に進めようとしていた。
すべてをやらなくてはと抱え、その重さに動くことができないでいた。

そうだ、まずは何か一つに集中しよう。
そしてある程度まで経験を積んだら、次のことをすればいい。
そう気づいたとき、まずは何をしようかと考えた。
「Illustrator」を使っていても、デッサンをしていても気になっていたこと。
それが、人物を描けるようになることだった。

それが常にひっかかりとなっていたんじゃないだろうか。
だから、まずは人物を描けるようになろう。

そうして始まった人物画の練習。
とりあえずは顔の形をとるところから。
漫画家になりたいわけではないけれど、人物を描くには漫画を手本するのがいいかと思い、
漫画の描き方の本は持っていたので、それを見ながらの練習。
載せたのは最後に手本を見ずにオリジナルで描いてみたもの。
横顔とかあおりとか俯瞰も練習したけどとりあえず正面から。

まだまだこれからなイラストだけれど、これでも練習前ではこれは描けなかったと思う。