絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

花子とアン

2014年09月04日 | 絵本で子育て
ここ二日、視聴ができている、花アン。

家族の目の前で、憲兵に連行された、龍一が心配でした。
そのお家で、ラジオの前で神妙な面持ちで、
花子おばさんの声を聞いている息子、純平くんの姿には

私は親の気持ちになってしまいます。痛々しくて。

兵隊さんが、誉れの凱旋ができるよう、お勉強して待ちましょう、なんて…
純真な心に何を吹き込むの、今すぐに止めて!と、
蓮子さんと同じことを思いました。

花子さんは
もうすぐ来る大きな波に、立ち向かっていったりしたら
大切な家族さえ守れなくなってしまう、と言いました。

大多数の人がこう考えたから、大波は大波になったんじゃないのかしら。

ほんとうに平和を希求しているのに
孤立してしまう。
音をたてて切れたのは、蓮子さんの、花ちゃんへの気持ち。

この時の蓮子のことばで、次の回も始まった。

わたくしは時代の波に平伏したりなんかしない。
世の中がどこへ向かおうと、言いたいことを言い
書きたいことを書くわ。
あなたのように卑怯な生き方はしたくないの。

純平くんは、士官学校へ入りたかった。
お父さまのせいで進学を断念したと、辛そうにしていた。
父・龍一の声も、私の気持ち!

人を殺すために、戦地で無駄死にさせるためにお前を育てたんでは、ない!!

現実とドラマが、重なります。
「ペン部隊」なる勇ましい知的女性たちが、大盛り上がりしている。
その番組が終わると

ニュースは内閣改造一色。
女性閣僚たちは、ドラマの中の作家先生と取り巻きにソックリなんです。。。

怖い時代が来ています。
大波は人が作るんです。自然現象じゃないのなら。

「赤毛のアン」の物語は、この流れからどうやって生まれるのでしょうか?
大波に翻弄された後にでしょうね。
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