マーヤのこだわり

マーヤの棒なのー！！

ちょ、アンタいつのまに！

それどこから！？

妻です。

ブランケットの洗濯で居間と寝室を行ったり来たりしていたら、

マーヤがフンガフンガと何かで遊んでいます。

いや…遊んでるというか…

それ、例の押し込み棒やん。

以前、ソファカバーのあいだに入れる棒をマーヤにボロボロにされたことがありまして、それ以来クローゼットに仕舞い込んでいたのですが…

さては今朝開けたときに転がり出たな…

返しなさい、マーヤ！

マーヤのなのおぉぉ

こいつめ！こいつめ！

わ、わかったからちょっと落ち着け。

マ…マーヤの…

そんなこの世の終わりみたいな顔されても。

だいたい何でこれがそんなに気になるのさ。

ママすぁん、何が気になるかは猫それぞれですよ

じーー

アンタは画鋲気にしすぎだから。

ふてくされマーヤ

プンスコ

棒を取りあげたりして悪かったよ。

替わりに別のおもちゃあげるから。

・・・・

・・・・

 

ベエ…  ギュウ

あ、気に入ったんだね。

試しに取り上げようとすると

マーヤのなのおぉ

正確にはあたしのペットよ。名前はテト。