Lady Fuku

三毛美猫「ふく」
はちわれ猫「ちこ」
サバトラ猫「マーヤ」の成長日記

「ジャンゴ 繋がれざる者」「愛、アムール」

2013-03-10 21:19:44 | 映画・本・アート
今日は暑いですね。


妻です。
今日の昼すぎ、映画館に向かったのですが、
地下鉄を出たら街がもやに霞み、まるで異世界。
黄砂ではなく、大気がかすんで霧のように見える「煙霧(えんむ)」という現象らしいですが。。。
映画「ミスト」みたいで怖かったです。


そんなことも、ふくちこには関係ないお話。

ふくちゃんのでっかい手。


ついツンツンしたくなる。



ふく姐さん、わたしもツンツンします!
笑止!!



??ふく姐さんがいません。
うんしょ うんしょ



うんしょ うんしょ



えっ・・・ふくちゃん何その技
「ちこに見えないように完璧に隠れてやったわ」



白土三平の漫画の忍びか。



上下逆にしてみると不思議な写真。
トランプみたい。。。



昨日今日と映画観て来ました。


タランティーノの新作「ジャンゴ 繋がれざる者」
165分とちと長過ぎですが、やっぱり大好き!タランティーノ作品。
全編、黒人差別に対する怒りが爆発してる映画で、
クリストフ・ヴァルツ演じる最強の歯医者(で賞金稼ぎ)のキャラクターが最高です。


この歯医者さんが乗ってる馬車が可愛い。
治療を行うデンタル・ワゴンで、てっぺんに大きな歯の模型がついているのです。


悪役はディカプリオ。
極悪非道で最低最悪な農場主を楽しそうに演じてました。
最低な男なんだけど、ディカプリオが演じると、とっても華やか。


とにかく、ヴァルツさんとディカプリオが出てるシーンは楽しいですよ・・・
バイオレンスはちょっとでも無理!という方以外にはおすすめです。



そして映画賞総なめの「愛、アムール」


ミヒャエル・ハネケ監督の映画は、いつも怖い、しんどい、重い、でも面白い!!
ので「ああいやだいやだ」と思いつつ観てしまうのです・・・

元音楽教師の老夫婦。
妻がある日病に罹り、夫の献身的な介護の日々が始まる・・・という内容なのですが、
冒頭で、まずこの夫婦の結末がどうなるかを見せるので、
「どうやってあのラストを迎えるのか?」というのが映画の推進力になるわけです。
水道の水音、雨音、色々な生活音が終始不穏な緊張感をもって、観客をぐったりさせます。
これ、夫と観に行けばよかったな・・・お互いどんな感想をもったか語り合えたのに。
「夫婦愛でお涙ちょうだい」という映画ではないです、描いていることが現実的でとても厳しいので。
(なにせ監督ハネケだしな・・・)
でも観終わると、題名は「アムール」以外ありえない、と思えてくる、そんな映画です。






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