絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

夢屋書店さんおはなし会(毎月第1日曜/土曜)

2014年09月07日 | 絵本で子育て


グリム童話は、子どもをとても引きつけます。
おとなだって、引き込まれます。
こども向けに書きかえられたものも多いけれど、
できるだけ、原作に忠実なものを選びたいです。
誰でも知っているかもしれないお話だからこそ、本当のものを。

「ブレーメンのおんがくたい」 福音館書店
絵:ハンス・フィッシャー 訳:せた ていじ

初版1964年 古くから読み継がれる本なのに
古くさくない、絵はなんだかおしゃれっぽいパリな感じ…と思ったら、
フィッシャーさんは、スイス、ジュネーブの芸術学校であの有名な、パウル・クレーから教えを受けたそうです。クレーは私が心惹かれる画家さんだもの、この本にも目が留まるわけなのね。

訳者は児童文学者の瀬田さん、この方の日本語は本当に味わいがあって美しい。少したっぷりめの文章量、でも心地よく響いて飽きません。

きょうも5歳くらいの子が、よくききました。

幼い頃からこのように、いろいろな表現のことばの海で、ゆたかに泳いでゆけますように。
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