憩いの家西510

入院中の備忘録、記録、思い出として

癌は楽しい

2022-06-10 09:30:00 | 日記
入院5日目
今日は外来へ出向いての診察などの
予定がない日
今日無いってことは、週末もないだろうから、当分暇やな
朝食を済ませて、薬も飲んで
シャワーの予約時間まで少しあるので1階のファミマでブラックコーヒーを買ってエレベーターで10階へ
ここからの眺めはかなり良い
窓の外は晴天、今日も暑そう
このお日様の下警備の仕事をしている同僚たちの事を思うと
思わずほくそ笑む^_^

検査をしてもらったり、何かの処置をしてもらったりしたら
当然だけれどもお礼を言うことにしている
「どうもありがとう」
病院の中だけでなく、コンビニでもご飯屋さんでも必ず言う
「どうもありがとう」
「どうもありがとう美味しかった、又来ます」
本当に又来るかどうかは知らんけど、とりあえずそれは必ず言う
まぁ言うのはただやし、言われた方は怒る人や気を悪くする人はいない
頭の悪い僕なりの思いついたコミュニケーションの手段

病院でも言う
彼らが施してくださる何らかの処置は相応の訓練を積んだ後でないとできない事なんだろうと思うので、感謝も一入
そこで
「どうもありがとう、楽しかったです」
と、言うことにした
必ず言う、たまに忘れるけど
相手の反応は様々で
笑う人
驚く人
呆れる人笑
まぁ変な奴と思われている事と思うけれども、変な奴である事は間違いではないので構わない
合併症の検査で神経系統の検査に行った
腕のあちこちに軽い電気ショックを与えて、その伝わり方を調べるものらしい、何度も何度も電気が流れるので軽いとは言え、なかなか痛い
でも、終わって部屋を出る時
「どうもありがとうございました楽しかったです」と、挨拶した
楽しかったですか?
と、聞き返されたのには笑った
そんな事言う奴はいないんだろう
だがお世辞抜きにして、入院生活はなかなか楽しい、毎日ワクワクの連続だ。
癌になればこそこのワクワクが味わえるのであるから、癌になる事はそれほど悪い事ではない。
膀胱癌になるって本当に素敵だ

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