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ゾウ日記

~ふつうの日記・たまにゾウ~

第9話 象のヒミツその① ~耳~

2007-12-09 | ゾウ日記






ドーーーン

なんてイイ画だ




この大きな耳は、体温を下げる為に役に立っているのだ

耳にはたくさん血管が集まっている。
広い面積で空気と触れているから、耳の下を通る血液をつうじて、熱を空気中に逃がす。

よく、耳をバッサバッサと動かしているのは、なるべくたくさんの空気に触れて熱をいっぱい逃がすためなのです!
















みんなの声:「へぇ~すごいな~
        「ゾウ日記、役に立つ








                        次回 象のヒミツその②

第8話 象の一日

2007-11-21 | ゾウ日記









はー

先日のCaravanのライブの余韻と、衣裳室お食事会の思い出し笑いで過ぎた10日間

ゾウ日記は久しぶり






ゾウ日記はまだかと苦情が殺到
ゾウ日記、人気だなぁ  うそをついている






野生のゾウの暮らしは、意外と資料が少ない。

前に、TSUTAYAでアフリカゾウの暮らしを最新のカメラで撮影したドキュメントを借りてきて観たことがある。
2泊3日の間に何回観たかわからん(笑)
あれはすごかった
オス同士の決闘は、ド迫力
ゾウのフンに変装(?)したカメラをゾウが見つけ、鼻で持ち上げて、
史上初・ゾウによる撮影も行われた

すごすぎる





朝、目覚めたゾウは水を飲みに行く
そして水浴び。

食事は毎日20~30キロも歩きながら、一日に200~300キロもの植物を摂取するんだ
ゾウを飼うことになったら毎日の餌代で大赤字だな
よし。森で飼おう


というわけでゾウは起きている間のほとんどを食事にあてている
食べるのは、木の葉・木の幹の皮・草・竹・サトウキビ・バナナやパイナップルなどの果物など。

移動の時は以前にも説明したとうり、メスのリーダーに従い
水やごはんのある場所へ向かう。

水場は大好き

水浴びや泥浴びを楽しむ他に、他の群れと合流する場でもある
群れどうしが何十頭も集まっていっせいに餌をあさるので
他の動物が割り込んできてもあんまり気にしないが
ライオンやトラは容赦なく追っ払う

サイは頑固で食べ物の好みが一緒なので嫌いみたい



夜になると移動をやめ、みんなで眠る
だいたい4時間くらいといわれている。
大人のゾウはあんまりぐっすり眠らないけど、子ゾウはみんなに見守られているから
ゴロンと横になってぐっすり眠る




うわーもう12時だ 私ももう寝よう、Caravan聴きながら






                          次回 象のヒミツその①




第7話 象の見分け方 ②

2007-10-30 | ゾウ日記





みんなはやったことあるかっ
あるわけないね

もちろん私もないね




野生のゾウの背の高さは、足跡で調べられるのだ

普通、前足の一番下の太い部分にロープなどを巻いて、2周させる。
2周目のおわりのところを指で押さえて、ロープをはずす。
指で押さえたところまでの長さがゾウの背の高さになる。

これを利用して、足跡から体の大きさを調べる事ができるのだ


やってみたいなぁ


やってみたいなぁ~



あとね、ゾウの耳
耳の上の方の端がくるくる丸まっていればいるほど、じいさん・ばあさん




そして、背中にぱやぱやな毛が生えているのはまだ子ども

2004.9 sawaddeeと。
(ちょっとこの写真じゃ背中のぱやぱや分からないね)



大人になると、ぱやぱやな毛はほとんど頭だけになるのサ

2004.9 sawaddee撮影











ゾウ飼いたいなー





                     次回 象の一日


第6話 象の見分けかた①

2007-10-15 | ゾウ日記




私達は今、ある大計画を企てている。


実現したその時は、どさくさに紛れて

いろんなゾウに会おうと、ひそかにたくらんでいるニヤリ



このゾウ日記を見てくれた人達も、どこかの地でゾウに会った時
「この地域のゾウは○○ゾウだな

と、このゾウ日記が役に立てれば嬉しいな







ゾウの種類

ゾウは、大きく分けると、アフリカゾウアジアゾウマルミミゾウに分けられる。

アフリカゾウの中で「サバンナゾウ」と「マルミミゾウ」に分かれていたんだけど
最近マルミミゾウはまた別の種類という事が分かったんだって


アジアゾウは、住んでいる場所や特徴によって更に細かく分かれる。
   「インドゾウ」 ←インドからマレー半島にいる。
   「マレーゾウ」 ←マレー半島にいる。
   「ボルネオゾウ」←マレーシアからインドネシアにいる。
   「セイロンゾウ」←スリランカにいる。


ゾウの見分け

     
          ※扶桑社 柳楽優弥のきみもゾウ使いになれる! より

【全長】    6~7.5m          5~6.5m
【体高】    2.5~3.5m         2~3m
【体重】    平均5t            平均4t
【胴回り】   4~5m            4~4.5m
【頭の形】   コブがひとつ         コブがふたつ
【キバ】   オス・メスともに大きい    だいたいオスのみ
【耳】     大きく三角っぽい      小さく四角っぽい


いちばんわかるのは頭の形と、あと胴回りが、横から見たら
アフリカゾウは背中の真ん中がくぼんでいるけど、
アジアゾウはタルみたいな形だっていうところだね



今回気がついた自分がいつもゾウの絵を描く時、アフリカゾウな気がする


続きはまたこんど…

                
                    次回 象の見分けかた②




第5話 象のコミュニケーション②

2007-10-08 | ゾウ日記






ゾウは、群れをつくって生活をしている

群れの数は、5~10頭くらいが多い。

リーダーはオスじゃないのだ~ 年をとったメスなんだよ

オスは、大人になると群れから離れて一頭で暮らす事が多いから、

群れはメスと子どものオスだけ。

リーダーのゾウは、低周波音を使って遠くの群れと情報交換をし、

自分たちが今どのへんにいるのか、水やごはんの場所もちゃんと知っている

群れは、いつもコゾウを守っている

移動の時はお母さんとコゾウが真ん中、外側に若いオスがいて、

コゾウたちを守るようになっている。




大変なのは水浴びの時

コゾウは水場から上がる時、泥に足をとられてもがいてしまう事がよくある

そんな時は、お母さんや群れの仲間が、みんなで助けてあげるんだ

後ろから鼻で押してあげたり、

泥で不安定になっているところを足で踏み固めてスロープを作ってあげたり、

上から自分の鼻をコゾウの鼻に巻きつけて引っ張ってあげたり、

みんなで協力して助けます

怪我や病気をしたゾウがいたら、鼻で撫でてあげたりする。





わたしはそんなゾウの家族が大好きです






                     次回  象の見分けかた①