Lady Fuku

三毛美猫「ふく」
はちわれ猫「ちこ」
サバトラ猫「マーヤ」の成長日記

天使の分け前

2013-04-15 23:09:41 | 映画・本・アート
ひなたぼっこふく。



やっとちゃんと暖かくなってきたわね。



昼寝がはかどるわ。


妻です。
本日、妹が女の子を無事出産致しました\(^▽^)/
私と同じ4月生まれです。
妹に似て?元気で食欲も旺盛だそうです☆





昨日、夫と銀座をぶらぶらして来ました。

銀座に行ったら必ず寄る伊東屋は、ただいま建て替え中。
仮店舗で可愛いカードが売っていたので思わず買ってしまいました。



どこかで見た顔が。




♪貴様と俺とは同期の桜




ふく姐さんのばかー!
なによ、あんた生意気!




ふごーふごー
添い寝します。




ママさん、何ひとり遊びしているのですか。いい年こいて。

「ちびちこ」ちゃんだよ。




伊東屋の後、5月いっぱいで閉館の銀座テアトルシネマのクロージング映画、
『天使の分け前』を観て来ました。



最も愛する監督のひとり、ケン・ローチ御大の最新作。
77歳にして過去最大のヒット作らしいです。

スコッチウイスキーの故郷・スコットランドを舞台に、
どん底の生活をおくり、トラブルばかり起こしている青年が、
ウイスキーと出会ったことにより人生の一発逆転を起こすヒューマン・コメディです。

これまでも、ケン・ローチ監督は
教育もまともに受けてない、就職口もない、不況に苦しみ人生に活路を見いだせない若者を撮ってきました。
父親世代からずっと続く確執が、主人公の世代にも影響して、
負の連鎖になっているわけです。
でも中には力になってチャンスを与えてくれる人もいる。
ウイスキーが熟成する過程で年2%ずつ減っていくその減少分を“天使の分け前”といいますが、
人生における“天使の分け前”って何だろう、と考えさせられる映画です。
ラストはすごく爽やかな気分に。主人公の成長具合(笑)も嘘くさく無く良い感じ。

そしてこの映画、すっごく「ウイスキー飲みてえ!」となる映画(笑)
洋酒が好きな夫はプルプルしていました。
帰宅後、夫が10年程前にプレゼントされて大事にとっておいた、ロイヤルサルート21年(赤・旧瓶)を、
「いつ呑むか?今でしょ!」と勢いで開栓することに。
ドキドキしながらフタを回すと・・・
コルク栓がぼろぼろになっており、いっぱい瓶の中に落ちたーーー!!
これ、長い間とっておいたらいけないやつだったのでは。
一所懸命コルク屑をスプーンで掬って(泣)
フンガフンガと馥郁たるウイスキーの香りと味を楽しみましたよ。
ちっとも優雅じゃない・・・



あたしにもちょうだい。

ふくにはまたたびあげる。












コメント
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