写真投稿アプリが
○年前の画像、って知らせて出してきてくれると
不意にその思い出が蘇ります。
2年前、家族で四万温泉へ行ったとき。
甌穴のほとりで、皆でしばらく見とれて
時を過ごしました。
2年前、2月に夫が白血病に。
闘病を経て、7月に退院。
その夏と秋に三度、旅行しました。
温泉でゆったりした後の甌穴
深い水底から湧き上がるような流れ、
その音、揺らぎは
わたしたちの心の中の
災禍の傷痕を優しく洗ってくれました。
青い川辺を歩くと
わたしの手に妖精がやってきました。
そっと、なにかを囁いてくれたと思います。
私自身は、
この秋ころ、体調に変化が起きていたのでした。
まさか、自分がその後、
ガンになるなんて思いもしていませんでしたが…
自然の美しさに圧倒されていたとき、
この世とあの世の境目に、もしかしたら
触れていたのかもしれませんね。
青い水壺
木立のなかの四万ブルーをみていたら
『妖精のめ牛』というお話、
絵本が思い浮かびました。
ケルトの民話由来のお話です。
また、後日そのことを書きますね。