<プロフィール>
妻 39歳 専業主婦
会社員の夫、子ども 1人
<ご相談内容>
昨年、妻がアカウント型(3年ごと利差配当付利率変動型積立終身保険)の保険に加入。
特約の保険期間が10年なので、更新ごとに保険料がかなりアップするのでは、と心配なられてご相談にみえました。
<お客さまの課題>
夫が加入していた保険会社にすすめられるままに契約してしまったことが問題でした。
保障の仕組みや内容、将来の保険料について、一通りの説明を受けたものの、必要な保障の種類や保障額はいくらで、どんな目的で加入するのかが明確になっていませんでした。
<アドバイスとその結果>
アカウント型保険は、積立部分と保障部分が分けてあり、ライフサイクルに合わせて保障部分の見直しができるというのが特徴です。
一般的に高額の死亡保障特約がついており、この奥様の場合も死亡保障の総額3,000万円ありました。
専業主婦(お客様は当面就業予定なし)の基本的な保障は、200~500万円程度の死亡整理金+医療保障です。一生涯の保障額は一定しているため、ライフイベントに応じて増減できるアカウント型にあえてする必要はありません。
つまり、このお客様にとっては適正な保障ではないということになります。
ご相談の結果、死亡保障は200万円の定期保険(保険期間は80歳)と日額10,000円の終身医療保険になりました。
また、年金生活に入ってからの保険料の支払い負担を避けるため、医療保険は65歳払済みにしました。それでも現在の保険料より少し安くなりました。
来年住宅購入の予定があること、実家が遠いので入院した場合のことを考え、医療保障重視にし、死亡保障は終身にせず、保険料負担の少ない定期保険に決められました。
さらに決め手は、支払い中保険料が上がらないという点です。現在の保障では10年ごとに保険料の上昇が見込まれます。結果家計に優しい保険となりました。
<お客様の感想>
保険料が安くなった上に、必要な医療保障を充実できて安心しました。
保険料が変わらず、支払いも65歳で終るのが嬉しいです。