ルリタテハの蛹と幼虫を保護しました
その経緯について載せたいと思います
10月10日
ルリタテハの幼虫を見つけました!
庭の百合の葉っぱに、8匹いました。
ここで生まれ育った兄弟かもしれません💡
1匹は脱皮したてでしょうか?
側には毛むくじゃらの衣服が脱ぎ捨ててありました。
幼虫は、細かい黄色のトゲで覆われています。
一見すると、毒ガの幼虫にも見えますね!?
誤って家族に処分されないように、急いで看板を作りました😓💦
※念のため、無毒のメッセージも書きました。
(鳥や他の昆虫からは この姿で身を守れるものの、人間からはドクガと間違えられて処分される危険性もありますね😵
幼虫の大きな賭けです)
10月17日
あれから1週間たちました。
4~5センチ程まで成長し、独特の模様が現れてきました💡
終齢幼虫かもしれません。
10月25日
さらに9日後。
1匹の終齢幼虫が「し」の形になり、静止していました。
そろそろ蛹化が近いのでしょうか(*_*)
百合の葉っぱには、たくさんのフンが(^艸^)
地面にも。
食欲旺盛ですね!数を数えると8匹。無事成長しているようです(^ー^)
10月27日
19:42
「し」になって2日後。
15時過ぎに確認したときは変化なしでしたが、夜に様子を見に行くと蛹になっていました!
暗がりでライトを当てながらの撮影です^^;
蛹になる瞬間をこの目で見たかった(;>_<;)
側には脱ぎ捨てたと思われる、白い毛むくじゃらの物体が落ちてました💡
10月28日:保護(蛹)
翌日、お昼前に蛹の様子を見に行くと…
何と、蛹に小アリ2匹がついていました😐
もしかして襲われているのかも💦
人によっては自然の摂理と、そのままにしておく人もいるようですが…
私は割り切れず、急いで葉っぱをカットして羽化まで観察を兼ねて保護することにしました。
「ルリタテハの観察は初」になります。
さて…葉っぱごと採ってきたものの、どうすべきか…🌿
紙を円錐形にして蛹を入れる方法もあるようですが、蛹の一部が隠れ全体を観察できなくなり、何よりも蛹が葉っぱにへばりついているため外すのも躊躇ってしまう…。
色々悩み……………
大きな角串に葉っぱをヒモで結びつけて水槽につるす事にしました💡
【準備したもの】
水槽ほか
●つづりヒモ
●角串40センチ
●剪定バサミ
角串の尖った部分を、剪定バサミでカット✂️
そして水槽の縁にある凹部分に、はめ込みました。
(水槽がない場合、飼育ケースの縁に割りばしを置きテープで止めてもいいかもしれません)
蛹に当たらないよう注意して葉っぱを角串に巻きつけ、つづりヒモで結びつけました。
蛹の様子です。
2つの角が「猫の耳」みたい(*^^)
横から見た感じです。
初めて見たので、ワクワクしました!
観察後は、このように上から不織布をかぶせてテープで止めました。
情報によると、蛹〜羽化までの期間は10日前後らしいです💡
11月2日:保護(幼虫)
庭にいるルリタテハの幼虫たちの様子を見に行くと、昨日までいた7匹が4匹に減っていました!?
もしかすると…一気に3匹、鳥に食べられたのかもしれません。
この勢いだと全滅してしまう恐れも…。
そこで、ほかの幼虫たちも保護して羽化まで観察することにしました。
4匹の幼虫、無事 蛹になってくれるでしょうか。
ちなみに…
先日保護した蛹は、胸元に白いラメのようなものが現れました✨
11月2日:さらに1匹保護(幼虫)
鳥に食べられたと諦めていた3匹のうち、1匹が見つかりました!
幼虫たちがいた百合の隣にあるシュウカイドウの茂みに「J」の形で付着し、前蛹になっていました。
しかし「寄生蜂」と思われる2ミリ程の小さな昆虫も側にいました。
こちらも保護を兼ねて、飼育することにしました。
すでに寄生蜂に卵を産みつけられている可能性も考え、他の4匹に影響がないよう別のケースに入れることに。
少し体が黒ずんで見えますが…😰
大丈夫でしょうか…。
不安ですが様子を見守っていきます🙏🏻
●ルリタテハの記事